こんばんは。高岡氏です。
今回は、↓の記事の続きとなります。
前回、ついに念願だった長門本山駅に到達した私ですが、到着時間が15時ごろだったのに対し、次の長門本山駅発の電車は18時台。ここまで来て実乗しないわけにはいかず、約3時間後まで駅周辺で暇つぶしすることに…。
ということで、最初に向かったのがこちら。駅からは20分ほどの距離にあります。
歩き始めると、地元バスの停留所があったので見てみました。
「船木」という停留所がどこにあるかは分かりませんが、路線図を見る限り、そこに行くには基本的に小野田駅を経由していることが分かります。
気になる本数は、平日が17本/日、休日が10本/日ということで、これを見てもそこまでの秘境ではないということがお分かりいただけると思います。それにしても、JRの本数が3本/日であることを考えると、なんと5倍も違います。ここまで露骨に差がついていると、鉄道路線はもはやマニアの為に残されているのではないか、とも考えてしまいます。
さて、本山岬公園に着きました。
2枚目の写真は「くぐり岩」という名前で、タイミングが良ければこの穴から夕陽が見えるようです。鉄道での訪問でその光景を見ようと思ったら、日の入りが早い時期に来たほうが良さそうですね。
さて、海の次は山です。
まずは、右下の方にある「耳観音」という所に、耳の形をした岩があるということで行ってみましたが、勘違いをしていたのか、思っていたものと違ってがっかりしました。そこで少し登り道を進んでみると、画像の通り、いかつい名前の神社があったので、参拝してみることにしました。
鉄道旅の際、特に目的のないときは、私はよく神社やお寺に行きます。別に歴史・文化オタクというわけではないのですが、何かした気にはなれますからね。お賽銭を入れれば、地域貢献した気にもなれます。皆さんも、あまりにもド田舎の駅で特にやることが無いときは、近くの神社・お寺まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、山を10分ほど登ると…
こんな感じでした。いかつい名前の割に見た目は質素です。というかここまで来るのにめちゃくちゃ汗かきました。なんでこんな名前だけやたらいかつい神社に来るのにここまで疲れないといけないのか。実は自覚していないだけで、結構信心深いのかもしれません。御朱印なんてものを有難がっている内はモグリです。そこに神社があるから行く。救済の道はそこにあるのです。…金運上がらないかなあ。
さて、境内をうろついていると、気になる張り紙が。
いやお前それお供えじゃなくて三角コーナー扱いやん!
罰当たりな人もいたものです。ゴミはゴミ箱に捨てましょう。ていうか生ゴミは自宅で処理しましょう。
そうこうしている内に17時を回ったので、駅に向かうことにしました。といっても、長門本山駅ではなく、あえての浜河内駅です。浜河内を18時15分に発車する長門本山行きです。こうすることで、長門本山駅で折り返し列車にも乗ることが出来、本山支線の両方の駅から電車に乗ることが出来るという寸法です。
というわけで浜河内駅に到着して程なく、長門本山駅行きの電車が入線してきました。
浜河内ー長門本山をわざわざ一駅だけ乗ろうという客は私以外にはおらず、なんとなく優越感を持ちながら電車内へと侵入しました。
私の好きなこととして、「他に乗客が誰もいないような駅から乗る」ことがあります。乗り込んだ時の、「え、こんなところから乗るやついるの?」という他の乗客の好奇の目が好きなんですよね。この気持ち、分かってくれる方いらっしゃいますかね?
乗り込んだ車両には10人ほど乗客がいましたが、ほぼ鉄道オタクでした。おまけに、そこそこ名を知られた駅メモラーもいました。1両編成で、しかも浜河内から乗った唯一の客なので、顔バレしていたのではないでしょうか。…まあぶっちゃけ、私の駅メモ界隈での存在感なんてゼロなので、顔バレしたところで問題はありません。車内で他の駅メモラーに話しかけられた経験もありませんしね。正直、駅メモ界隈で有名になってもトラブルの種が増えるだけなので今ぐらいが丁度いいです。
さて、最初は徒歩で来た長門本山駅に、今度は鉄道で再訪問です。
降りた乗客達は、電車・駅の写真を撮って、そこいらを少しばかりうろついてから、再び同じ電車に乗り込んでゆきました。折り返しの宇部新川行きの発車まで20分程度しかないので仕方のないことですが、個人的には、盲腸線ですぐの折り返しというのはなるべく避けたいと思っています。せっかく訪れたのなら、何かしらその土地の見どころを見つけて帰りたい、それが人情です。
~今回の成果~
どちらの称号も獲得人数は2ケタ台。十分レアと言える称号でしょう。田舎駅の称号は、壁役がいるかいないかで全て決まります。今回はいてくれたのでラッキーでした。
あれ?最大の目的であるマスターオブ山口は?
ここが残っていました。2019年に錦川清流線に新しく誕生した駅です。これは行くしかない、というわけで、今回の宿・岩国に向けて出発するのでした。
ー小野田線編・おわりー
錦川清流線編に続く。
~おまけ~
調べてみたところ、どうやらこんなキャンペーンをやっていたようです。
https://shonenmagazine.com/special/gotobun47date
私、この作品を見たことはないのですが、人気作であることは知っていました。それにしても、こんな大規模な企画が出来るレベルの人気作とは思っていませんでしたが。とても可愛らしくていいポスターだと思います。最近は漫画・アニメ熱がすっかり冷めきってしまい、新しい作品に手をつけることが億劫になっていますが、萌豚の血自体はまだまだ燃え滾っているようです。
ではでは。