こんにちは。高岡氏です。
8泊9日、北海道旅行編の第2弾となります。
前回(↓)は札幌に到着して、今回の主役「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」を購入しました。
【2日目:2020/8/23(日) 札幌→北海道医療大学】
さて前日に周遊パスを買ったわけですが、この日は使いません。
なぜならこの日の目的は、
ことだからです。
札沼線といえば、
・路線名の元ネタ駅(「沼」・・・石狩沼田駅)まで線路が繋がっていない状態が長く続いている(そのため「学園都市線」という愛称が実質的な路線名称となっている)
・コロナウイルス騒動によって廃線日が直前で前倒し。一部の地元住民に見送られただけでひっそり運行終了
などなど様々なネタ要素を数多く孕んだ路線として知られています。
今回はその廃線区間のうち、北海道医療大学 ~ 新十津川の徒歩全駅訪問を目指します。
北海道医療大学行きの出発まで時間があったため、とりあえず1つ前の石狩当別行きに乗って、駅を観察してみることに。
北海道医療大学~新十津川間が廃線となる前は3番線からディーゼルカーが出ていた記憶がありますが・・・。
当然のことながら、「新十津川」の行き先はありません。
新十津川行きの足元表示もあったんでしょうか?
15分ほど観察したところで北海道医療大学行きが到着。
廃止前は1番ホームに新十津川行きが停車していました。
現在はその先に車止めが設置されています。
駅名標は完全に新しいものに替えられています。
改札機は完全にIC専用となっていますが、きっぷを持っている場合は改札機横にあるきっぷ入れに入れてそのまま出場できます。
それはそうと、IC専用改札機しか無い駅というのは地味に珍しい気がします。東京都心の駅でも1つはきっぷを通せるタイプのものがありますからね。1つ前の石狩当別でもきっぷを通せるタイプでした。
駅舎から直接大学構内へ通じる通路がありますが、ウイルス騒動により閉鎖されてしまっています。医療大学ですから実習の授業があると思うんですが、どうしているんでしょうか。
・当別町~月形町
・月形町~浦臼町
という形で系統が分かれています。列車時代は石狩当別~浦臼が1日6往復でしたから、それよりは少し本数が多くなっています。浦臼~新十津川に関しては言わずもがな。
駅を出てすぐの踏切跡。怒涛の3連柵からは「絶対に立ち入らせない」というJR北海道の強い意志を感じます。
札沼線と並行する国道275号線。周囲には民家はまばらにしかありません。
札沼線沿線は、石狩川を挟んだ北と南とで全く雰囲気が違います。南側はまだ札幌市街地のベッドタウンの様相ですが、北側はザ・北海道の田舎町といっただだっ広い平地が広がる光景となります。
これぞ私が求めていた北海道!!!
今ごろ東京は30度後半の酷暑。立っているだけで即座に汗が噴き出してくるレベルの不快さですが、ここ北海道ではせいぜい20度前後。日差しが少し強いのが気になるところですが、今回はあらかじめ帽子を買っておいたので大丈夫なはず。
単純な私はこの時点で
「ああ~北海道住みて~~~!」
と浮かれ気分でした。
全く確認していなかったのですが、石狩金沢駅の入口は国道側ではなかったことに気づいたので引き返すことに。いきなり幸先の悪いスタートとなってしまいました。
でもこっちの道もいい雰囲気なので一瞬で好きになりました。
代行バスはこちらのほうを走っています。
石狩金沢駅の入口。
北海道医療大学からほど近い駅ではありますが、早速「JR北海道の田舎駅」という貫禄を発揮しています。
入口のすぐそこには、知る人ぞ知るという感じの温泉施設があったようですが、ウイルス騒動を受け札沼線と時を同じくして無期限の営業休止を決断したとのこと。
むしろこういうとこにもそれなりに人は来るんだなあ、という印象です。
JR北海道の閑散駅ではおなじみの、コンテナ車を改造した駅舎が特徴。すぐ隣の駅はオールIC専用自動改札が設置されているというのに、この格差は凄まじいですね・・・。
右には車が、駅舎の右の方にはリュックが置いてありますが、これらは工事関係者のものでした。彼らの手によって、いずれはこの駅舎も跡形もなく消えてしまうのでしょう。
駅舎は施錠されており、中に入ることは出来ません。
さすがに今年廃止されたばかりということもあり、ホームも健在です。
しかし、駅名標やその他標識の類はほぼ撤去されてしまっています。
踏切は真っ先に撤去されるイメージですが、割と残っていました。
ここもいずれ雑草まみれになってしまうんだろうなあ・・・。
しばらく進むと国道に合流。
先ほどまでの広い道はいつの間にか2車線になっていました。
こちらにある温泉は未だ営業中らしい。
別のブログによると乗り鉄の利用も結構あったようですが、廃線になってしまったのでこちらも怪しいところか・・・?
と思ったらいきなり立派な建物が。
ここの社員の中にも常連がいると考えると、先ほどの「ふくろふの湯」より少しはマシかもしれません。
でもこういうド田舎の旅館や温泉ってどこもギリギリでやってそうですから行けるうちに行っておくべきだと思います。
「コロナが落ち着いたら~」なんて呑気なことを言っていたら落ち着くころにはぺんぺん草も生えない状況になりかねません。
温泉の入口を飛ばした次の曲がり道がこの本中小屋駅への入口です。
やたら立派なロータリーがあるので、昔はそれなりに大きな駅であったことが窺えます。中小屋温泉も今より多くの人で賑わっていたのでしょうね。
なおこの駅は特に立入禁止の柵も無かったのでホームに入ってみました。
こちらも大抵のものは撤去されていますが、ここで待っていればまだ列車が来そうな雰囲気はあります。
ここの駅舎も当然施錠されていますが、中には除雪に使用していたと思われるシャベルや広告のようなものが放置されています。
現在時刻はもうすぐ10時ですが、新十津川まではまだ43kmもあります。
北海道医療大学に着いた時点で8時ごろだったので、もう少し早く宿を出ていればよかったなー、と後悔。まあ平地だし、峠越えのあった日田彦山線よりかはマシかな・・・。
ビデオ?グッズ?もしかしたらこれは・・・
おおお・・・!!!
エロ本自販機だ・・・。
今やコンビニですら満足にエロ本を置けない状況になっている現代ですが、かつては自販機で販売されていたとは・・・。「18歳未満購入禁止」と一応書いてはあるものの、この機械が現役だったときにそれを確かめる手段はあったのでしょうか?
夜中にこっそり起きだして、なけなしの小遣いを握りしめてまだ見ぬ秘境へ果敢に突撃していく・・・、ネットで何でも見ることが出来てしまう現代では味わえぬ「性」春がそこに確かにあったはずです。
一応この連絡先に書いてある「ONBA不動産」は現在でも営業しているようなので、
「俺がここに珍スポットを作ってやるぜ!」
という気概のある方は電話をかけてみてはいかがでしょうか。
北海道を移動していると本当にたくさんの廃校を見かけます。
中小屋駅入口。
駅前には郵便局と、とっくに廃業した商店があります。
石狩金沢駅から3駅続けてのコンテナ駅舎。いい加減飽きてきた・・・。
駅前ロータリーには謎の部品が転がっています。
さて、この駅で歩き続けて2時間になりますが、
ここまでの道のりにマ~ジで自動販売機がない。(エロ本自販機はあったけど・・・)
写真を見てもらえれば分かりますが日差しを遮る雲がないほどの快晴なので、気温以上に暑いし喉が渇きます。
もし私と同じ徒歩チャレンジをやる方がいるときは、事前に飲み物を最低2本は買っておくことをお勧めします。
何かの店の跡?
三色旗の色なのでもしかしたら某学会の集会所の跡かもしれません。
10時38分、月形町に入る。メロン食べたいなあ。
ここで地味に歩道が無くなってるのでつらい。
と思ったらすぐに歩道が復活したのでセーフ。
畑の中にレンガ造りの建物。ここだけ見るとなんかヨーロッパっぽいかも。
「おっ、カフェっぽい建物があった!?」
と思ったら名物の納豆を売っていました。さすがに今は要らない・・・。
月ヶ岡駅の入口。
月ヶ岡駅。
やっとコンテナ駅舎ではなくなりましたがそれ以上に・・・
自動販売機がある!!!
これが北海道医療大学駅を出てから最初の補給スポットです。
北海道の田舎町、自販機が本当に少ない。本州の田舎町ならまだ駅ごとに1つは置いてあるイメージですが、北海道のような人口希薄地域が続く場所では使う人もほとんどいないのでしょう。
ログハウス風の駅舎内には、月形町の特産品などを売っているお店があるはずなのですが、なぜか営業していませんでした。
4月18日時点でまだ生存していたことを確認しましたが、もしかしたら廃止と同時に閉業してしまったのかもしれません。
乗り鉄はいなくなりましたが、私の他にもライダーカップルやドライブ中の老紳士などが数人いたので需要が無くなるわけではないと思いますが・・・。
月ヶ岡駅
— ふじら (@_f9) 2020年4月18日
マンマルーナ、これからも続けて欲しいです。 pic.twitter.com/fwTqNyxN6v
(※ツイートを拝借させていただきました)
こちらは砂利ではなくコンクリート製のホームとなっています。
自販機でサイダーを1本購入。昼にさしかかり日差しが強くなってくる中、買ったばかりの飲み物を摂取するのは至福の時間。町の中心である石狩月形駅までそこまで離れていないので、とりあえずこの1本でいいか・・・。
道路状況を伝える表示にもウポポイの宣伝が。北海道知事のコロナ会見で、画面全体に「ウポポイ」の文字が溢れかえる光景は強烈でしたが、道内でも本当にあちこちで宣伝されているのを見ました。
Twitterでは何やらよくない評判を見かけることもあったので、その真相を確かめるべくこの旅程にウポポイの訪問も組み込んでいます。
一番上は普通のお墓で、残りの3枚は月形町に存在した「樺戸監獄」関係者のお墓です。北海道の監獄といえば網走監獄は観光地として有名ですが、実はこの樺戸監獄の方が本体で、網走監獄は「分監」扱いでした。
町内中心部の月形樺戸博物館で当時の様子を知ることが出来るようなので、次回来ることがあれば立ち寄ってみようと思います。
ところで、この辺りの住民より墓の数の方が多いんじゃないか・・・?
北海道で暮らすのはそんなに簡単なことではありません・・・。
知来乙駅に到着。
こちらもコンテナ駅舎ではなく、普通の小屋タイプの待合室となっています。
そしてなぜか施錠されていなかったので、中に入ることができました。
中に入るとまず飛び込んでくるのはじんわりとしたアンモニア臭。
原因は写真を見てもらえると分かるのですが、小屋の後ろに出っ張った場所があり、それがトイレだからです。さすがにドアを1枚隔ててはいるものの、全くもって頼りない・・・。
これがトイレならば「まあトイレだしこんなもんだな」という気分になるのですが、トイレ以外でトイレ臭がするというのは当然不快なものです。
駅スタンプ(ゴルフボール)。
以前は手製のオリジナルスタンプがあったようですが、一度紛失→返還を経て、今はゴルフボールと化してしまいました。本体はどこへ・・・。
月形町の中心地にやってきました。石狩月形駅はもうすぐそこです。
ちなみに3枚目の「Aコープつきがた」でお昼を調達しようと思ったら定休日。日曜日が定休のスーパーってどうなんだ・・・?
といっても地味にセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3つが近くに存在するコンビニ激戦区なのであまり問題はありません。でもどうせならセコマで昼ごはんにしたかったけど・・・。
石狩月形駅に到着。左に停まっているのは岩見沢行きのバスです。
このバスで岩見沢まで行けば、だいたい2時間程度で札幌まで行くことができます。
中には広めの待合室もあります。
エアコンの電源が入っていれば最高だったのですが。
おっ、寄せ書きがありますね。
性格の悪い私は、こういうのを見るとまず香ばしい書き込みを探してしまいます。
残念ながら(?)概ね平和だったのですが、下の方にありましたねえ。
とりあえず私から1つだけ言えるのは、
「『沿線住民の気持ちが~』と言うけど沿線住民に全然乗ってもらえず廃止せざるを得なくなったJR北海道の気持ちはどうなるんだ???」
1日1本なんて実質廃線も同然の状態で走らせていたんですから、ラストランまでに飽きるほど乗っておけばよかったんですよ。
駅構内はこんな感じ。
奥の方に見えるローソンで昼食。
北海道限定のザンギバーガーを売ってたので、せめてもの北海道成分を補充。
ここまでずっと国道に沿ってきた札沼線ですが、ここだけ大きく外れることになります。
ここに寄っていたら新十津川まで行けるかどうか怪しくなってしまうのですが、全駅訪問する以上避けては通れません。
午後2時時点で新十津川まで30km。
正直かなり厳しいペースです。またここに来て日差しがきついのなんの・・・。
北海道の日差しを舐めくさっていた私は半ズボンにタイツも履かずに来てしまったため、脚がまあ熱いです。これは後遺症がきつそうだ・・・。
今思えば9日間もある北海道旅行の2日目にこんなことをしているのはなかなかの命知らずかもしれません。
網走では、バスで博物館網走監獄に行こうとして網走刑務所で降りてしまう人がちょくちょくいるらしいですね。
北海道といえば、このドライブインを目当てにしているマニアもいるのではないでしょうか。現在では営業している店舗を見つけるのも難しくなってしまっているようです。
こちらのドライブインも例に漏れず閉店していました。
写真では人はいるものの、ドライブのトイレ休憩に立ち寄っただけっぽい感じです。写真を撮っていたら変な目で見られました(笑)
駅の入口案内は撤去されていませんでした。
うげえ・・・ここを登らないといけないの・・・。
これまでも大抵何もないところを走ってきた札沼線廃線区間ですが、ここはさらに何もありません。
「なんでこんなところに駅作ったの?」と訊きたくなるレベルですが、wiki先生によるとこんな有様でも元は請願駅だったらしい。
ページ内の航空写真を見ると1976年の時点で既に周りが畑だらけだったようなので、この駅の栄華は本当に短かったようです。
知来乙駅に続き、なんとここも駅舎が施錠されていませんでした。
ドアを見るに元々カギがついていなかったのでしょう。ということでちょっと中で休憩するか・・・。
ドアを開けて中に入った瞬間。熱気が全身に降りかかります。
思わず「うげっ!」と声に出してしまうレベルの不快さ。
おまけに手入れなんて碌にされていないためか、生きているのか死んでいるのかも分からない虫がうようよ。さらにさらにじんわりとしたアンモニア臭まで・・・。
ここは地獄だ。
それもそのはず、待合室内は温度・湿度共に東京並み。
せっかく北海道に来てまで東京の不快な天気を味わうなんて馬鹿げています。が、裏を返せば、道民はここに来れば手軽に本州の暑さを体験することができます。
といっても近年は札幌でも30℃後半、なんてのも珍しくはないようですが・・・。
一応知来乙駅より臭いはマシだったのですが、いかんせん熱気が不快すぎるので、写真を撮ってさっさと出ることに。
妙に生活感を感じる机。
駅の反対側はこんな感じ。やっぱり何もない。
最近は会津鉄道のTwitter公式アカウントが撮り鉄に対し強い口調で注意を促したことが物議を醸しましたが、鉄道員でなくとも鉄オタに対するイメージが最悪であることがよく分かります。
私は撮り鉄ではありませんが、気をつけて徒歩活をしていこうと思います。
当然のように廃校。
札比内駅入口。こちらも標識は撤去されていません。
札比内駅。駅舎とトイレが分かれているというだけでとても良い駅のように思えてきます。
やっとまともに休憩できるぜぇ・・・。
はい。
「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
失礼しました。藤原竜也が出てしまいました。
いやさあ、近くをバスが走ってるんだし待合所にしてくれたってええやん・・・。
せっかくの立派な駅舎が台無しやで・・・。
仕方がないので地べたに座って休憩。今思えばこういうところも後に響いてしまったかな、と。
そろそろ日も傾き始め、新十津川まではまだまだ距離がある状況ですが、脚と日差しがかなりきつい・・・。
思えば、ずっと平地を歩くということは日差しから逃れる術がないということでもあります。それでも頭のほうはタオルを帽子に挟んで凌いではいたのですが、脚のほうはどうにもなりません。
疲労と日差しのダブルパンチで体力は限界に達していました。
ということで、浦臼駅から出る滝川行きのバスの時刻を検索。
最終便が18時50分。これなら間に合う・・・。
まさかの敗北宣言・・・。
思えば北海道医療大学に8時に着いた時点で厳しかったですね。
日田彦山線は始発ムーブができたからこそ完歩できたのでしょう。
浦臼町に突入。
でもゴールはまだまだ先。
新十津川・・・。お前と闘いたかった・・・。
なんか気になったバス停があったので。
海に面していないのに「波止場」とはこれ如何に。
鍵がかかっていたり、アンモニア臭がしたり、地獄の蒸し暑さに襲われたりした駅舎よりも、バスの待合室の方が助けになりました。
こんだけ日差しが強ければさぞ大量の電気を生み出せることでしょう。
ここも立派な駅舎ですが当然施錠されています。もう諦めました。
駅舎内にはなぜか新平家物語が。せめてこれだけでも救出してあげればよかったのに。
ラッチ跡も残っていました。
ちなみに右下の方にはまだ新しい鳥の死骸が転がっていました。南無。
駅舎側にも線路があったことが窺えますが、こちらは貨物用に使われていたとのこと。
駅前の道。
チャシというのはアイヌの城のようなもの。
高架橋みたいなのが田んぼを貫いていて気になります。
・・・と思いきや線路はその手前です。じゃあ何のためにある橋(?)なんだろう?
代行バスの時刻表を1つ撮ってみました。
上のほうで当別町~月形町を結ぶ路線と、浦臼町~新十津川町~滝川市を結ぶ路線はJR時代より本数が増えていますが、月形町~浦臼町を結ぶ路線については1日5往復でJR時代と変わっていません。
また浦臼町から月形町に行く上り便に関しては最終便がかなり早い時間に設定されていることが分かります。
札的駅の入口。
札的駅に到着。
ここの駅舎も恐らく施錠されていないようですが、そもそもホームに立ち入ることができません。
ここまで来ると逆にコンテナ駅舎の方が恋しく・・・ならないか。
ここに来て初めて廃校になっていない学校を発見。
二宮金次郎像って本当にあるんですね。初めて見た気がします。
18:35 浦臼駅到着
浦臼町の中心駅です。ここから新十津川駅までがかの有名な1日1往復区間でした。
左側には未だに「浦臼駅」の看板が残っています。
どうにか18:50発の滝川行きバスに間に合いました。
あと10分くらい時間があるので、駅の中を少し観察しましょう。
いくらなんでも期限が短過ぎるような気が・・・。
滝川行きのバスが来ました。
整理券を貰いましたが後で見たら普通にSuicaが使えたという。田舎に来ると鉄道よりもバスの方が鉄道系ICカードが使えるんですよね~。
乗客は私以外に2,3人ほど乗ってきたような・・・。
正直疲れていて記憶がおぼろげです。
【徒歩メモ】
新十津川まで行けなかったのはとても悔しい・・・。
キツさでいえば明らかに日田彦山線のほうが、峠道もあったしキツかったはずなのですが。
今回の敗因を挙げると、
・北海道医療大学に到着する時間が遅かった。
日田彦山線・添田駅には6時ごろの到着だったため、北海道医療大学の8時到着はかなり遅かったですね。宿をすすきのではなく石狩当別に取っていれば7時には到着することが出来ていました。
・日差し対策が万全ではなかった。
思えば私が今まで長距離徒歩したときってなぜかタイミングよく曇りが多かったんですが、今回は快晴でした。上はアンダーシャツを着ていたのですが、油断して下は半ズボンにしていたためこんなことに・・・。
北海道は涼しいから大丈夫だろうと思っていましたが、やはり徒歩には日差し対策が不可欠であることを思い知らされた旅でした。
【おまけ】
滝川に着いてホテルでチェックインを済ませたのち、せっかくなので晩御飯は滝川の有名店「松尾ジンギスカン」で頂きました。
ウイルス騒ぎでラストオーダーが20時、閉店が20時30分に早まっていたのですが、私が店に着いたのが19時55分。
お店によってはここで門前払いを食らっても仕方がないほどギリギリなのですが、このときは空きがあるということでお店に入れて頂きました!こういうところも人気の所以なんだろうなーと思います。(もちろんこの姿勢をあらゆるお店に求めてはいけません・・・)
【金額メモ】
・札幌~北海道医療大学 鉄道運賃 750円
・浦臼~滝川 バス運賃 600円
・晩飯 松尾ジンギスカン 2650円
・昼飯代などコンビニでの購入 720円
・ホテル代 4900円
合計 9620円
次の日からいよいよ最強きっぷが牙を剥く・・・
ということで次回③に続く。