こんにちは。高岡氏です。
駅メモに収録されている駅・路線の中には、時間の都合上どうしてもレーダーやルートビューンでのアクセスで済まされてしまうものもいくつか存在します。
私の実家の最寄り駅も実はその類の駅なのですが、ここで私に1つの疑問が生じました。
メモラーたるもの、実際に乗ってもいない路線を含めて「マスターオブ○○」を名乗っていいのか!?
と・・・(価値観押しつけTIME)
まあそんなわけで、今回はメモラーからスルーされがちと思われる路線をフィーチャーして旅してきました。よろしくお願いします。
【2022/2/19(土)】
といっても最初からこの旅を考えていたわけではなく、実は他の用事でたまたま茨城に行くことになったので、「じゃあついでに未チェックインの路線に行っとくか!」というノリで決めました。つまりさっきの価値観は後付けということです。
というわけで、JR龍ケ崎市駅で下車。
もうお分かりでしょうが、最初に攻略するのは
です。
全長たったの4.5km、所属駅数は3つという超短距離路線となっており、当たり前ですがレーダーを使えば簡単に3駅ともアクセス出来てしまいます。
また今でこそJRの方は「龍ケ崎市」駅を名乗っていますが、「佐貫」駅を名乗っていたころは関鉄とJRが同駅扱いであり、改称以前から駅メモをプレイしていたメモラーにとっては2駅にレーダーを飛ばすだけで良かったのです。
なお、現在では常磐線から関東鉄道佐貫駅にチェックインすることは物理的に不可能となっています。最寄り駅サーチでは佐貫駅がヒットするのですが、実際に駅メモの方でチェックインしても全て龍ケ崎市駅に吸い込まれてしまいます。
ちなみに、このとき既にチェックイン無しではじめまして称号は取っていました。当時はどうせ来ることは無いだろうと思ってガンガンレーダー飛ばしてたので・・・。
達成感が無くなってしまうので現在では極力赤新駅にレーダーは投げないようにしています。といってももうほとんど残っていませんけどね。
・・・当然と言えば当然かもしれませんが、関鉄の方はかなり地味な扱いを受けています。この路線の存在に気付かない人も多そう。
終点なのに無人駅。
まあたったの3駅なので複雑な乗車券も買いようが無いし、この路線の利用者は基本的に竜ヶ崎駅の方に集中して住んでいると思われるので全く問題は無いのでしょう。
竜ヶ崎線は日本で初めてワンマン運転を実施した路線としても知られています。
たった3駅しかなくしかもホームが全て同じ向きの竜ヶ崎線はまさにワンマン運転のための路線と言っても過言ではなく、この532形車両はそんな竜ヶ崎線の特徴を最大限生かすように造られた竜ヶ崎線専用車両となっています。
というわけでわずか7分の旅でした。
市名が龍ケ崎市なのにこの路線と駅の名前には「竜ヶ崎」が用いられておりややこしいですね。元々は「龍ケ崎」だったらしいですが。
車両基地が併設されています。
こちらは竜ヶ崎名物グルメのコロッケをつり革にあしらった車両です。
駅前には飲食店と衣料品店が並んでいます。龍ケ崎コロッケはここでも頂けます。
ところで、上でコロッケが名物コロッケが名物言っているくせにこのときの私はそのことがすっかり頭から抜けており、既に龍ケ崎市駅前のマックで昼飯を済ませてきちゃったんですよね・・・。
というのも、期間限定の楽天ポイントを消費したいのと、後は最近Twitterで見た「ビッグマックを逆さにして食べると重心が下になるから食べやすい」というツイートを見て、マックがあったら試してみたいと思っていたので・・・(実際本当に食べやすかったので感謝しています)。
ビッグマックを美味しく食べる方法を知った代償としては少々痛すぎる気もしますが、さすがに1つも食わずにこの地を去るわけにはいかない、というわけでこちらの「服部精肉店」で米粉クリームコロッケ(200円)を1個購入。冷凍保存してある商品を注文してから揚げるため、数分程度の時間がかかります。
食べ物の写真は撮らない教徒ではありますが、おやつならOKという謎基準。
ソースとヤクルトもどきの飲み物はサービスでつけてくれます。
コロッケは2口で食べきれるミニサイズで、マイタケ、レンコン、ゴボウなどの食材が用いられたクリームが中に入っています。マイタケの主張が強めでした。
若干まだ解凍しきれていない部分もありましたがそれはご愛嬌ということで。
歩いて腹を減らして他の店のコロッケも食べたいなーと思っていたのですが、この日の天候は生憎の雨。別の目的もあったので結局食べたコロッケは1個だけにしてその目的地へ向かうことに。
本当はamazonで折り畳み傘を買ったのでそれをこの龍ケ崎市で受け取ろうと思ったのですが、日程が合わなかったので雨具を持たずに来ました。
冬の良いところはコートを着ているので少々の雨であれば雨具が無くても防げることです。もっとも覆った頭が蒸れて死ぬほど汗かいちゃうので雨に濡れるのと大差ないんですけどね。
むむっ!?目的地に向かう途中で何やらそそられる名前の神社の案内を見つけました。
これは行ってみるしかないでしょう。
読みは「おなばけじんじゃ」。
「女化」の由来は男に命を助けてもらったキツネが恩返しのために若い女に化けたという伝説がこの地に伝わっていることだそう。このキツネはうっかり尻尾を出して寝ていたことが原因で正体がばれ、恥ずかしくなって逃亡したようですが、鶴の恩返しにせよノータイムで逃げるんじゃなくて話し合いの場くらい設けてくれてもいいんじゃないかなと思います。正体が獣と知ってむしろ喜ぶ変態人もいるかもしれませんし。
ちなみにお参りしましたが私の体は女の子にはなっていませんでした。
でも生理とかトイレとかメイクとか絶対大変なので私は男に生まれてよかったと思ってます。
神社から30分ほど歩くと辺りはすっかり暗くなり、いよいよ目的地に到着。
そう、ここはラーメン好きに知られる「日本一旨いラーメンショップ」ことラーメンショップ牛久結束店です。
今までラーメンショップには新守谷店の一度しか行ったことが無かったのですが、そのときは家系の味に近いなあと感じました。ラーメンショップは全国にFC展開していますが、店によって運営方法も味も全く違うということなので、日本一と言われるお店がどんなものなのかとても楽しみです。
ここでは食券を先に買って、店員が呼ぶまで外で待機しておくシステムを採っています。そのため「ここが最後尾かな・・・?」と待機している人の隣で待っていても永遠に食事にはありつけません。
食券を買っても行列に並ばないといけない二郎と異なり、うっかり名前を聞き逃してしまいそうで若干リスキーにも感じてしまいますが、この店は従業員5人程度で回しておりオペレーションがとても素早く、あまり待たずに中に入ることができます。
メニューの種類も非常に豊富で、定番のものから味噌や塩味まで様々です。迷うあまり時間がかかり過ぎて入れたお金が返ってきちゃいました。
結局スタンダードなネギラーメン(620円)とネギチャーシュー丼(340円)を注文。
まあ例によって写真は無いのですが、ラーメンの方はいわゆる「背脂チャッチャ」な感じで、以前に食べた新守谷店が醤油の味が強かったのに対し、こちらは細麺で豚骨感が強めという印象でした。正直個人的には新守谷店の方が好きかなーという感じ。時間帯を変えて訪問すればまた違うのかもしれませんが。
ネギチャーシュー丼はごま油の風味が良く染みていてとても美味しかったです。こっちが最初に出てきたのですが、徒歩の疲れもあって速攻で食べきってしまいそうな勢いでがっつきました。
なお店の周囲には自然公園やゴルフ場がありますが、それらが暗くなると寂寥感を際立ててくれます。最寄りの牛久駅までは徒歩40分程度。明らかに歩いてくる場所ではありませんが、歩道はしっかりと用意してくれているのでラーメンを食べる前の準備運動としてはピッタリだと思います。
というわけで牛久駅に到着。この日の宿泊地である水戸へと向かう列車に乗って1日目は終了です。
次は牛久大仏でも見に来ようかな?
というわけでpart.2に続きます。
ではでは。