こんばんは。高岡氏です。
前日4/9は私の誕生日です。25歳になりました。
四捨五入したら30ですよ…。信じられません。
会社人になってから本当に時間の経つのが早いです。このままつまらない会社人にならないように頑張らないといけませんね。
さて、例のアレのお陰でGWの旅行も取りやめることにしました。三江線の廃線跡を歩く旅をやりたかったのですが、さすがに今の時期に地方へ行くのはまずいですからね。
ここしばらくは大きな旅行が出来なくなるので、以前に私が行った旅を振り返っていこうと思います。今回は、今年3/20~の山口・広島の旅です。
既に例のアレの自粛ムードが漂っている中でしたが、空港には大勢の客がいました。今思うと、これって「コ○ナ疎開」というやつだったんでしょうか。でもこの頃って「自粛疲れ」なんて言われてましたし、単なる旅行客の可能性の方が高かったかもしれません。
ちなみに飛行機を選んだ理由ですが、
・早割で安く行ける&マイル貯め(ちなみにJAL)
・山陽新幹線をあまり使いたくない
といった所です。山陽新幹線はトンネルが多く、位置情報が狂うので駅メモには不向きなんですよね(Android勢だけ?)。駅メモラーとしての私が最も嫌うのは、チェックイン出来るはずの駅にチェックイン出来ないことです。
さて、山口宇部空港に到着した後は、宇部線で新山口へ向かうことにしました。目的地とは反対方向なのですが、ちょうど電車の接続が悪かったです。
さて、今回の目的地に行く前に、小野田駅での乗り換えが2時間あったので、
「接続が悪いなら、隣の駅まで歩けばいいじゃない」
の精神で、小野田駅の一つ隣の駅、目出(めで)駅にやって来ました。
とてもいい雰囲気の駅なのですが、それよりも注目してほしいのが、この車両にパンタグラフがついていることです。私、結構色々なところで鉄道に乗ってきたのですが(その割にあんまり詳しくないけど)、1両編成の電車、っていうのは路面電車以外では見たことありません。中国地方のローカル線といえば、
こいつや、
こいつが
我が物顔で走っているイメージですが、これらはどちらも気動車です。そもそも2時間も乗り換え待ちをするような所って、大抵電化されていない場合が多いのですが、ここは電化されています。かつての栄華の名残でしょうか。
目出駅に着いてしばらくすると、宇部新川行きの電車が来たので、それに乗り雀田駅へ向かいました。さて、ここまで来ればもうお分かりでしょう。今回の目的地は、
です。ここは鉄道ファンにとっては密かに人気のスポットです。というのも、雀田駅の時刻表を確認してみると、
長門本山方面の列車は、朝6時台と7時台に1本ずつの後は、なんと18時台まで来ないのです。時間的には、ほぼ通勤・通学専用列車という扱いです。このようなダイヤは、他にはJR西日本の和田岬線、JR東日本の鶴見線大川支線が有名ですが、訪問難易度でいえば、この本山支線が最も高いでしょう。私も、ここを訪れるのに、駅メモを始めてから4年かかりました。というのも、駅メモを始めたばかりのときに小野田線は一度乗りに来ているのですが、そのときは浜河内のみにアクセスし、長門本山は残していたのです。そのときはまだレーダーでのアクセスが出来ませんでした。ということで、今回の訪問は4年越しのリベンジ、ということになります。
さて、この雀田駅を訪れたのが14時10分ごろ。
まさか4時間もここで待つのか?いえ、そんなことはしません。
「接続が悪いなら、隣の駅まで歩けばいいじゃない」
というわけで、長門本山駅まで歩いて行きました。実は、雀田駅~長門本山駅は距離にして2.3kmしかありません。(参照: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%B7%9A )
普通に歩けば1時間もかからないので、歩いて行きましょう。
いざ、雀田駅から長門本山駅へ歩を進めると、早速立派な建物が見えてきました。
門へと歩み寄ると…
見づらいですが「山口東京理科大学」と書かれています。
先日、『茨城空港が海外向けに「Tokyo」の愛称を冠することを検討している』というニュースが、にわかに界隈をざわつかせましたが、一応関東地方の茨城でさえ、東京を名乗るのはどうなんだと騒がれているというのに、本州の西端である山口の大学が「東京」とは。
元は東京理科大学が管理していた私立大学でしたが、現在は山口県が管理する公立大学となっています。別にそれが理由で現在の名前になったわけではないようですが。話が逸れるのでここまでにしておきましょう。
しばらく歩くと途中の浜河内駅に到着。ここも当然1日3往復しか止まりません。
ちなみに雀田駅からは20分程度の距離でした。そしてそこから30分程度歩くと、ついに長門本山駅到着です。
さて、長門本山駅に着いたのが15時ごろ。次の電車が18時半。なんとまだ3時間半もの待ち時間があります。ここまで来て、よもや本山支線に乗らずに帰る、という選択肢はあり得ないでしょう。というわけで、はじめまして称号の獲得も兼ねて周囲をうろつくことにするのでした。
~後半へ続く~