こんにちは。高岡氏です。
昨日ついにきららファンタジアをアンインストールしました。
駅メモ以外に長く続いていたソシャゲはこれしかなかったのですが(4年)、ここ2年くらいはガチャ回すくらいしか楽しみがなくずっと虚無だったのでめんどくさくなってやめました。
結局ソシャゲって最後はガチャ回すしか楽しみが無くなってしまうので極力やらないに限りますな(ただし駅メモは除く)。
さて、これまで虚無イベントの虚無周回に使っていた時間はどこに行ってしまうのか・・・・・・???
正解は、
VTuberでした。
大して変わらんやないか~い!
まあこれまでもVTuberの配信は、主にホロライブを中心にそこそこ見ていたわけですが、基本的には、
・面白そうな企画をやっているとき
・私の好きなゲームをやっているとき
・歌枠
を優先的に見ており、特定のいわゆる「推し」はいませんでした。
そう、「いませんでした」・・・。
ホロライブ6期生「沙花叉(さかまた)クロヱ」ちゃんのデビューまでは・・・。
【沙花叉ちゃんのここすきポイント】
①ビジュアルが超可愛い
まずはこちらをご覧ください。
はい、可愛いですね。
そりゃVTuberなんて多かれ少なかれみんな可愛らしいビジュアルをしているのですが、この子に関しては私の好みに見事にぶっ刺さりました。
・銀髪赤目かわいい
・フードかわいい
・デカリボン×2かわいい
・コートかわいい
・チェック柄かわいい
・ピアスかわいい
・・・書いているうちにもおかしくなりそうです。
担当絵師は、同人誌で多くの提督をブヒブヒ言わせてきたことで有名な「鹿島」を描いた方ということで、最初から期待していた人もそれなりにいたようです。
②甘々ボイス
とりあえず、こちらの中から適当な動画を開いてみてください。
どうでしょうか。
・・・分かります、分かりますよ。かな~り露骨に作られた「萌え声」というやつです。こういう声が受け付けない、という方であればしょうがないんじゃないかと思います。私にも萌え声には好き嫌いがありますが、いわゆる「キンキン声」でない萌え声はむしろ大好物です(そういう意味でホロだと他には姫森ルーナちゃんなんかも好き)。配信を見ているだけでIQが50くらい下がっている気がします(誉め言葉)。
③計算されつくした「あざとさ」
そうは言っても、①、②を満たしているライバーは他にもいるかと思われますが、”この女”の恐ろしいところはそれ以外のところにあります。
前提として、ホロライブ界隈には「PON」という言葉が浸透していることを説明しておきます。私もどこが発祥かというのは知らないのですが、要は「ポンコツ」を婉曲的に、可愛らしく表現した言葉だと思っていてください。
さて、この沙花叉ちゃんは
「他の同期が同じ時刻に初めてのツイートをしている中、あろうことか1人寝坊で5時間遅れで初ツイートをする」という盛大な「PON」をかましてしまいます。
寝てましたすいません怒らないでくださいごめんなさいぃ!!!
— 沙花叉クロヱ (@sakamatachloe) 2021年11月26日
もはやこれだけで強烈な先制パンチを食らわせたところに、この女は初配信でさらに様々な「PON」をかまします。
・初手ミュート忘れで焦る声が入ってしまう(開始すぐ、0:06くらい)
・3分間OPから動かない
・自己紹介をせず、雑談だけで1時間のうち20分以上も経過してしまう(~22:20辺りまで)
・タイムキープを出来ず、配信終了時間を5分以上オーバーしてしまう
・・・代表的なものを挙げるとこんな感じですが、それ以外にも色々やらかしており、
「これはPONというよりそもそもやべーやつなのでは・・・?」という雰囲気すら漂わせていました。しかし、社会人としてはやべーやつでも、配信者にとってこれらは良くも悪くも名前を覚えてもらえる「美味しい」ミスであると言えます。(もっとも企業所属である以上彼女らも「社会人」であるとはいえますが・・・)
彼女自身もそれを認識していたのでしょう。50:30~辺りで皆が気になっていた仮面の下の素顔を見せてからは怒涛の急展開が待ち構えています。
52:45~で萌え声で歌ったかと思えば、55:00~からはまさかの選曲とこれまでの萌え声やらやべーやつという印象やらを一気にひっくり返すハスキーボイスで見事なギャップを作ってみせたのです。
今やホロライブはVTuberの最大手であり、新人のデビューとなれば非常に多くの人が見に来ます。この配信にはなんと17万人が集結していました。そんな中で好き嫌いの激しく分かれる露骨なあざとさを演じてみせた度胸はもはや恐怖すら覚えます。
ですが、後の配信を見ていると本当におバカな側面も持ち合わせているようなので、どこからが計算でどこからが天然なのか分からないのが恐ろしいところです。
④魅せ方が上手い
彼女は表情を動かすのが非常に上手いです。
場面場面に応じて表情をコロコロ変えており、見ていて楽しくなってきます。
また、4枚目、5枚目のSSを見てもらえると分かるのですが、彼女は元々仮面キャラですが、現在では素顔の方がメインになっています。
では仮面設定は初配信時の焦らしプレイ専用だったのかというとそんなことはなく、
「歌枠でイケボを出すときにつける」
「恥ずかしくなったときに照れ隠しでつける」
「『掃除屋』設定(暗殺者みたいなもん)を生かせそうな場面でつける」
というように、「仮面姿を見たい!」という層に対してもきっちりとサービスをしてくれます。そう、このサービス精神もまた彼女の魅力なのです。
⑤サービス精神が旺盛
彼女は「エゴサ」をよくすると公言しており、実際に仮面姿をちょくちょく見せているのも、仮面姿がもっと見たいという需要をエゴサでしっかりくみ取っていると配信で語っています。
さらに、雑談配信中にはあのシュタインズ・ゲートの「ダル」の物真似を披露し、とても似ていると評判でした。
ダルを知らなくても笑えるレベルです。どっからこんな声が出てるんだ・・・。
とまあこんな風に非常に芸達者であり、それを惜しみなく披露してくれます。
⑥目指すものが明確
ここまで見ていただければお分かりかと思うのですが、彼女は「伸びるためには何をすれば良いか」ということをしっかり研究しており、それを実践しています。
もちろんホロライブはアイドル事務所なので、入った新人は皆伸びようと必死になっていることでしょう。そんな中でも彼女が目立っているのは、「出し惜しみを一切しない」ことではないかと思います。
実際のところは分かりませんが、彼女は配信内で「1日12時間眠らないと本領を発揮できない」ことを公言しています。さらに配信からは彼女の部屋の汚さがうかがえる生活音が入ることも・・・(というか自分からネタにしていますが)。
これらが事実であれば、はっきり言って彼女の生活能力はかなり低いと言わざるを得ず、普通の会社員生活を送ることは困難であると思われます。
また、初配信の自己紹介では好きなものの中になんと「お金」が入っている大物っぷり。
どこからが計算でどこからか天然なのか全く分からない彼女ですが、ハングリー精神だけは確かなものでしょう。やはり目標に向かって懸命に進んでいる姿に人は惹きつけられるものです。まあ私は努力したくない人間ですけどね。
というわけで、私の考える沙花叉ちゃんのここすきポイントは以上となります。
・・・なんか今までで一番気合の入った記事になってないか?
タイトルに「沼に嵌りそう」とありますが、正直もう沼に嵌ってますね、これは・・・。
真面目にメンバーシップ入りを検討してしまいそうになっています。フィギュアとかねんどろいどとか出たらたぶん買っちゃいます。
正直、少し前までスパチャしてるVオタのことを心のどこかで馬鹿にしてたんですよ。ですがこの沙花叉ちゃんの登場で、そんなオタクたちの気持ちも分かってしまいました。思えば深夜アニメに嵌ったときも最初はアニオタ達を馬鹿にしてたんだよなあ・・・。「私が何かを馬鹿にする」のはもはや死亡フラグかもしれません。
でも、スパチャだけは絶対にする気はありません。本当ですよ?まあその理由は別記事でお話することとして、今回はここで記事を終わりたいと思います。
ではでは。