こんにちは。高岡氏です。
前回投稿から随分間が空いてしまいました。その間に弊社の在宅勤務期間も終了し、明日7/13(月)より普通に出社の毎日を送ることになります。といっても申請すれば継続することは可能なのですが、駅メモラーとしてはやはり移動のない毎日は寂しいので、私は出社を選択した次第です。
というわけで、前回は運休中の箱根登山鉄道「箱根湯本~強羅」間を完歩しました。
ここから先は実際の箱根駅伝と同じく(強羅駅は経由しませんが)、国道1号線を経由して芦ノ湖のゴール地点へと向かいます。
強羅駅と彫刻の森駅の間にある餃子センター。駅名標を模した可愛らしい看板が目印です。
彫刻の森駅から登り道を進み国道1号線に戻り、右方向に進みます。
見て分かるように、ここからまた登り道が続きます。
廃墟マニアが喜びそうな「箱根ホテル小涌園」跡。私もぜひ探検してみたいのですが残念ながら出入口は封鎖されています。有名観光地だと廃墟探検は難しいでしょうね。
さっきの箱根ホテル小涌園の場所、近くにユネッサンもあるためかそこまでは歩道が伸びているのですが、そこを過ぎれば早速歩道は無くなります。まあここを歩いていく人なんてそうそういませんしね。
なんて言っていると、反対側から老夫婦が歩いてきました。どこから歩いてきたのかは知りませんが元気な方もいたもんです。私ももし長生きすることがあれば、生涯歩いていられたらいいなーって思います。
上に挙げた地図に、小涌谷駅から国道1号線に通じる道が白線で記されていましたがここのことでしょうか。いったい誰がこんな道を使うんでしょうか・・・。周辺に民家はないのでほぼほぼ登山客に限定されるとは思います。
周辺のバス停。土日祝の日中の本数が多いところはまさに観光地ダイヤって感じですね。
犬の神様といえば、最近某Vtuberの動画をよく見るようになりました。Vtuber、というより最近の主流と化している生主系Vtuberに対してなんとなく食わず嫌いをしていたのですが、いざ見てみると可愛いんですよねこれが・・・。
我ながら男ってちょろい生き物だと思います・・・。
まだまだ登り坂は続くのですが、既に疲労困憊です。
歩いて進むだけでもかなり体力を使うというのに、こんなところを走って進む箱根のランナーは化け物ですね・・・。
記憶が正しければ、テレビ中継ではこの辺りで順位確認が行われているはずです。実際に歩いてみると、「ここで下り坂かあ」とホッとしたところでまたすぐ登り坂があるのが見えるので、結構精神的にキツい場所だろうなと思いました。
長距離徒歩をやっていて一つつらいところは、興味を持った観光スポットがあってもそこを見ていくだけの気力が無くなってしまいがちなところですね・・・。
実際ここに寄ったのも、右に見える椅子で休憩するためですし。私の体力不足を痛感しております。
こちらも5区名物の1つ。周囲の風景は木に封じられて全く見えないので、「あのスカイツリーより高い!」と言われても全くそんな実感はありません。
「曽我兄弟の墓」というバス停の近くにある史跡。1枚目の入口からして草ボーボーで、あまり整備されていないことが窺えますが、人が歩く音がしたので訪問者は普通にいる模様。
精進湖ではなく精進池。
この辺りまで来ると、私以外にもぽつぽつ徒歩マンが現れ始めました。
芦ノ湖まであと少しです。
恐らくこれも昨年の台風の爪痕でしょう。元は右のような石垣が建っていたのでしょうが、完全に破壊されて中の層が丸見えでした。
ついに芦ノ湖周辺に到着!・・・ですがフィニッシュ地点はまだ見当たりません。ここからさらに1kmほど進んだところにあります。
ちなみにこのときプロ野球の開幕カード第3戦が行われていたのですが、我らがカープはビジター3連勝のかかったハマスタで最終回に見事に逆転負け・・・。新外国人スコットが、先発したルーキー森下の初勝利を消すという非常に後味の悪いものでした。
歩きながら速報でカープの試合展開を確認していたので、フィニッシュ地点に着く前にこんな結果を見てしまい脱力・・・。
でももう少しなので最後の力を振り絞って歩きます。
沿道に観客が大勢いるシーンしか見たことがありませんでしたが、それがいなくなるとこんなに広々としているんですね。
そしてついに!
フィニッシュ地点到達!!!
時刻はこのとき17:06だったので、
およそ8時間かけて、
・箱根湯本~強羅間
・強羅~芦ノ湖フィニッシュ地点間
を歩き切りました。
■感想
さすが「天下の険」と歌われるだけのことはあり、非常にタフな歩行になりました。ゴール直後はあまりの疲労感にしばらく動けず。
また歩ききったら温泉に行こうと思っていたのですが、一番近い温泉はゴールしたあたりで営業が終了し、少し距離がある温泉についてはもはや歩く気力が湧かなかった始末・・・。体力面についても強化が必要だと痛感いたしました。
観光地ということで、全体的に交通量が多かったのも特徴。バスの運行頻度も高いので、ここを歩くor走るとなったら、十分周りに気をつける必要があります。
最後に、いい加減ケツ擦れの痛みがやばい。次回は何かしらの対策を打たないと・・・と思った次第。
~徒歩データまとめ~
ではでは。