初めまして。
高岡氏(twitterID : @tk0k_)と申します。
都内でしがない会社員をしている20代です。
【趣味一覧】
・ソシャゲ
・漫画
【たまに更新するYouTubeチャンネル】
【当ブログの方針】
旅行記・駅メモ!・日々感じたことをメインに、Twitterでは書けないようなことを書き綴っていこうと思います。
どうかよろしくお願いします。
こんにちは。高岡氏です。
4月になりましたね。
9日に29回目の誕生日を迎えました。
誕生日がめでたい日だという思いはいつの間にか消え失せ、「今年もまた1つ年を取るのか・・・」という思いで虚しくなります。
特に今年は20代最後の年なので、いよいよこのときが来てしまったか・・・という感じです。はあ、また憂鬱になってきた。
さてそんなことより、昨年末の九州旅行レポート第2弾となります。
第1弾はこちら↓
クリスマスから一夜明け、街は年末までつかの間の日常モード。
この日も新飯塚からスタート。後藤寺線はJR九州お馴染みの白+青ラインのキハ40系がお出迎えです。
わずか5駅を20分で結ぶ地味な路線ですが、道中にはこの後訪問するとある駅が大きな魅力となっています。
その「とある駅」というのがこちら、船尾駅です。
存在感しかないこの建造物は、福岡に本社を置く麻生セメントの田川工場です。
工場が真正面にあることで、飛散した塵が駅を汚すことからここを「日本一汚い駅」なんて呼ぶ人もいるようですね・・・。
当然ながら絶賛稼働中の工場なので、出入り口付近をダンプカーが行き交っています。
決して見通しは良くないので、気をつけていないと本当に轢かれます。
私も若干冷や汗をかきながら散策していました。
天候のせいもあるのかもしれませんがどうにも寂れた印象を受けてしまいますね。
工場に隣接する階段を登ると神社がありました。
柱には「産業セメント鉄道株式会社」の文字。
船尾駅を開業したのもこの会社でしたが、現在の麻生グループに吸収された末に会社としては消滅しています。社名を今に遺す貴重な遺産ですね。
退避壕がありました。
近くに活火山は無いはずなので、見た感じからして戦時中のものですかね。
さっきの産業セメント鉄道の石柱といい、この周辺だけ時が止まっているのではないかと思ってしまいます。
というかこの辺りには謎の更地が多く、さながらゴーストタウンの様相です。
ところで、麻生セメントと母体の麻生グループについて調べているとびっくりしたのが、あの麻生太郎の一族の会社なんですね。
当然麻生一族が代々社長を歴任しているわけですが、これもいわば家族経営の一形態です。Twitterでは家族経営の会社だけは絶対入るなとよく言われていますが、このレベルになればさすがに文句を言う人も少ないのではないでしょうか。
初任給が23万で住宅手当も出るのは強い。
後藤寺線は山越え路線の割に1時間1本以上は確保されています。
ですが、中間駅の乗車人員はなかなか悲惨なようで、2022年度の資料とはいえ後藤寺線単独で100人を超えているのは下鴨生駅のみという状況です。
https://www.jrkyushu.co.jp/company/info/data/pdf/2022ekibetsu.pdf
新飯塚~田川後藤寺を乗り通す利用が大半を占めているということですね。
ここでサムネの光景が見られるわけなのですが、これはもっと良いカメラで撮りたい光景ですね。
田川後藤寺駅に到着。
田川伊田駅の隣ですが、この駅からは平成筑豊鉄道糸田線が北へ伸びています。
田川伊田駅からも平成筑豊鉄道伊田線が同じく北へ伸びており金田駅で合流するのですが、2路線に挟まれることによりこの辺りは街の規模の割に駅数が多い印象を受けます。
この日も気になった名前の駅で降りていくスタイル。
まずはあかぢ駅です。
漢字で書くと「赤地」ですが、こんなに簡単なのになぜわざわざひらがなにする必要があったのでしょうか。
実は、同じ伊田線に「赤池」駅が先に存在しており、漢字が紛らわしいということで、最初はふりがなの通り「あかじ」駅として開業しました。
ところが、今度は「赤字」を連想させて縁起が悪いということで、現在の駅名に落ち着いたという経緯を持ちます。なお会社は地方鉄道の例に漏れずしっかり赤字の模様
ちなみに、「ぢ」というと「痔」を真っ先に想像する方もいると思いますが、こちらも正しくは「じ」と表記します。ヒサヤ大黒堂という企業が旧仮名遣いに拘り「ぢ」と表記したことからそのイメージが定着してしまったようですね。
そのせいでこの駅名もなんか痛そうなイメージが湧いてしまいます。
駅周辺は田んぼだらけでこれといったものはありませんが、地味に両隣を直方市に挟まれた小竹町の駅であるという特徴を持っています。
また、「赤地」という地名自体は小竹町と直方市の両方に跨っていたりします。
ここの地名の表記が「あかじ」であることを証明する標識。
ちなみにこれは直方市サイドです。
ついでに歩いて隣の藤棚駅までやって来ました。
ここはもう1つ隣の中泉駅までの距離が700mと近く、駅舎がギリギリ肉眼で見えるか見えないかぐらいの位置にあります。離れた直方方面行きホームからであれば見えそうですね。
というかここに来て気付いたのですが、
伊田線って複線だったのか!
これはかつて石炭輸送が主力であった名残であり、それだけこの筑豊地域で石炭の生産が盛んであったことを示しています。
今でこそすっかり1両編成の気動車がコトコト走るザ・ローカル線ですが、それゆえに現在では「非電化路線なのに複線」という珍しい立ち位置になりました。
まあ非電化ということからも利用者数はお察しですが、この都市規模で1時間に2本確保しているのはようやっとると言って良いでしょう。
というわけで、次は本命?の駅に行きます。
というわけで赤駅に到着。
やっぱりカープファンとしてここは訪問しておきたかった駅ですね!
駅名標は真っ赤な特別仕様です。
なお、駅名標がこうなったのはTwitterで検索したところ駅ナンバリングが導入された2019年からのようで、それより前は他駅の駅名標と同じ仕様だったみたいです。
旧駅名は字体が若干ポップに見えますが私だけでしょうか。
当駅の周辺には役場や学校などの施設が揃っており、まさに村の玄関口と言うべき駅です。
駅前には線路がありますが、これは石炭輸送のために作られた「油須原線」の線路跡です。線路跡とは言っても実は未成線であり、開業を待つまでの間に石炭が世の主流ではなくなってしまったという悲しい路線なのです。
開業まで時間がかかり過ぎてしまい、結局日の目を見ることが出来なかった路線といえば三江線を思い浮かべますが、計画止まりで開業すらできなかった路線の方が遥かに多いのでしょうね。
とはいえこの路線跡は、現在ではトロッコ列車が走っており沿線の貴重な観光資源となっています。乗るチャンスは月1日と結構難しいですが、往時に思いを馳せて乗りに行ってみてはいかがでしょうか。もっとも大人が1人で乗るにはなかなか勇気がいるような気もしますが
上で村の玄関口とは言いましたが、駅周辺は飲食店どころか商店も満足にないので注意が必要です。個人スーパーはあるにはありますが、年末だからなのか営業していませんでした。
とはいえお昼時でお腹が減っていたので、仕方なく徒歩で隣の油須原駅方面へ向かっていくことに・・・。
すると川沿いに、田んぼの中にポツンと立つ特産品センターがありました。
特産物センターに隣接した建物には、「カレー食べ放題!」と書かれた幟が!
砂漠の中でオアシスを見つけた気分や・・・
このとき時刻は13:40で、閉店時刻が14:00とギリギリでしたが、店員のおばちゃんは快く出迎えてくれました。というか14時になっても普通に他の客が入ってきてたので、結局いつ閉まるのかよく分かりませんでしたが・・・
まさに田舎のおばちゃんといった感じで、
「カレーいっぱい食べてね!」「お代わりいくらでもしていいからね!」「美味しかった?」
店に入ったときは客が私1人だったこともあるでしょうが、こんな感じでとてもフレンドリーでした(笑)
しまいには携帯の調子が悪いということで見せてもらうことに・・・
結局私では解決できなかったのでちょっと申し訳なかったですね。
なお、日によってメニューは変わるようで、この日はたまたまカレーの食べ放題の日でした。本当に食べ放題で、しかもお値段600円とお値打ちです。
味もいわゆる家庭的でクセがないので食べやすいですよ。
赤村の公共交通機関は鉄道のみ、バスはありません。
まあ沿線に大抵の施設は揃ってはいるので旅行者に優しくないわけではありませんが・・・
レビューで結構高評価を受けているえのくま酵素風呂。
正直入りにくい外観ですが、この日も普通に客が訪れていたので営業自体は普通にしているようです。
お湯に浸かるのではなく、ヒノキのおがくずの発酵熱を利用して温まるということで、砂風呂とはまた違うんですね。次はチャレンジしてみたい。
・・・のどかだなあ・・・
この赤村ですが、石炭で有名な筑豊地域において炭鉱が無い地域であり、良くも悪くも石炭に振り回されることの無かった村です。また1889年の町村制施行以来一度も合併を経験していない村でもあります。
そのため「寂れた街」的な静かさではなく、いわゆる日本の原風景的なのどかさが魅力ですね。
こういう光景を見ていると、都内で満員電車に揺られながら通勤することが本当に幸せなのかと考えてしまいます。とはいえ周りを娯楽に囲まれた都会生活を抜け出すのが難しいのもまた事実。今日日ネットでなんでも出来てしまう時代ではありますが、やはり生の体験に勝るものはありませんからね。
まあ少なくとも若いうちは都会に出て色々経験しておいたほうが良いんじゃないかとは思いますね、やっぱり。
社殿が美しい赤色に塗られた我鹿八幡神社。
「我鹿(あか)」という名前から察しがつくと思いますが、古くは日本書紀に「我鹿屯倉(あがのみやけ)」と書かれた場所が登場しており、その「我鹿」の位置が現在の赤村にあたるとされています。
これが九州最古の駅舎だ!!!
・・・と言われても遠目から見るとそんなでもないように見えちゃいますね(汗)
なんか木の模様が地方によくある新しめの家の外壁っぽいからですかね?
なんとなく古さと新しさが融合したような感じに見えます。
油須原駅周辺は寿司屋、NPO法人の活動拠点や商店などが立ち並びます。
立ち並びます、とは言ってもやはり飲食店はかなり少ないですね。一応駅から少し離れた県道34号線沿いにはうどん屋もあります。
3枚目の奥にある「尚徳山口」の駅名標は、『金田一耕助VS明智小五郎ふたたび』というドラマのロケ撮影で使用されたものとのこと。
しばしばロケで使用されることも多い駅のようです。
遠目から見ると少し新しさも同居する駅だと言いましたが、実際近づいて見ても小綺麗な駅であるという印象を受けました。
というのも、この駅舎は2022年に開業当初の姿をイメージしてリニューアル工事が行われたばかりです。
工事前は上述したロケ撮影のセットが設置されたままになっており、平成筑豊鉄道なのに「信濃鐡道」と書かれた時刻表が掲示されていたようです。
お洒落な窓の下にはなんとコンセントが用意されています。
これはありがたい。
どうでもいいですが、駅正面に掲示されているポスターが福山の鯛網だったので「おっ!?」となりました。
福山の誇る数少ない観光資源ですので、GWに福山に行く時にはぜひどうぞ。GWにわざわざ福山観光に行く奇特な人は少ないとは思いますが・・・
こちらの腕木式信号機は動かすことができます。
もうすっかり夕方になってしまいましたが、これが最後の気になる駅名です。
「糒」なんて漢字を見る機会はここくらいしかないのではないでしょうか。
この漢字については、「ほしいい(干し飯)」というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
国語の教科書屈指の鬱作品『ちいちゃんのかげおくり』で頻出した単語です。
まあ当時はそこまで鬱になった記憶はないのですが、大人になってあらためて振り返ると、小学生に読ませる話にしてはかなりエグいなあと思いますね・・・。
駅にはボクシングジムが併設されています。
窓から見えるようにバリバリ営業中です。
かつては駅舎として使用されていましたが、駅を有効利用したいと考える平成筑豊鉄道がジム側に無償譲渡したという経緯があるようです。
その代わりとしてジム側が駅の管理・清掃を担当するwin-winの関係となっています。
駅舎には可愛らしいイラストが描かれています。
ミッキー&ミニー、白雪姫と7人の小人は分かりますが、左下はだいぶ剥がれていて分かりづらいですね。リスっぽいのはチップ&デールでしょうか。
ここにいるだけで一生分の「糒」の字を見た気がします。
伊田線と糸田線の分岐駅となっているのがこちらの金田駅。
お隣大分県にはローマ字表記で「USA」となっていることでネタにされている宇佐駅がありますが、こちらは読み方が「カナダ」な駅です。さすがにローマ字表記は「CANADA」ではありませんが。
USAがある県とカナダがある県が隣同士というのもまた面白い偶然ですね。
駅には平成筑豊鉄道本社が入居しており、平成筑豊鉄道の鉄印帳はここで手に入れることができます。
さて、せっかくちくまるキップを持っているので、昨日のように温泉に入ろうと思っていたのですが・・・
送迎バスの時間はとっくに終わっていました。
完全に昼間しか対応していないダイヤですね。反対側の「日王の湯」についても同様です。
どちらも駅から3km程度離れているので、歩いていくのはちょっとしんどいですね・・・。
せめて帰りは夕方の便を用意してもいいんじゃないかなあ。
というわけで、2日間に渡るへいちく沿線巡りを終え、田川伊田駅にやって来ました。
「ミスターマックス」田川伊田駅ということですが、今回の旅でミスターマックスが福岡の企業であることを初めて知りました。地元福山にも店舗があるので、てっきり地元のローカルチェーンだと思ってました(笑)
本社は福岡市にありますが、発祥の地はここ田川です。
さて、田川伊田といえば以前日田彦山線ウォークをしたときにも宿泊した地なのですが、そのときは別のホテルに宿泊していました。
そこで気になったのが、田川伊田駅の駅舎ホテルでした。
いつか泊まってみたいと思っていたので、今回はちょうどいい機会でした。
チェックイン時には好きなパンを2個もらえるサービスを提供しています。
そのうえドリンクバーも設置しており、それ込みで1泊なんと4840円!
駅直結という立地を考えてもめちゃくちゃコスパ良いですよね!
特に18きっぱーにとっては御用達と言えるホテルでしょうね。
※ただしシャワールームとトイレは共用なので注意!ホステルとビジネスホテルの中間のような形ですね。
人口5万人いかない小さな街ですが、駅周辺の夜のお店はなかなか充実しているようです。
かつての栄光の名残を感じさせてくれる街並みですね・・・。
夕食はこちらの「朝日家」で、田川名物のホルモン鍋をいただきました。
鍋とは言っていますが、使用するのは底が少し凹んだホットプレートです。
焼肉のタレに漬け込んだホルモンを最初に投入し、それを野菜で覆って蓋をするのが田川流。
また、1人ですが個室を使わせてもらえたので、落ち着いて食事をすることができたのは有難かったです。
さて、旅行から4ヶ月が経ちましたが、年末旅行編は次がラストの予定です。
長期旅行編は途中でめんどくさくなって止めてしまうことが多いですが、今回は最後まで書き切ろうと思っています。
ではでは。
こんにちは。高岡氏です。
突然ですが皆さん、
転職活動してますかー!?
私はこの記事を書いている4/6(土)時点で第一志望群の企業から内定を貰える運びになったため、とりあえず一区切りついたところです。
とはいえまだ「上司に退職を伝える」というある意味面接よりよっぽど難しいイベントが待っているのでここからがむしろ本番なのかもしれません・・・
さて、今回現職をしながら初めての転職活動を経験してみたということで、その経緯と面接の様子、難しかった点などを今後のためにも振り返っていこうと思います。
発端は2/19(月)。
ALLメールに人事総務部から一通のメールが送られてきました。
「会議の結果、当面の間在宅勤務から出社勤務を促進する方針となりました。」
※エンタ世代
ここで弊社のプロフィールをば・・・
・初年度の給与は320万(年俸制)
・基本給20万+66000円(みなし残業40h)
・入社して3年間は20万の固定昇給、4年目以降は人事評価による(ちなみに私の年収は400万です)
・家賃補助なし(←ここ重要)
みなし残業40時間も人によっちゃ即ブラック認定されそうですが、私は基本的に平日は少々残業してもいいからその分有休を取りまくるスタイルなのであんまり気にしていませんでした。昨年末の九州旅行や6月のエスコンフィールド訪問なんかも上司に頼み込んで許可を貰った代わりに、平日は0時近くまで残業した日もありました・・・。
まあそれよりも家賃補助が無いというのが一番の問題です。
私思うんですけど、
家賃補助払う金も無いくせにいっちょ前に都心の一等地にオフィス構えるんじゃあねえ!!!
特に新卒就活のときは、皆都心のキラキラオフィス勤めに憧れるものですが、
実際に働き始めるとそんなものはクソどうでもよくなります。
飲食店も電車も人で溢れていて嫌になります。
特に満員電車での通勤。
現職のオフィスは代々木にあるのですが、コロナ騒動前は荻窪に住んでいました。
中央緩行線は都内きっての穴場路線であり、荻窪在住時はほとんど満員電車を体験しませんでした。
ですが在職2年目にコロナ騒動が発生し、弊社でもリモートワークが原則化したことで、家賃の安い現在の相模大野に引っ越してきたわけです。
荻窪在住時の家賃が65000円で、相模大野の今の家賃が39000円ですからね。
しかもどちらも同じ1K・風呂トイレ別・2口コンロ付きです。部屋は若干狭くなりましたが、この3つは外せない条件なので仕方ありません。(そしてどちらも駅から徒歩15~20分・・・)
まあ39000円という物件はこの辺りでも結構珍しいレベルの安さっぽいですが、ともかく家計的にはだいぶ助かりました。
ただし、家賃の代わりに私鉄屈指の混雑路線、小田急小田原線の沿線に住んだことで当然通勤状況は大幅に悪化。相模大野の時点で地方の混雑路線くらいには混んでおり、新百合ヶ丘以東は言わずもがな。それこそイモを洗うような混雑です。
でも年収400万・家賃補助無しで都心に住むなんてそれこそ馬鹿のやること。
今の企業に勤める限り、通勤地獄から抜け出すのは難しいと思ったのが転職を考えた理由の1つです。
てか企業はなんでもうちょい分散しようと思わないんですかね。
例えば
・ターミナル駅ではなく、通勤路線の途中にオフィスを置く
・人が集まる巨大ターミナル駅とは敢えて逆の方にオフィスを置く
これだけで全然違うと思うんですけどね~。
通勤で精神と体力を削られなければ仕事にももっとリソースを割けるはずなのに・・・。
実は最初は、弊社の名古屋オフィスに転勤を申し出ようと思っていました。
名古屋は日本三大都市の1つでありながら家賃が東京に比べ圧倒的に安いですし、東京・大阪両方に1時間程度で行けるため、全然アリな選択肢です。
何かと馬鹿にされがちな名古屋ですが、正直田舎者が僻み根性爆発させてるだけだと思ってます。名古屋は良い所だと思いますよ。
ですが、今私が参画しているPJのメンバーは協力会社のメンバーを除けば全員東京勤務ですし、またそのPJがいつまで経っても落ち着く気配を見せないため、私一人が名古屋に行くという状況はなかなか作りづらい状況でした。
それに、仮に転勤すると
「せっかく希望を叶えてもらったんだしあと〇年は頑張るか・・・。」
という具合に心情的に転職するのが難しくなりそうだと思いました。
そもそもなんでそんなに転職したいの?って話ですが、
①東京、というか関東から出たい
②現職に将来性を感じられなくなった
の2点が主な理由ですかね。
①の理由については上述したようにどこに行っても人、人、人の関東からそろそろおさらばしようと思ったからです。
そしてどうせおさらばするなら、「この機会にいっそ地元に帰ろうか?」とも思いました。元々地元志向もありますし、大型連休の度にいちいち帰省するのもお金がかかって面倒ですからね。それならば地元で働いたほうが経済的です。何かあったときに実家に帰りやすい方が良いですしね。
②についてですが、弊社、マージで若手が定着しません。
つい先日も1個下の世代(今年5年目)が辞め、とうとうこの世代も残すはあと1人となってしまいました。
いやいや、採用時は6人もいたのになんで4年で5人も辞めることになるの???
毎年コンスタントに新人を5名程度採用しているのですが、3年で3人残っていれば良い方と言えるでしょう。
こんな有様なので、社員一人で色々な案件や社内活動グループを兼任する必要が出てきて、かつ新人教育も担当しなければならないという地獄のような状況になっています。
ちなみに私は普段から全然出社しないせいで影が薄いのか、2つ以上の案件を掛け持ちする状況にはなったことがありません。それでも現在のPJの作業量だけでも結構な量ですし、掛け持ちなんてした日には恐らく潰れてしまうと思います。
現状を見ていると私もいずれ貧乏くじを引かされる運命は目に見えていますし、そうなったら辞める機会を完全に逃してしまうことになるでしょう。
さて、転職を決意した時点で早速エージェントに登録することにしました。
とりあえず登録したのは、
・doda
・Geekly
の2つです。
なぜ2つ登録したのかと言いますと、「とりあえず大手のエージェント1社」+「IT業界に特化したエージェント1社」の組み合わせにしておけばひとまず安心かなあと思ったからです。
登録した途端、さっそく面談の予定を組んでくれと言われました。
dodaはオンラインで、Geeklyは渋谷のオフィスへ直接出向く形でした。
今になって思うと、個人的にはdodaの方が使いやすかったかなあ・・・。
まあエージェントも商売でやってるので、やっぱりある程度数撃ちゃ当たる的な応募をするのは仕方なくはあるのですが、
Geeklyのスタイルは
「どうしても応募したくないところ以外は全部応募しちゃいましょう!」
なのに対し、dodaは
「現職との兼ね合いもあるでしょうし、まずはご紹介した求人からある程度絞って応募しましょう!」
とこちらの事情にある程度配慮してくれた印象があります。
あと、Geeklyは基本的に都内の企業が中心になってきます。
なんとなく全国区のイメージがあったのですが、全然そんなことはなかったですね。
まあ私にとっては正直あまり合わなかったエージェントでしたが、このへんは勿論人によって異なってくるので、一概には言えません(でも選考書類作成サービスはありがたかったです)。
とはいえ、1社気になる企業はあったのでそこだけはしっかり受けることにしました。
―――ぶっちゃけ一時は心が折れそうになりました。
特に書類選考の結果が出揃い、エージェントからめっちゃ一次面接の日程調整を迫られてるときが一番キツかったです。
2つのエージェントを合わせて50社くらいは書類選考が通りましたんで、そこから各社の適性検査を受けまくる日々・・・。
適性検査について個人的に印象に残ったのは、図形を組み合わせて「入社後に活躍している私」を作れ、というお題ですね。
(こんなんで何が分かるんや・・・)と思いながら受けていましたが、そんな思いが会社側に通じてしまったのか、この手の適性検査を使う企業の選考は全部落ちました(笑)
後で調べてみると、NTTデータ系列ではこの種類の適性検査が重視されているみたいですね。ちなみにNTTデータ本体にも応募していますが、いつまでも結果が返ってこないのでたぶんサイレントなんでしょうね。
ちなみにSPI・玉手箱も当然受けましたが、心なしか新卒就活のときより簡単だったような気がします。たぶん気のせいですが。
他にきついことといえば、やはり自己分析ですね~。
よほど優秀な方であれば自分の実績を数字を交え具体的に伝えて出来ることをアピールすれば良いだけでしょうが、私みたいにこれといった実績が無いと、自分が何も成し遂げていないという事実に打ちのめされ、メンタルがやられます。
ちょうど現職での作業も増えてきているタイミングだったので、自己分析してるときは正直ヘラってましたね(笑)
さて、50社くらい書類で通った中から、適性検査で落ちた分を除き、結果的に面接を受けたのは7社でした。
「少ないな!」と思われるかもしれませんが、個人的には現職をしながら同時に対応できるのはこれが限界でした。中には現職の就業時間中にしか面接時間を設定していない企業も多く、まだリモートワークだから対応も出来ましたが、これが出社強制だったら今頃転職しようとすら思っていなかったでしょうね。
7社のうちの3社が特に志望度の高い企業であり、残りの4社は正直面接練習だったり、とりあえずエージェントの顔を立てる感じで受けてましたね・・・。
結論から言えば、志望度の高かった3社からは全て内定を貰うことができました!!!
正直ここまで上手くいくとは全く思ってませんでした。
新卒就活のときはそもそも一次面接すら一度も受かったことありませんからね。本当にただの一度も通ったことがありません。
現職は適性検査+一度の面接で内定が出る職場だったので、そもそも一次面接という概念が存在しないんですよね。そういうわけなので、一次面接に受かったことでさえびっくりしちゃいました。
ここからは私が考える新卒面接と転職面接の違いを挙げて行こうと思います。
①心の余裕
あくまで現職をしながら、の場合ですが、正直これが一番大きいと思います。
新卒のときは受けては落とされ受けては落とされ・・・を繰り返し、7月には一時期自暴自棄になってエージェントから紹介された企業の面接をブッチしてましたからね・・・。
受からなければ無職→焦る→なんで自分が受からないのか冷静に判断もできないまま落ち続けていく・・・
これが私の新卒面接でしたが、転職面接ではそもそも「ダメならダメで今の企業があるよね」という精神的な余裕がありました。
上ではちょっとヘラる時期もあったと言っていますが、新卒就活でどんどん持ち駒が無くなっていくときの焦りに比べれば何ということはありません。
いくら現職の将来性に不安があると言っても、少なくとも当面は問題ないので、じっくり自分と向き合う時間、志望企業ごとの面接対策の時間を取ることができました。
②話す内容
さて、就活が嫌いな点としてよく挙げられる理由としては、
「面接は嘘をつくのが上手いやつが勝つゲームだから」
ではないかと思っているのですが、これは半分正解で半分不正解だと思っています。
なぜなら、基本的に面接というものは、
「今までやってきたことを話せば(レベルに見合った企業には)受かる」
からです。
実際、新卒就活のときは
「バイトで給料アップを勝ち取った」
「サークルでリーダー経験をした」
などありもしない経験を話して当然落ちていたわけですが、
現職の面接では開き直って、
「趣味の一人旅で自分一人で全ての計画を立てていく計画性を学びました」
みたいなことを言ってたら受かりましたからね。
実際私は一人旅が趣味ですし、旅行の計画・宿の手配も当然私が1人で行っています。
本当に計画性が培われたかどうかは微妙ですが、要は実体験をいかにうまく自分の強みに落とし込んで話せるかが重要というわけです。
ここで、
「面接は嘘つくのが上手いやつが勝てる」論が半分正解で半分不正解というのは、
「基本は事実ベースで話せばいいが、嘘とは言えない程度に盛って話すことは必要」ということですね。
ではなぜ「面接は噓つき大会だ」なんて言われるのかというと、
実際にそれを言う人が、面接で話せるような経験をしてこなかったと思い込んでいるだけだからだと思っています。
その点転職面接はまだ楽です。
まあ上では現職で何も成し遂げていないからヘラった、なんて言っていますが、全くの未経験転職でもない限り、仕事でやることなんてどこの企業も大して変わりません。
なので今やっている仕事の内容をそのまま話せばいいだけです(もっとも、私もそれに気づいたのはエージェントに相談してからでしたが・・・)。
ポテンシャル採用である新卒就活との違いはそこですね。
とはいえ、新卒就活であっても働いた経験を話すことはできます。
それがインターンシップです。
まあバイトでも良いのですが、実際に企業で働くイメージをつけられるのはやはりインターンシップになってくるのではないでしょうか。
私は(なんで社会に出る前から会社で働かなきゃならんねん・・・)と思ってインターンシップに応募しなかったのですが、皮肉にも転職活動をしている今になって「インターンシップには行っとけ」と言われている意味を実感しました。
ということで最終的には大満足の形で転職活動を終えられそうなわけですが、今後の行動次第ではこの選択が不正解になる可能性も十分あり得ます。
とはいえ人生の転機であることもまた間違いありません。
会社に不満を言うだけ言って何もしないよりも、とりあえず転職サイトに登録するだけしてみるだけでも全然違ってくるはずです。
周りに変化を期待するのではなく、自分が変化しなければならない。
転職活動は、この言葉の意味を実感させられるものとなりました。
ではでは。
こんにちは。高岡氏です。
昨年末もやっぱり九州に行ってきました。
これで3年連続の年末九州となったわけですが、九州の赤新駅もだいぶ減ってきたのでそろそろ恒例行事ではなくなるかもしれません。
ここ最近は四国に全く行ってないし、こちらも実家にも近いのでそっちもありかなーと思っています。
↓ 2022年のやつ
師走。一説には「師(僧侶)が走り回るほど忙しい」ことが由来だとされる月ですが、弊社も例外ではありません。残業祭り&23(土)の休出を条件にどうにか休みを取らせてもらいました。
今回は未乗の平成筑豊鉄道と筑豊電鉄がメインなので、北九州空港を利用してみることに。12000円と安価ではありますが、早朝便なので羽田周辺に宿(4000円)を取りました。16000円でも十分安いですよね。
人生初めてのスターフライヤーだったのですが、JALと遜色ない快適さでした。
非常口座席だったこともありますが、座席間隔の広さが特に際立っていましたね。
一応機内wifi対応の機体もあるようですが、今回は使えないものでした。たまには駅メモから完全に離れる時間も必要です。
そんなこんなでこれからもスターフライヤーを選択肢に入れてもいいかなあと思っていた矢先、最近話題のペット同伴搭乗について、国内線全便で導入されることが決まったようです。
こういうときにTwitterはとても良くないツールだなあと思ってしまうのが、どうしても「機内にペットを持ち込みたがる人ってちょっとアレな人が多そう・・・」というイメージを自分が持ってしまっているところです。
最初から隔離されて荷物室送りにされるならまだ諦めもつくでしょうが、「ペットは家族!」と主張する方が、果たして非常時にすぐそこにいるペットを見捨てて自分だけ逃げる、という選択をできるのか・・・。飛行機は機体の特性上燃え広がるのが早く、少しの逃げ遅れが大きな被害に繋がるからこそ、非常時は荷物を捨ててとにかく逃げろと言われるわけですからね。
個人的には、声のでかい人に媚びてもあんま良いこと無いと思うので、スターフライヤーのリピートはちょっと考え物です。
北九州空港は神戸空港と同じく、人工的に造られた島にポツンと存在する空港で、写真で言えば「空港北町」の方に位置します。
ちょっと不思議なのが、この島「空港北町」と「空港南町」に分かれていますが、前者は北九州市で後者は京都郡に属しているところ。
元々北九州空港はこのような海上ではなく、もっと西の市街地寄りにあり、ここは文句なしに北九州市だったので、それなら移転しても北九州市に無いとおかしい、ということになったんですかね。知らんけど・・・
朽網駅。名字では「くたみ」と読むのが一般的なようですが、地名は「くさみ」。
ちなみにお隣の苅田駅近くには
「京都郡(みやこぐん)苅田町(かんだまち)神田町(じんでんちょう)」
という知る人ぞ知る超難読地名が存在していたりする難読推しのエリアです。
九州の車両、ドア横こんな広かったっけ・・・
そして車内のスペース重視してる割にクロスシートなのはなんかちぐはぐ感があるような気もしますね。
とはいえ害悪ドア横ガーディアンの私にとってはありがたい構造です。
現在絶賛開催中の駅メモ・日豊本線&鹿児島本線のイベントに合わせてあたるパネルが置いてありました。
これ目当てで来たわけではないのですが、やはり駅メモが鉄道会社と積極的にコラボしているのは嬉しいことですね。コラボでモバファク株ももっと上がってくれると嬉しいんだけどなー。
さて、肝心の平成筑豊鉄道ですが、
の4路線を持っています。
門司港の観光線には乗ったことがありませんが、これも平成筑豊鉄道が運営しているというのはちょっと意外ですね。個人的には乗らずとも全駅チェックイン出来てしまっているのですが、レジェンドメモラーならばやはり実乗してナンボなので、いつかは乗りに行きます。
話を戻して、行橋から乗るのは田川線になるわけですが、いかんせん本数が1時間に1本と少なめです。なんとなく30分に1本はあるイメージだったんですけどね。
まあその理由は実際に乗るとなんとなく分かってきます。
行橋に到着したときにはちょうど10:34発の列車が出た後だったので、とりあえずいつもの隣駅まで歩くやつをやることに。
そうそう、昔この行橋駅周辺は兵庫県西宮市の飛び地であり、その名残で今でも「西宮市」の地名を残しているのです。
・・・というのは当然ウソで、これは「にしみやいち」と読み、兵庫県の西宮市とは全くの無関係です。
駅から20分も歩けば、ショッピングモール「コスタ行橋」に到着します。
まあよくある地方都市のショッピングモールという顔ぶれですが、奥の方のヤマダ電機とダイソーの間に駅への入口があります。
駅名に「令和」とつく通り、この駅は令和になって最初に設置された駅として話題になりましたが、実は2018年の西日本豪雨で開業が遅れたのが理由です。
社名の「平成」も、社名の決定日がちょうど昭和天皇の崩御と同じ日付になってしまい、新元号が発表されるや否や即座に命名を決めたそうですし、ある意味何かを「持ってる」会社なのかもしれません。
人がいないからかもしれませんが、1両編成の車内はやたら広々とした感覚があります。ローカル線でおなじみのキハ120系よりは絶対広いと思う。
行橋を出てしばらくは駅間がかなり近く、あっという間に今川河童駅に到着。
下車します。
先ほどの「令和コスタ行橋駅」が話題になって平成筑豊鉄道を調べてみると、ユニークな駅名の多さが印象に残ったという方も多いのではないでしょうか。
この「今川河童駅」もそのうちの1つ。
近くを流れる今川のカッパ伝説にちなんで名付けられた駅名で、近くの郵便局にはカッパ美術館のコーナーがあるようです。以前訪問した日高幌別駅みたいに、たまに郵便局を資料展示コーナーとして活用しているパターンがありますが、それだと平日しか空いてないからなあ。
駅周辺は特に何かあるわけではないので、そのまま東隣の美夜古泉駅に移動。
「美夜古泉」とはなんとも雅な駅名ですが、「美夜+古泉」ではなく、「美夜古+泉」の複合駅名です。最近秋田にできた「泉外旭川駅」みたいなもんですね。
「美夜古」という名前は、地名にこそ残っていませんが、現在の京都郡・行橋市の一部がそう呼ばれていたようです。リンク先の「豊前國」「亰都」の下にひっそりと「美夜古」の文字があることが分かります。
・・・しかしこんな昔の本がネットで読めるって凄い時代ですね。
なお、美夜古泉駅と今川河童駅は直線距離で1kmもなく、線路に並行した直線道路があるので徒歩でも10分程度で行き来できてしまいます。
田川線は17駅中なんと10駅が第3セクター移行後に開業した駅であり、駅名からもなんとなく察しがつきますが、令和コスタ行橋~今川河童の3駅もその中に含まれます。
住民のニーズを汲み取りやすい3セクのメリットがよく表れた路線といえますね。
みやこ町最大の駅、犀川駅に到着。
独特な形状をした駅舎が特徴的ですが、これでも無人駅です。
駅前はスーパーとカフェがあるくらいで寂しい風景です。
どちらかというと新豊津駅周辺の方が行橋市に近い分栄えていそうです(新豊津駅自体は秘境駅感がありますが・・・)。
一応擁護をすると、この犀川地区から役場があるみやこ町の中心部に行こうとすると峠越えをする必要があるというかなり不便な立地になっています。
元々峠を挟んだ北側が勝山町、南が犀川町、豊津町と分かれていたものが合併してみやこ町となったために現在のいびつな形となっているのですね。
犀川駅で降りる際に一日乗車券「ちくまるキップ」を購入。
行橋駅で購入することは出来ないので、途中駅で降りたければ列車内で運転手から買うしかないのですが・・・
ここで察しの良い方は、
「あれ、今川河童駅で一度降りてるよね???」
と思われることでしょう。
実際、今川河童駅で下車時にちくまるキップを買おうとしたのですが、
いかんせん停車時間にあまり余裕がないため、
「そのまま降りていいから犀川駅で買って!」
と言われてしまいました。
え?え?と戸惑っている間にも容赦なくドアが閉まりかけたので慌てて駅に降りましたが、こんなに余裕無いならせめて行橋駅でくらい買えても良いんじゃないかとは思いますね・・・。
さてさて、陸橋から見た景色がこちら。
田川線の中間駅の中では最も大きい駅の周辺でもこの調子なので、1時間に1本という本数も納得です。それどころか沿線の大部分がこんな光景の地域で1時間に1本を確保できているのは十分努力していると思います。
お昼はこちらの「よってこ四季犀館」に併設されたうどん屋で頂きました。
トッピングとうどんを別々で購入する讃岐うどん方式になっていますが、麺はうどんにしては細め。おかずのしいたけのうま煮が美味しかったです。
電子レンジの陰にひっそりと立てかけられたサイン。
よく見たらあの波田陽区のものでびっくりしました。結構最近来てたんですねえ。
ギター侍として一世を風靡した彼ですが、今は九州のローカル番組でMCを担当しているようです。
エンタの神様を見て育った人間なので、この時代に流行った芸人が今も頑張っているのを見るとちょっと嬉しいです。
こちらもまた犀川駅から歩いてすぐのところにある「東犀川三四郎駅」。
三四郎って誰だよ、と恥ずかしながら最初は何も知らなかったのですが、あの夏目漱石の著作『三四郎』の主人公「小川三四郎」が京都郡の出身であることに因んで命名されたようです。
駅周辺にはこれといった施設はないのですが、窓枠に「三四」の意匠が施されているのがお洒落ですね。
駅で列車を待っていると、へいちくの観光列車「ことこと列車」が通過していきました。もう車体を見ただけで水戸岡デザインと分かっちゃいますが、乗り鉄やってるとどこもかしこも水戸岡デザインだらけで正直食傷気味かも・・・。
こちらは元々降りる予定はなかったのですが、
駅舎に惹かれたとちょっとした観光スポットがあるということで急遽下車を決めた崎山駅です。
こちらは国鉄時代からある駅で、駅舎も70年前の開業当時からのものだと思いますが、
後述する油須原駅と違ってほとんど廃墟のような佇まいです。
こういう建物は個人的には魅力的に映るのですが、もう何年かしたら駅舎が取り壊されてもおかしくなさそうなので、早めの訪問をおすすめします。
駅構内には本棚と貸傘があります。
本に関しては出所がほとんど特定の1人か2人じゃないかと思うようなラインナップですね・・・。
また、崎山駅に着いた辺りから雨が降り始めたので傘を借りようとしたのですが、埃を被っていたので使う気にはなりませんでした。
コート着てる冬で良かった。
この辺りから雪もちらほら見えてきました。
行橋の市街地はむしろ暑いくらいだったのですが。
というわけでここがちょっとした観光スポットの「崎山八幡神社」です。
一見何の変哲もない神社に見えますが、よく見ると鳥居の間に何か茶色いものが横たわっているような。
そう、ここは珍しい「構内を列車が横切る」神社なのです。
しかも踏切はなし。
近くの踏切の音だったり、そもそも周辺が静かなので列車が来ることは感知できますが、渡るときは「ほんとにここ渡っていいの・・・?」とちょっと罪悪感に苛まれました(笑)
近くには酒造もあり、時期によって試飲イベントなどを行っているので、温泉と合わせて寄ってみてはいかがでしょうか。
体も芯から冷え切り、そろそろ温泉に入ろうかということで、
駅の看板にはゲンジボタルが描かれており、「源じいの森」はゲンジボタルがたくさん棲んでいることに由来しているのかなと思っていましたが、微妙に違いました。
「源じいの森」という名前の由来は、「源」は源氏蛍の源、「じい」は村花である春欄(しゅんらん)を昔「じいばば」と呼んでいた事、
「森」は村の7割以上を森林が占めている事からきています。(引用元:源じいの森公式サイト)
春蘭についてwikiで見てみると、「じいばば」と呼ぶ理由がなかなか衝撃的でした。
一説には、ジジババというのは蕊柱を男性器に、唇弁を女性器になぞらえ、一つの花に両方が備わっていることからついたものとも言われる。
(引用元:Wikipedia「シュンラン」)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3
要はふたn・・・ゲフンゲフン。
というかなんでそれで「じじばば」になるんだ。
せめて若い男女で例えようとは思わなかったのか。
なんというか・・・お盛んですね。
そんなわけで、このかわいらしいゆるキャラの名前はそのまんま「源じいさん」です。
こちらの温泉ですが、
上述したちくまるキップを提示すれば入湯料は無料となります。
ただし、バスタオルはついてこないので別途有料で借りましょう。
ありがたいことに、無料でくつろげる大広間も設置されています。
無料wifiもあって至れり尽くせり。
ちくまるキップを持っているのであればここに来ない手は無いですね。
なお、温泉の方は多くの人で賑わっており、この寒い中露天風呂に入る人もちらほら。
ヒートショックには気をつけて。
外に出ると辺りはすっかり暗くなっていました。
あとは目的地・新飯塚のホテルに向かうだけ。
この日はクリスマスイブということで、ちょっと豪華にうな重を買ってきました。
でも食料は全て半額なので、なんと1000円以内に収まっています。
とはいえちょっと買い過ぎました・・・。
宿泊したのは「新飯塚ステーションホテル」。
宿泊時に渡された朝食券を使い、併設されたベーカリーで600円分のパンを購入することができます。パンの種類は豊富で、かつボリュームもあるので満足度が高いです。
窓からは新飯塚を発着する列車を間近で見ることもできますよ。
新飯塚駅。
「新」を名乗ってはいるものの、この名前になったのは90年も昔。
市役所は近いものの街の中心部までは少し距離があるため、飯塚市の代表駅ではありますが駅周辺は意外に閑静で、飲食店もあまり多くはありません。
ちなみに、私は行きませんでしたが、ラーメンマニアには有名な「来来(らいらい)」というお店があり、なんと朝4時台に開店して朝の内に売り切れるというまさに「幻の店」なんだとか・・・。
話のネタになると思うので、物好きな方は一度行ってみてください。
この日最初にやってきたのは桂川駅。
桂川町(けいせんまち)という小さな町の玄関口です。
この桂川町ですが、1896年に桂川村として発足して以降、他の自治体と一度も合併していません。そのため、隣接する飯塚市に囲われるような形になっています。
他の筑豊地域の自治体と同様、炭鉱が経済を支えていた桂川町ですが、やはり現況は決して良くはないようです。合併絡みでは悶着があったようで、議会のリコールに始まり、町長の交代や議会解散に伴う選挙など、町政は大きく混乱しました。
さて、そんな桂川町に何をしに来たというと・・・
変わった地名があるということで、探索をしに来ました。
その名も「寿命(じゅめい)」。「じゅみょう」ではありません。
以前篠栗線に乗った際にテクテクライフを起動していると、天道駅という駅の近くにこの寿命という地名を見つけて気になったのが訪問のきっかけです。
天道という地名自体が天道宮という神社に由来しているらしく、寿命という地名もそれに関係していそうですが、少し調べただけでは由来が出てきませんでした。
もちろんこの地域にある建物にはことごとく「寿命」の文字が入っています。
なんか長生きできそうな地名ですね。
うろうろしていると寿命が100%になってしまい、FINISH!(意味深)してしまいました。そのうち私が死ぬようなことがあれば、恐らくこのせいです。
さて、日本には大小合わせて様々な古墳が存在していますが、
福岡県には1万を超える古墳が存在し、全国7位の数を誇ります。
日本で最も有名な古墳といえば、大阪府堺市の仁徳天皇陵古墳だと思いますが、
大阪の古墳の数は3500基ほど。
数だけならなんとその3倍もあるということになります。
実はへいちくの沿線にもたくさんの古墳がありますし、この寿命地区にも古墳があります。
とはいえいずれもぱっと見の古墳っぽさが無く、いまいち分かりづらい面があります。
そこでこの「王塚古墳」です。
空中写真で見ると、一部は失われているものの、前方後円墳であることがはっきりと分かりますね。
「王塚古墳」で画像検索をしてもらうと分かるのですが、内部は非常に色鮮やかな装飾が施されており、桂川駅のデザインにもそれをイメージした装飾が施されています。
とはいえ、実際の内部は保護のためにわずかな時期しか一般公開は行われません。
そのため、隣接する「王塚装飾古墳館」にて内装のレプリカを見られるようにしているのですが・・・
月曜日は定休日でした・・・。
美術館や博物館を訪問するときは、ちゃんと定休日を確認しようね!
お兄さんとの約束だ!
その後篠栗線に乗って博多駅へ。
篠栗線はやたらと人が多く、通勤ラッシュばりの混雑でした。
博多といえばやっぱり豚骨ラーメンということで、昼食を食べて鹿児島本線に乗り込みました。
黒崎駅。
JR九州の中では乗車人員ランキング8位を誇る大きな駅です。
駅メモ的には、今回の鹿児島本線・日豊本線イベントの主役・黒崎あたるの故郷駅ですね。
駅構内には、北九州の誇る産業用ロボットの超一流企業・安川電機謹製のおみくじロボットがあります。
最初に見たときは異常が出ていたのでどうしようと思っていましたが、駅員が監視しているのか、さっさと直して復旧しました。
私が引いたのは中吉でしたが、明らかに中吉の減りが早いですね(笑)
安川電機はいわゆるBtoB企業ですが、ニューイヤー駅伝でその名前をご存知の方も多いと思います。
黒崎には同じくニューイヤー駅伝の常連チームとして知られる黒崎播磨もあり、ニューイヤー駅伝ファンにとってはお馴染みの街ですね。
北九州市といえば、どうしても「全盛期からの衰退が著しい街」というイメージが強いですが、これだけ見ると全くそんな風には見えません。
衰退しているようには見えない、とは言ったものの、駅周辺はなんとなく不穏な雰囲気が漂っています。
こちらは駅に隣接する元「メイト黒崎」だった建物。
運営会社が破産し、現在は管理者不在のまま放置されてしまっています。
私の地元・福山でも長らく駅前に「キャスパ」というショッピングモールが放置されていたので、こういうのを見るとどうにも他人事だと思えないんですよね~・・・。
やっぱり街の玄関口である駅のすぐ目の前にこういう建物があると、第一印象が「寂れた街」になっちゃいますからね。
おまけに建物の前の通路は通行止めになっているので純粋に邪魔です。
とっとと次の引き受け先が出てくれるか取り壊すかのどちらかを決めてもらいたいですね。
駅前のパチンコ店「太陽会館」。
ユニークな祝い花のメッセージが特徴的です。
パチンカスの方にとってはあるあるなんですかね?
最近競艇にハマっている私ですが、パチンコは今更手を出そうとはなかなか思えないです・・・。まあ、立ち回りを勉強すれば今の時代でも勝てるんでしょうけど。
結局なんでも勉強しなきゃ美味しい思いはできないってことですな。
駅周辺を少し歩いたので、そろそろ筑豊電気鉄道に乗りましょう。
車両は路面電車のそれですが、路線は全て専用軌道です。
今回は赤新埋めのためほぼ乗るだけの予定だったのですが、
誤って途中の筑豊中間駅行きの列車に乗ってしまいました。
せっかくなので隣駅まで少し歩くことに。
それにしても、「中間(なかま)駅」の名前通り中間に位置する駅なのに終着駅に設定されているのでちょっと混乱しちゃいますね。
スーパーに隣接した駅となっています。
駅周辺はいたって普通の住宅街です。
せっかくなので隣の駅まで歩いてみます。
せっかく良さげな撮影スポットがあったのに全然上手く撮れませんでした。
そんなわけで橋を渡ると、希望が丘高校前駅に到着。
正直なところあまり沿線には観光地らしい観光地は無さそうだと思っていましたが、
どうやら世界遺産に登録されたポンプ室があるようです。
明治時代の建築を現在に遺す貴重な建物で、しかも未だに現役。
確かに凄いのですが、現役なだけに通常の動力施設同様敷地内への立ち入りは許されていないジレンマ・・・。Googleレビューでも、近くで見れないことにガッカリする声が散見されました。
なお、トイレには旧駅名を遺すパネルが現存しています。
川の土手の内側にあるから土手ノ内、そのまんまですね。
筑豊電鉄の最新車両・5000系の車内には随所に木材が使われており、
水戸岡デザイン大国九州の息吹をここでも感じることができます。(知らんけど)
終点の筑豊直方駅は高架駅となっており、福北ゆたか線の直方駅からは少し離れています。
どうせなら直方駅まで延ばせばよかったのに。
当然直方市サイドも検討自体はしているようですが、こういうのって結局頓挫してるイメージです。
この日はクリスマス。
直方市内でもイルミネーションが施されており、美しい光景が広がっていました。
須崎町商店街。
すぐそこのイルミネーションとのギャップがえぐい。
恐らく彼の現役時代なんてほとんど知らないであろう女子高生達が像をバックに皆で写真を撮っていたのが印象的でした。
まあかく言う私も、彼の現役時代といえば毎場所8勝7敗でかろうじて大関の座を死守してるイメージしかないのですが・・・
(なお、2009年は全6場所で8勝7敗というもはや貫禄すら感じさせる成績を残しています(笑))
彼は特に人気の高い力士で、博多~直方駅を結ぶ特急列車「かいおう」にその名が使われています。存命の人物が、しかも現役中に特急の名前になるというのは極めて異例です。彼の引退から10年以上が経ちますが、かいおう号は彼のようにこれからも末永く走り続けることでしょう。
実は最近転職活動を始めまして、思った以上に忙しい日々を過ごすことになってしまいました。
元々コミュニケーション不足を理由に、テレワークから出社を促す方針が発表されたことで、軽い気持ちで「転職活動してみっかー」というノリで始めましたが、転職エージェントから滝のように求人を勧められて正直訳分からなくなってます(笑)
というわけで、この九州旅行の記事もかなり時間がかかってしまいました。
まあ元々更新頻度は低いので、気長に書いていこうと思います。
ではでは。
こんにちは。高岡氏です。
最近カープファンクラブの継続特典が届きました。
スラィリーのツボ押し人形です。
ツボ押し人形というよく分からないグッズですが、とりあえず可愛いので嬉しいですね。
さて、今月最初の週末に山口、広島に行ってきました。
目的はタイトルの通り、広島の都心部に新しく出来たスタジアムを見に行くことです。
とても良いスタジアムだったので、少しでも現場の雰囲気を伝えられればと思います。
というわけで、新幹線で徳山にやって来ました。
なぜ徳山なのかって?その理由は後述しますが、最近の私の傾向を見ればなんとなくお察しの方もいるかもしれません。
のぞみまで広島で行き、そこで乗り換えて1駅。一応のぞみも停車する駅なのですが、上下合わせて1日9本とかなり少なくなっています。
古いアンケートですが、徳山は「のぞみが要らない駅」No.1の座に輝いたことがあり、No.2の駅を地元に持つ私としては勝手に親近感を抱いています。
親近感を抱く理由としてはもう1つ、私の勤める会社が対製造業のBtoB企業なので福山のことも知っている社員がそこそこいたりするのですが、同様に徳山も駅前から見える工場が表す通りの工業都市です。
福山も徳山も地味ですが日本の産業の屋台骨を支えている重要な都市ですね。
山口ではふぐのことを「ふく」と呼んでいますが、「蝙蝠山」の「蝠」の字を「福」に見立てた福山とこれまた似ているなあと思ったり・・・
なお、昔は徳山市という自治体があったのですが、現在は合併により周南市となっています。ここは結構勘違いしている方も多そう。
案内板の文字にレトロを感じます。
徳山駅北口前の光景。
平日の16時頃という時間帯もありあまり人出は多くありませんが、さすがにのぞみ停車駅だけあってお馴染みのホテルチェーンや、アーケードに沿った飲食店が充実しています。
また、レトロ感を残す駅構内とは対照的に駅の外見は現代風のお洒落な建物です。
南口の方はすぐそこに港があり、ここから大分・各離島へのフェリーが出ています。
本当は前日2/1(木)の仕事後に終電で徳山まで訪問し、この日は大津島を観光する予定だったのですが、仕事が長引き行けなくなってしまいました。
やっぱり労働はクソ・・・、まあ仕事後に旅行の予定を入れる私も迂闊でした。
特に仕事を進める上で計画性が皆無なのでいつもドタバタしてます。
さて、これといってやることもなく徳山駅周辺をうろうろしていたのですが、ふと目に留まった徳山有楽町郵便局。
wikiで見たところ、全国に「有楽町」という地名は10か所あるみたいなので、これだけなら単なる偶然の一致でしかないのですが・・・
新宿、原宿、代々木・・・
極め付きは代々木公園なんてものもあります。
また、上に貼った徳山駅近くのアーケード街の所在地は「銀座」です。
これだけ地名が被っていれば、偶然の一致と言うには出来すぎな気もしますし、実際一部では「大空襲で焼け野原になった徳山の街の復興祈願に東京の地名を拝借した」という説も囁かれています。
実際、空襲がきっかけで新しい地名が生まれたのは事実のようですが、一番東京から拝借していそうな「代々木」の元になった地名は遅くとも江戸時代から存在しているらしく、本当に東京から貰った地名は「銀座」「有楽町」の2つのみのようです。
しかも代々木公園は東京のそれより5年早く開園しているので、何でもかんでも東京が関係していると思ったら大間違いということでしょう。
なお、櫛ヶ浜駅の近くには「横浜町」が、新南陽駅寄りには「川崎」という地名があったり、「那智町」、「新宮町」、「速玉町」が隣接していたりします。
前者はたまたまでしょうが、後者は確実に熊野神社と関係がありそうですね。
近年は「工場夜景」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、ここ徳山も例外ではありません。
夜にはクルーズツアーも出ているようですが、定員10人と少ないので、旅行の予定が決まった時点で早めに予約したほうがよさそうです。
さて、そんな工場群の入口に、昭和に取り残されたようなお店があります。
その名もずばり「ラーメン屋」。名前を考えるのがめんどくさかったんですかね。
正直旅行者は入りにくい店構えですが、いざ入ってみると気さくなご夫婦が営んでいる良い雰囲気のお店でした。
豚骨ラーメンのお店ですが、夜は一品料理も充実しているようでした。
店主曰く、特に米にはこだわりがあるみたいなので、行ったときはぜひラーメンライスを頼んでみてください。
夜になって商店街にはシャッターが降ろされる中、不気味に光るパチンコ店跡?
「パーラー大丸」で調べても全く情報が無いしもしかしたら異世界に繋がる扉なのかもしれない・・・。
夜の徳山駅。
日中とは全く異なる幻想的な雰囲気を醸し出しています。どこか延岡駅と似た雰囲気を感じる・・・。
駅には周南市立駅前図書館、蔦屋書店、スタバが併設されており、学生達の自習スポットになっていました。いずれもなんと22時まで営業しています。
地方でこれだけ充実した設備があるのは珍しいですよね。
最近すっかり見なくなった「変な名前の高級食パン屋」ですが、ここ徳山にはまだまだ健在です。未だに生き残れているのはここの経営者が優秀なんでしょうか。
ネット民からは嫌われがちな変な名前のパン屋ですが、しっかり生き残っているお店は素直に応援したくなりますね。
ところで、徳山への道中で、駅メモを始めてからのボチャレ自己記録を大きく更新する2000万ボチャレを達成しました!!!
そしてそのまま逃げ切って駅メモ歴9年にして初めてのデイリー1位も達成!
旅程が崩壊して萎え気味だった私に対して、駅メモの神が仕事を頑張ったご褒美をくれたのでしょう。
それにしても、最後に総合2ケタ順位を取ったのは6年も前という事実。
そのときに撮ったスクリーンショットがこちら。
今じゃインフレが進んでこのときの3倍以上のスコアを出さないと総合2ケタ順位を取れなくなってしまったというわけです。
この頃はにころwithひふみボチャレで経験値稼ぎまくってましたね。今はてすとであっさり潰される編成になってしまいました。時の流れって残酷だなあ。
というわけで、デイリー1位の強運を引っ提げ競艇に挑みます。
まあここに来ることは最初から決めていたのですが・・・。
モーニング開催を採用している上、最寄りの櫛ヶ浜駅から歩いて20分ほどかかるので、早起きして行くのが少々面倒です。一応徳山駅から無料タクシーが出ているのですが、朝っぱらからギャンブルに行くような人間だと思われたくないので(謎のプライド)、わざわざお金を払って時間をかけて行くのでした・・・。
案の定、開場時間に門に並んでいるのは歴戦の老兵と思しき人ばかり。まあでもその方がギャンブルしに来た!って感じで良いかもしれません。
この日は12レース中11レースが1コースの逃げで決着するという、「イン天国」徳山らしい日でしたが、投資額は11300円で払い戻しは13260円と、どうにか勝って終わることができました。
これで競艇デビューから3連勝。そろそろ予想屋を副業にすることを視野に入れようかなあ、なんて・・・。
競艇場は全国に24場ありますが、その全てで勝利を目指したいですね。
帰りは雨が降っていたのでさすがに櫛ヶ浜駅まで無料バスを使用。
接近表示にレトロを感じていいですね。
ここから広島駅を目指します。
旧広島市民球場跡地、ひろしまゲートパークの奥に進むと、スタジアムに続くペデストリアンデッキが見えてきます。
今回はスタジアム内覧会ということで、スタジアム建設に際して1万円以上を寄付した人に向けたイベントとなります。
サポーターのお金を使っているんだから、きっと良いものになっているはず・・・!
そう思いながら、中に入ります。
中に入って最初に出迎えてくれるのが、サンフレのレジェンド選手を刻んだプレート。
槙野がいるのは百歩譲って分かるとして、寿人がいないのはいかんでしょ。
なんか不自然に空いたスペースがあるので、ここに入る予定なんですかね?
しかし槙野が入るなら西川とか森脇がいても良いような・・・。
現役選手は入れないということでしょうか。
プレートを見終わって階段を上ると、さっそくピッチを一望できました。
うおお、ピッチが近い!!!
最大35000人が収容可能な旧エディオンスタジアムに比べ、収容人数は1万人減り少しコンパクトになりましたが、そのぶんどこからでも見やすそうな作りになっています。
その他の主な違いの1つ目は屋根の有無ですね。
旧エディオンスタジアムではメインスタンドの一部にしか屋根が無かったため、このように雨が降るとそれだけで観戦がおっくうになってしまいかねないものでした。
2つ目はデカデカとしたスクリーン。選手紹介の演出にも期待がかかりますね。
旧スタの座席は、大半が公園のベンチみたいにただの板張りのものでしたが、新スタジアムは全ての座席に背もたれがついており、快適な観戦環境をもたらしています。
通常座席以外にもバリエーションは豊富です。
スタジアムでの飲食時は、どうしても食器をずっと手に持っておくか膝に置いておくかになってしまい不便を被りますが、テーブルがついていればその心配も不要。
家族連れや団体客にとってはありがたい選択肢が増えましたね。
まあ私は基本1人なので、使っても一番上のテーブル座席くらいですけど。
スタグルも充実しており、コンセプトは「世界中のグルメを食べられる」ことのようです。
旧スタジアムだと、屋台はスタジアム外の広場に集中していたので、試合中の選択肢があまり無いのが欠点だったのですが、それを解消する形になるでしょうか。
旧スタではどうだったか分かりませんが、新スタでは試合以外にも様々な用途でスタジアムを使えるようになっているようですね。
退屈な会議でも、スタジアム内ならば少しは楽しくなるかもしれません。
旧スタは5階建てでしたが、新スタはなんと7階建て。
まだ本格開業前ということもあり、ほぼ階段しか使えなかったので結構良い運動になりました。
そして今回は特別に、普段はなかなか入ることのできない実況席、ロッカールーム、ウォームアップルーム、ピッチ、ベンチにもお邪魔させてもらいました。
観客席が近い、というのは観客側からすれば見やすくてありがたいのですが、選手からすればどうなんだろう、と思っていましたが、これはテンション上がるでしょうね。
早くここで試合を観てみたい!
ちなみに、一般人でもこの出来立てほやほやのスタジアムで試合をすることができます。先述した会議室やラウンジも含め、多目的での使用を受け付けています。
なんと1時間当たりおよそ13000円という安価で借りることができるので、有志を集めてサッカーオフ会をやるのも楽しそうですね。もっとも、抽選に当たるのは大変でしょうが・・・。
その他にはショップやミュージアムが併設されており、ミュージアムでは広島サッカーとサンフレの歴史を振り返ったり、サッカーに関するミニゲームをしたりすることができます。
より大きな数字のターゲットにボールを当ててスコアを競うパスのミニゲーム。
私も挑戦しましたが、当然のように平均以下という結果に。
見た目以上にしんどいです。
そしてPKをシミュレーションできるゲームもやってみました。
前の女性が結構良いシュートを決めていたのに加え、順番待ちの子供たちに見守られるというプレッシャーの中、なんと最初のシュートが決まっちゃいました。
思い切り真正面だったのですが、とにかく勢いのあるシュートを打ち込むのが肝要のようです。なお、その後は端っこに打ち込もうとしてことごとくカスみたいなシュートしか打てず、すごすごと引き揚げていくのでした・・・。
スポーツってムズカシイネ・・・
朝一に訪問して、12時過ぎにスタジアムを出ました。
もうガッツリ堪能してきましたよ。
どこからでも見やすい!臨場感たっぷり!快適な観戦環境!
ということで、早く実際の試合を見てみたいですね!
やっぱり専用スタジアムなんだよなあ。
寄付してよかった!
大きさで言えば旧スタの方が1回り、いや2回りは大きかったのですが、コンパクトで屋根がある新スタの方が、声援も反響してより迫力のある観戦が楽しめそうです。
とはいえ、全く懸念点が無いわけではありません。
この記事を書いている時点で、既にガンバ大阪とのプレシーズンマッチが行われた後なのですが、ゴール裏で立ち見、旗振りをしていたら後ろの人から見えないと文句を言われたという報告をちょくちょく見かけました。
これはエスコンフィールドの開業時にも見られた問題で、スタジアムきっかけで観に行こうとするライト層にとって、まずは一番安い席で見よう、という心理が働きやすいので、そうなるとゴール裏の「応援ガチ勢」と対立してしまうことになりやすいのです。
近年ではJFLのクリアソン新宿やBリーグのように、サポーターではなくクラブが応援を主導するというムーブメントが徐々に興隆しつつあり、このような対立が頻発すればいずれサンフレもその流れに巻き込まれてしまうかもしれません。
個人的には、騒ぐ人も静かに見る人も両方いてこそのスタジアムだと思うので、クラブ側で応援のやり方を決めて皆でお行儀よく見ましょうね~、というのが主流になるのは望ましいものではありません。ですから、この対立を解消できる方法を我々サポーターも含めて上手く見つけていく必要がありますね。
ちなみに、今回の内覧会でチェックインできた駅は
・本川町
・県庁前
・城北
・寺町
・別院前
の6つになります。路面電車のある街の中心部にスタジアムが出来ることで、こういうメリットも生まれるのですね。コンコースを一周できる作りなので、例えば距離イベのときは試合前にぐるぐる回ってpt稼ぎをすることも出来そうです。
ただし、野球と違ってサッカーは両チームのサポーターがなるべく接触しないよう動線に制限をかけることが多いので、そこのところはなんとも言えません。
ただ、駅メモ的な話でなくとも広電の路線が2つとアストラムライン・少し歩けばJRの駅にもすぐ行けるので、試合後の観客の分散という意味ではこれ以上ない条件となっています。
本当は昼から昔の同級生と会う予定だったのですが、当人の体調不良により流れてしまい、どうしたものかと思っていましたが、近くのひろしまゲートパークにて新スタ開業イベントをやっていたのでそこで時間を潰すことに。
サンフレOBの中島浩司さんと、同じくOBで現在は同チームのアンバサダーとして活躍する森崎浩司さんのトークショーがありました。
チーム事務所が新スタ内にあるためスタジアムに通勤している森崎さんですが、
「スタジアムからレストランまでが遠い」だの「スタグルよりこの辺にあるレストランの方が美味しいですよ(笑)」だの、チーム内部にいる方のリアルな(?)意見を聞くことが出来て興味深かったです(笑)
時間も余ったので、アストラムラインを使って旧スタジアムへ行ってみることに。
こちらは県庁前駅ですが、駅ナカの広告はまだ新スタ仕様にはなっていませんでした。
かつてのエディオンスタジアム最寄り駅、広域公園前。
1993年のJリーグ開幕から始まり、そこから2度のJ2降格と3度のJ1優勝を見届けてきたスタジアムと、そこへ向かう観客達を乗せてきたアストラムライン。
構内の展示からは、「俺達のこともずっと忘れないでくれよ!」というメッセージを感じさせてくれます。
試合終了後はこの駅前の坂道がアストラムラインに乗るサポーターで埋め尽くされ、道路は渋滞してバスが遅くまでピストン輸送を行う地獄の様相が呈されていましたが、そんな光景とももう無縁だと思うとさすがに少し寂しく・・・は、なりませんね、うん。
どれほどの地獄だったかというと、上述の新スタ開業イベントで奉納されたこの絵馬を見ていただければ分かることでしょう・・・。
サンフレの試合日以外でここに来たことはなかったのですが、結構車が停まってますね。
スタジアム前の広場は、スケボー兄ちゃん達の溜まり場になっていたり、サックスの練習をするおじいさんがいたりとのんびりとした時間が流れていました。
さて、ここまで旧スタのことを便宜上「旧エディオンスタジアム」と呼んできましたが、3月から新たに「ホットスタッフフィールド広島」となることが決まっています。
スタジアム名の変更工事が行われているのが確認できますね。
コンサートなどのイベント誘致、一般利用の拡大を目論んでいるそうですが、Jリーグ開催時は緩衝地帯設置などの要因もあって35000人までの収容となっているところ、それが無くなれば最大50000人入りますからね・・・。もしも50000人いっぱい入ったときの地獄は想像に難くありませんが、この辺どうするつもりなんでしょう。
案内図を見ると、全体的に均質化された新スタと比べて旧スタはかなり歪な構造をしていることが分かります。熱心なファンが集まる場所は通称「ゴール裏」と呼ばれますが、このスタジアムの特殊な構造ゆえにゴール裏の位置はスペースが少ないので、サンフレにとっての「ゴール裏」は近くのゲートの名前を取って「B6」と呼ばれてきました。
この「B6」という呼び名が今後新スタでもゴール裏を指す呼び名になるのかどうか、そこも少し気になるポイントだったりします。
直前に新スタを見てきたせいでもあるでしょうが、エディオンスタジアムって随分とオンボロだったんだなあと思わされます。試合のときはそこまで気にならなかったんですが、いなくなると途端にそんな部分が目につくようになりました。
まあこう言ってはアレですが、個人的にはこのスタジアムにそこまで強い思い入れはないんですよね・・・。昨年はラストイヤーってことで2試合観に行きましたが、それ以前となると最後に行ったのが2015か6ってレベルですからね。単純にあまり来たいと思うようなスタジアムではなかったです、正直なところ。
でも最終年に観に行った2試合の内、1試合は開幕戦で誤審で勝利を逃し、2試合目はチーム状態が最悪のときでいいとこなしの完敗。最後に気持ち良く終われなかったのはちょっと悔いが残っています。
市には有効な活用方法を見出してもらいたいですね。
なんだかんだで収容人数的には全国的にもトップクラスですから・・・。
まあ一にも二にも交通の問題をなんとかしないと、大規模なイベントはやり辛いとは思いますが。
帰り際、サックスの練習をしていたおじいさんが『東京ブギウギ』を演奏していましたが、それがこのスタジアムの雰囲気と妙に合っていて勝手にエモを感じていました。
最初こそ想定外のトラブルがあった今回の旅行でしたが、デイリー1位を達成したり、新スタジアムを隅から隅まで堪能出来たりと結構充実していました。
去年はカープの観戦に力を入れていましたが、今年はサンフレの方も注目して見ていきたいと思います。まだ行っていないアウェーのスタジアムもたくさんありますからね!
皆さんもぜひ、エディオンピースウイング広島に足を運んでみてください。
ではでは。
お久しぶりです。高岡氏です。
2024年、あけましておめでとうございます。
元日から大地震、航空機の衝突事故が起こったり、レジェンド左腕があわや人的補償として供出される危機があったり・・・
ちょっと飛ばし過ぎじゃないですかね(汗)
一方私はどうかというと、会社人6年目に突入することになる今年ですが、いよいよPGからSEへと進化するときがやってきたようです。
3月には同じPJの先輩が退職することが既定路線であり、これまでのように高い有休消化率を誇ることが出来なくなりそうで恐々としております。
実は転職やフリーランスを勧められてもいるのですが、いざスキルシートを書いてみたら
ブリーチもびっくりの驚きの白さ・・・!
・・・転職の前に今の会社でやれることをちゃんとやろう・・・。
そんなことより本題。
12月の話ですが、またしても会社の金で愛知に行ってきました。
そこで運良く(?)競艇と競馬の本場開催の情報を見つけたので、土日を利用して両方に行ってみることにしました。
会社の人に蒲郡に行くと話したら、
「蒲郡ってことはラグーナ行くの?」
地味に駅メモでは2度イベント対象地域になり、マツカ・ウシオの2人の故郷があることからメモラーにとっては馴染みの深い場所ですが、今回は完全に競艇のためだけに来ました。
まあ「ラグーナ」の意味は「小さな湖」という意味なので競艇場も実質的にはラグーナと言えるでしょう。知らんけど。
さて競艇場の方は、写真で見ても分かるように非常に綺麗な建物です。
また、開場直後こそいかにもなおっさんばかりでしたが、レースが進むにつれて若者の割合も高くなっていきました。
蒲郡はナイター開催なので、開場は14時で最後のレースは21時近くになります。
開場直後から最後のレースまで見ていたので、実に7時間も競艇場に居座っていました(笑)
さて、そんな居座りの結果は・・・
投資金額:11000円
払い戻し金額:46450円 の大勝利!!!
その内訳はというと・・・
第2Rで500円の12.1倍オッズ、払い戻しは6050円。
第4Rで500円の9.6倍オッズ、払い戻しは4800円。
そしてなんといってもこの第6R!
6-5-4、オッズ178倍のいわゆる万舟決着でした。
人生で大穴を当てる日が来ようとは夢にも思っていませんでしたが、まさか2度目の競艇で出してしまうとは・・・
とはいえここで運を使い切ってしまったのか、後半のレースでは全く当たらず的中率は3/11(1つはオッズ的に旨味が無さそうなので様子見してました)と低め。
最後の方は疲労でだいぶきつかったです。
「勝つためにはレースは絞れ」なんて言われる理由が分かった気がします。
まあ最終的には的中率よりも回収率の方が大事なので今回は全然問題ないんですけどね。毎回1000円だけ賭けていたので不的中でも痛くありませんでしたし。
慣れてきたら勝負レースで厚張り、ということもやってみたくはあります。
さて、最初の当たりでハマりそうになり、今回でついに本格的に競艇にのめり込んでしまう結果に。今ではYouTubeで過去のレース映像だったり、ギャンブル系YouTuberを見るようになってしまいました(笑)
来場前には神社で必勝祈願をしていたので、神様は見てくださっていたのでしょう。
皆さんも蒲郡競艇場に行く前にはぜひここに立ち寄ってみてください。ご利益ありますよ!
終わった後は駅前のはま寿司で勝利の晩飯。
勝った後の飯は格別に美味い!
翌日の競馬でも勝てるといいけど・・・。
蒲郡競艇場もそうですが、中京競馬場についてもその名を冠した駅が存在しています。
中京競馬場自体は豊明市にありますが、中京競馬場駅は隣接する名古屋市にあります。
つまりちょうどこの辺りが市の境界になっているということ。
駅から競馬場までは少し距離がありますが、そこまでの道のりに続く人の列や競馬関連の広告、像など・・・
まさに「スタジアムのある街」という感じで、戦いの前に高揚感を高めてくれるものです。
というわけで、人生初めての競馬場です。
本来ならば入場料がかかるところですが、この日はフリーパスの日ということもあってか非常に多くの客入りでした。
まともに馬券を買うのは初めてなので、当然パドックの見方なんてものはさっぱり分かりませんが、やっぱりここに来ると「競馬場に来た!」という感じがしますよね。
それにしてもこの日はパドックに寒風が吹き込みめちゃくちゃ寒かったので、まともに見れたものではありませんでしたが・・・
場内は老若男女問わず本当に人が多く、マークシートを書く場所を探すのも一苦労。
今どきネット投票で完結できてしまいますが、依存症が怖いのであくまで現地で、且つ現金で紙の投票券を購入する形にこだわりたいと思っています。
アナログな形も悪いことばかりではないですよね。
さて、肝心の結果ですが、
的中:0/9
回収:-9000円
華麗に惨敗でした・・・。
単勝、馬連、3連複、3連単といった買い方をして、一応かすりはしたレースもあったのですが、当たらなければまるで意味がありません。
前日の勝利の余韻に浸り過ぎていてデータを全く収集していなかったこと、競艇と同じノリで買い目を絞り過ぎていたこと、敗因は色々考えられますが、
単純に頭数が多いとめんどい!!!
まあなんやかんやで1~5番人気くらいの馬は高確率で着を取ってくるので、駆け引きが分からなくてもとりあえず単勝、ワイド、複勝を中心に賭ければコツコツ勝てる可能性はあります。でも結局のところ中~大穴をどこかで当てないとなかなか勝てないのがギャンブルというもの。
そうなるとやはり駆け引きの部分は無視できなくなってくるので、頭数が多いと単純に考えなければならないことが増えてめんどくさくなってきます。
とはいえ、単純に競技として見れば競馬が一番面白いという人が多いのも頷けます。スタートと第一ターンマークで大勢が決することの多い競艇と違って、最後の直線での歓声や怒号は他にない迫力があります。
ネットで簡単に賭けることができる時代ですが、やはり現地の熱気があってこそ勝利の喜びも大きくなるものですからね。
あとは人間じゃなく馬がやるから純粋に応援ができる、という意見もありますが、正直これに関してはそんなにかなあという感じです。結局勝てば面白いし負ければ空しくなるだけなので・・・
そういう意味では的中しやすい競艇は私向きなのかもしれません。
実は年末に九州に行っており、もしかしたら現地で開催もあるのではないかと思っていたのですが、結局都合が合いませんでした。
というか旅行先でそういうのを調べるようになってしまった時点でもう立派なギャンブル依存症ですね(笑)
年末の九州旅行に関する記事も近いうちにまとめます。
ではでは。
こんにちは。高岡氏です。
最近流行っているスイカゲームというゲームをご存知でしょうか?
その単純さ故にドハマりしてしまう人も多く、私も漏れなくその1人となってしまいました。
特にブラウザで無料プレイできるホロライブのスイカゲームをひたすらやっていて休日があっという間に消えていきましたとさ・・・。
それはさておき。
2023プロ野球もドラフト会議と日本シリーズを残すのみとなりました。
今季はかなり現地まで観に行ったのですが、それについてはまた別記事でまとめるとして、「野球のオフシーズンにも何か楽しめるイベントは無いか?」ということで今回私が注目したのはBリーグです。
なぜBリーグなのか?
やはり地元広島のドラゴンフライズの影響もあるのですが、昨シーズンの琉球ゴールデンキングスvs千葉ジェッツの熱いチャンピオンシップをたまたまテレビで見てから現地観戦への意欲が湧いてきた形ですね。
それにBリーグは秋春制を採用しており、ちょうど野球が終わった辺りでシーズンが始まるので、ハマれば1年中スポーツ観戦を楽しめるというわけです(Jリーグも秋春制採用がほぼ既定路線ですが、バスケと異なり原則屋外スポーツなので正直上手く行くかどうか・・・)。
というわけで今回やって来たのは10/21(土)に行われた
「川崎ブレイブサンダーズvs富山グラウジーズ」戦です。
かたや昨シーズンの中地区王者でこの試合まで4勝1敗と好調な出だしの川崎と、同じく中地区で昨シーズンは最終盤まで降格争いに沈み、今季も開幕5連敗と絶不調な富山のマッチアップ。本音を言えば日本代表の河村がいる横浜と昨季チャンピオンの琉球の試合が組み合わせ的には一番面白そうだと思ったのですが、時間の都合でこっちにしました。
ホームアリーナはとどろきアリーナで、川崎フロンターレの本拠地である等々力陸上競技場と隣接しています。それにしてもバスケもサッカーも両方強いですね。
なおチケット販売に関してはBリーグ公式のチケットアプリでモバイルチケットとしてQR発券可能です。近年はチケットに関しても電子化が進んでいますが、我らがカープちゃんに関しては未だに導入されていません。あと何年くらいかかるのかなあ・・・
というわけで客席へ向かいます。
入口からいきなりコートが間近に迫り、否が応でも気持ちが昂る・・・。
1階席と2階席があり、2階席は3000円程度とお安いのですが、せっかくの初観戦、迫力のあるプレーを間近で楽しむべく1階席にしました。6720円と少々値は張りましたが、野球やサッカーだとここまでグラウンドに近い席はもっと高いと思います。
まず思ったのが、とにかく演出が派手。
映像や炎や光を駆使した演出は、スポーツというよりはアーティストのライブを見ているような感覚になります。実際にハーフタイムにはアーティストのライブが行われていました。見終わった後は結構目が疲れるので必要な人は目薬を持って行った方がいいかもしれません。
そして応援スタイルは、基本的にオフェンス時はチーム名を、ディフェンス時は「ディーフェンス!」と叫ぶ+どちらの場合も手拍子がついてくる感じです。競技の特性上、個人応援歌は原則存在しないようですが、応援歌を覚えてなくても参加できるというのが一番のメリットでしょう。さらに、スリーを決めたときや難しいシュートを決めたときなどはディフェンス時の応援も少しテンポアップするので意外に単調にはなりません。
そもそも試合時間からして10分×4、攻守が頻繁に入れ替わるスピード感溢れるスポーツなので、応援のバリエーション自体は問題にはなりません。
まあ身も蓋もない話をしてしまうと、野球やサッカーで応援歌文化が出来たのは試合展開自体の退屈さを紛らわすためと言えるかもしれませんね。
そうそう、応援といえば最近何かと観客の暴走が悪い意味で話題になることが多いですが、野球やサッカーを観に行くと必ず1人はいる野次ニキが全くいなかったのが新鮮でした。もちろんいるときはいるのでしょうが、コートが近いことや試合展開の早さが影響してるんですかね。身長2m近いいかつい選手達を間近にして野次を飛ばす度胸のある人なんてそうそういないでしょうし。
ブーイングの是非についてもよく話題になりますが、バスケではむしろ相手のフリースロー時にはブーイングをするように勧めています。でも野球やサッカーのような憎悪にも似たそれとは全く違う上品なものでした。殺伐としたスタジアムにうんざりしている方は一度Bリーグを見に行かれてみてはいかがでしょうか。
あとはなんと言ってもバスケというスポーツ自体の迫力ですね!
24秒以内に攻撃を完結させる必要があるので、得点はどんどん動き、2m超えの選手達がガシガシぶつかり合います。そしてとにかくコートが近いので、選手やヘッドコーチの声も聞こえてきますし、彼らの表情や交代時いかにも不満そうにしている様子などが細かく分かります。
正直日本でバスケのプロリーグがあまり盛り上がってこなかったのが不思議に思えてきました。まあ昔のバスケ協会って本物の無能だったみたいですしね・・・(その辺のエピソードは検索すればたくさん出てくるので興味があれば見てみてください)。
さてさて肝心の試合ですが、序盤こそゴールに嫌われた川崎は苦戦するものの、富山の拙攻もあり最終的には危なげない試合運びとなりました。
ヒーローは今季限りでの引退を表明しているニック・ファジーカス選手。バスケはサッカーと同じく選手の入れ替わりが激しい、選手寿命も短いという印象があったのですが、彼は外国人選手にもかかわらず2012年から11年も川崎に在籍しており、日本国籍も取得している選手です。
カープファンとしてはエルドレッドを思い出しますが、外国人選手がチームに長くいてくれるのって嬉しいですよね。滅多にない分下手したら日本人選手より人気が出るイメージがあります。
総合的な感想としては、試合展開や応援、アリーナの雰囲気等々全てが新鮮でとても楽しかったです!!!
これからも色々なアリーナに訪問してみたいですし、普段見ないスポーツを色々見てみようと思うきっかけになった1日でした。
ではでは。
こんにちは。高岡氏です。
9/16(土)から9/24(日)は、世間一般ではシルバーウイーク(以下SW)と呼ばれていたようですが、土曜日と秋分の日が重なってしまったこともあり全くSW感がありませんでしたね。
さてそんなSWの前日となる金曜日から、実は愛知へ行っていました。
「そんな高給取りでもないのにあちこち旅行しててお金は大丈夫なんか?」と思われるかもしれませんが、安心してください。
今回の旅行は出張扱いです!!!
そんなわけで本当は16日にバスで名古屋まで行く予定だったのですが、行きも帰りも新幹線を使って優雅に移動できました。利用できるものは積極的に利用していきましょう。
というわけで出張当日は、わざわざ名古屋のオフィスから1時間ほどかけて、中部国際空港内にあるカプセルホテル「TUBE Sq」に宿泊しました。
こちらは通常のカプセルホテルとは異なり、予約時にあらかじめ何時間滞在するかを指定して宿泊する方式になっています。今回は9時間で利用しましたが、22時チェックインで翌日7時チェックアウトというあまりのんびり出来ない時間設定になってしまいました。
また深夜でも人の出入りが結構あり、音が気になってなかなか寝付けなかったので、耳栓はあった方が良いでしょう。
とはいえまだ完成したばかりで内装はとても綺麗ですし、3~4千円台の安価で空港に泊まれて便利なので空港に用事のある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
さて、わざわざ中部国際空港まで行った理由は、
程度のものなのですが、さすがにそれだけだとちょっと寂しい気がしてきたので、空港からわずか2駅の常滑駅で降りて観光をしていくことにしました。
ここに来るまで常滑という街についての知識はほとんどなく、失礼ながら空港のおまけみたいなもんだろうと思っていたのですが、なんと平安時代から日本の窯業を支えてきた由緒ある「焼き物の街」なのです。
そんな焼き物の街常滑のシンボルが、駅からやきもの散歩道へとつながる道にいるこの招き猫たちです。市内の陶芸家たちが作った愛らしいデザインの彼らが我々観光客の目を楽しませてくれます。また、一番下の生首状態になっている招き猫は「とこにゃん」と呼ばれ親しまれています(でもちょっと怖い・・・)。
歩いているとツアー客らしき団体にも出くわし、私が知らなかっただけで、空港だけでなく観光地としてもかなり名を知られた街であることが分かりました。
駅の東側にある丘の上一帯は、この街が窯業の街として栄えてきた歴史を物語る古い街並みが残されており、「やきもの散歩道」と呼ばれ現在でも多くの陶磁器店やカフェなどが立ち並ぶ場所となっています。
また、陶芸体験が可能なお店も多いですが、本格的なものになってくると事前予約が必要な場合が多く注意が必要です。
道中ではかつて使われていた窯を無料で見学することもできます。
これだけの設備を入場料無しで見ることが出来るのはなかなか珍しい気もしますね。
ただ写真下3枚の登り窯については屋根が今にも倒壊しそうで窯の内部に立ち入ることは禁止されていました。
散歩道ではこのような光景をたくさん見ることが出来ますが、これらは製品として流通することが無かった焼酎瓶や土管たちで、どうせ使い道が無いのならとこのように土台や壁にしたり、屋根や地面に敷くといった使われ方をしていたようです。
なんか昔の人の方がよっぽどSDGsしてるんじゃなかろうか・・・。
9月も半ばを過ぎたというのにまだまだクソ暑い中を歩いてきて到着したのがこちらのINAXライブミュージアム。
「INAX」というと現在の「LIXIL」の前身ではありますが、トイレ・タイルのブランド名として名前が残っているので、LIXILよりもINAXという名前に馴染みがあるという方も多いかもしれませんね。
決して一つ一つの展示のボリュームが多いわけではありませんが、陶磁器・土管作りに使われた窯・タイル博物館・テラコッタ建築・泥など多岐に渡る展示が行われており、また物づくり体験も充実しているので、家族で楽しめる場所だと思いました。
15時を回ってもう見るものは見たかなと思ったのでバスで駅まで戻りましたが、ここに来るまでの列車の車窓からあるものが気になっていました。
それこそがこの「ボートレース常滑」です。
宮島、住之江、蒲郡、多摩川、常滑・・・となんか競艇場ってやたら駅から近くて目立つものが多いイメージがありますね。元々こういう場所を通るたびに気になってはいたのですが、以前に友人に誘われて行ったパチンコで私のギャンブル運の無さを思い知ったので、今までギャンブルに関しては意図的に避けてきました。
ですがこの日は、このまま名古屋に戻るのもなんだかなあ、と思いせっかくなので人生初めてのボートレースに挑戦してみることに。
近年ウマ娘効果もあり、若者が競馬場に多く集まっているというニュースも報道されていますし、私のTwitterのTLも毎週日曜日は盛り上がっていますが、実は売上の伸び率でいえば競艇がダントツで高かったりします。
実際競艇といえばくたびれた爺さんの溜まり場のイメージしかありませんでしたし、実際爺さん率こそ高かったですが、大学生のグループやカップルで来ているような若者も多く、設備も最近リニューアルされたようでとても綺麗でした。
マークシートの塗り方すら全く分からなかった私ですが、ネットで「競艇 買い方」と調べると、
「競艇はコースとモーターだ!」
的なことが書いてあったのでとりあえずそれを参考にレース前情報とにらめっこして、10分くらいウンウン唸った末に写真の三連単を購入。
初心者のくせに三連単一点賭けという生意気な賭け方をしていますが、これについては複数買いの方法がマジで分からなかったからです。
まあ外れても1000円くらいなら観戦料としては丁度いいでしょう。
どうせ当たるわけありませんからね。
とはいえ私も競艇は1号艇が強い(正確には1コースが強い、ですが)ということくらいは知っていたので、モーターや勝率などから見ても、1号艇が抜け出し2号艇がそれについていく、という展開自体は予想がついていました。
問題は3着にどの艇が入って来るか。
3着争いは4号艇と6号艇が激しい争いを繰り広げ、否が応にも期待に胸が膨らみ始めます。
そして最後は4号艇と6号艇がほぼ同時にゴールイン!
しかし見た目にはわずかに6号艇の方が先んじているように見えました。
えっ、マジで・・・?まさか勝っちゃうんか・・・???
運命の着順発表・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「3着 6番」のアナウンスが会場に響くと、周りからは「えーーー!!!」の声。
しかし私は思わずガッツポーズ。
この瞬間の脳汁がドバドバ出た感覚は今でも忘れられません。
自分で頭を悩ませて立てた予想が的中してお金が貰えることがこれほど嬉しいことだとは。世のギャンブラー達が身を崩してでもギャンブルをやめられない理由が分かってしまいました。
そして今この瞬間、1人のギャンブル中毒者が誕生してしまったのでした・・・!
1-2-6の三連単オッズは21.2倍。
1000円を賭けていたので、実に21200円が払い戻されました。
ギャンブラー達にとって2万円ごとき大した金額ではないと思われるかもしれませんが、よくよく考えたら2万円なんて割のいいバイトでも1日でそうそう手に入る金額ではありません。
というか2万円を大金だと思えなくなったらいよいよギャンブル依存症待ったなしなので、ここらへんのバランス感覚だけは失わないように気をつけないとです・・・。
ちなみにこの後調子に乗ってもう1レース挑戦したのですが、さすがにビギナーズラックは2度は続きませんでした。
とはいえ6号艇も4着であわやという展開はあったんですけどね~。
まあさすがにここで当たってたらマジで競艇にドハマりしてたと思います。
ちなみに、儲けた2万円は株式投資用の楽天銀行口座にその日のうちに振り込みましたが、なんと振込手数料で220円も取られました。
今って振込むだけでも手数料取るんかい・・・。
ところで、今回の宿泊地は名古屋市の北に位置する岩倉市でした。
愛知で最も面積の小さい市らしく、全国でも10番目に小さいというここ岩倉市ですが、名古屋駅から名鉄でわずか20分程度で行ける場所にしては非常に閑静な街でした。
そのせいか駅最寄りのスーパーは20時で閉まってしまい、買い出しには少し苦労してしまった面も・・・。おまけに痔が炸裂して旅行中にもかかわらずボラギノールを買う羽目になりました。
まあここに泊まったのは駅メモ的な側面ももちろんありますが、カプセルじゃない個室ホテルにもたまには泊まりたいなあ、と思ったので、名古屋に近くて安いホテルのあるここを選びました。徹底的に経費削減を行っているのか、フロントには16時~21時45分の間しか人がおらず、アメニティはタオル類以外ほぼ有料という仕様ですが、なんと1泊4000円という破格のお値段で泊まれました。岩倉ステーションホテル、おススメです。
しっかし最近の個室ホテルってどこも高いですよねー。
個人的には6000円を超えだすと高いと感じてしまうのですが、そうなってくるとカプセルホテルくらいしかなくなっちゃうんですよね。もちろんカプセルホテルも好きなのですが、荷物の扱いに困るのが最大の欠点・・・。
最近の新しめのカプセルはそうでもなかったりするのですが、施設が古いとこだとマジで荷物入れさせる気あるのかってくらいほっそいロッカーありますからねえ・・・。
さてそんな話はさておき、この日は早起きしてとあるラーメン屋へと向かいます。
有名ユーチューバーも数多く訪れる、愛知の誇る名店、いや迷店(?)へ・・・
東刈谷駅で下車。駅名看板が鏡張りになっており、青空が映ってとてもさわやかに見えます。
そんな東刈谷駅から県道48号線に出て徒歩10分ほど行くと、そのお店が見えてきます。
というわけで、ずっと気になっていたあの大岩亭にやって来ました。
到着時点では開店20分前の10:40頃だったのですが、既に3組の先客。
並んでいる間にも着々と客は増えていき、結局開店までに私含め9組が並んでいました。そして有名店ということもあり、道行く車に乗る人は、並ぶ我々やお店を見て「おっ、今日もやってんねえ」と言わんばかりの表情を浮かべていました。
11時になり、例の店主が出てきて我々を招き入れてくれました・・・
が、入店した途端、
くっさ!!!
いわゆるメスガキの発する「くっさ❤」ではなく心の底からの「くっさ!!!」です。
まあ豚骨を売りにしているお店なのである程度の臭いはしょうがないにしても、ここまでダイレクトに鼻をつんざいてくる臭いは、以前に行った新橋の「バリ男」という豚骨二郎系のお店以来です。
おまけに全体的に薄暗く、あちこちで壁紙が剥がれていたり黒ずんでいたりととにかく清潔感は皆無。「初デートでサイゼリヤに行く男」がTwitterで定期的に燃えますが、もし初デートでここを選んだ日にはその日のうちに別れを告げられることでしょう。
とはいえ、ここに来る客はそんなこと百も承知。
なぜなら皆あの店主の雄叫びとラーメンを楽しみにしているのだから―――
メニュー表。
TVやYouTubeで話題になるのは「特鳥」の名を冠するラーメンです。
一応普通のラーメンもありますが、ここに来て普通のラーメンを頼む人って、天下一品であっさりを頼む人より少なそう・・・。
またメニュー表にある通り、ご飯はセルフサービスでお代わり自由、完全無料です。
ガッツリ食べたい人にとっては非常にありがたいサービスですね。
とまあ一通り店内を観察していましたが、それにしても一向にラーメンがやって来ません。
というのもこのお店、ラーメンを店主一人で作っているので、提供が非っっっっっっっっっっっっ常に遅いのです。
開店前に来ておいたほうがいいと言われる理由はこれにあり、20分経ってようやく2杯出てくるというおよそラーメン屋とは思えない提供スピードなので、行列の後の方になるともはやディズニーのアトラクションやさわやかレベルの待ち時間になってしまうということになります。
そんなこんなで20分くらい経つと突然、
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっっっっっっっっ!!!!!!!!」
という雄叫びが厨房から響いてきました。
これが大岩亭名物の湯切りなのですが、分かっていても20分以上待たされた中で不意打ちで聞くとびっくりします。
事前に申請しておけば、YouTubeでよく見る目の前での湯切り&雄叫びと店主との会話(?)を楽しむことが出来ますが、それが無くとも雄叫びはあります。
そんなこんなで入店から40分以上経ってようやく私の分が到着。
普段私は食べ物の写真を滅多に撮ることは無いのですが、少なくともここに来たらこの写真は撮っておかなければダメな気がしました。
レンゲの立つラーメン、実際に目の当たりにするとそのドロドロっぷりに度肝を抜かれますが、果たしてお味の方は・・・。
いやくっさ!!!
ようやく店内の臭いに鼻が慣れていたのに、麺を顔に近づけるとあのドロドロ部分がまた強烈な豚骨臭を発します。そしてそんだけ臭いスープですが、いざ口に入れてみると意外なことに味自体は全く濃くありません。むしろもうちょいパンチが効いてたほうが良かったかも・・・。
個人的には、無料のライスと卓上の紅しょうが、そしてこのドロドロの液体を混ぜて食べると結構美味しかったです。※ドロドロの液体には一部小骨も混じってるので注意!
まあ総評すると、味は別に不味いとは感じませんでしたが、臭いに耐えられるかどうかが重要な戦いだと思いました。
まあなんやかんやずっと行きたかったし、店主のキャラにせよラーメンにせよある意味期待を裏切らなかったので満足です。
ちなみにこれのせいかは分かりませんが翌日は朝から下痢をかましました。
というわけで今季最初で最後のナゴヤドームです。
このナゴヤドームをもって、今季はセ・リーグの本拠地に全て訪問したことになります。今年は本当に野球観戦たくさんしたなあ・・・。
なお、この日は中日OBで故・杉下茂氏の98回目の誕生日ということで、追悼試合として行われた試合となります。
この人は90代になっても毎年キャンプで元気な姿を見せていたので、訃報を聞いたときには本当に驚きました。
この日は内野席で観戦。
全席種完売の張り紙が示す通り、ナゴドの試合は本当に沢山のファンが詰めかけます。
色んな意味で話題の尽きない立浪監督の続投が決定し、ネットの中日ファンは荒れに荒れていますが、名古屋のファンは野球熱が高いですね。
というのも、宗教とさえ言われるカープでも弱かったら露骨に客入り減りますからね。もちろんビジターファンがあまり入らないというのもあるとは思いますが、広島人は結構熱しやすく冷めやすい性質なのかもしれません。
先述の通り色んな意味で話題の尽きない立浪ドラゴンズですが、中でも今季ネット流行語になりそうなレベルの「令和の米騒動」。
普段なら気にも留めなかったであろう、「Rice Creation」の文字が気になってしまうのは私だけではないはず。やっていること(米禁止)は全くの逆ですが、皮肉にも宣伝効果になってしまいましたね。
試合は九里と柳の息詰まる投手戦を制したカープが3-0で勝利。
柳には今季未遂とはいえ、実質的にノーノーを食らっているので溜飲の下がる試合となりました。それにしても柳の方は後半戦10試合で援護点はわずかに「4」(この試合の次の登板も援護点ゼロでした)という悲惨さ。
最近の中日打線は比較的活発なのですが、柳の登板時に限って沈黙してしまうという本物のムエンゴっぷり。FAで出ていくだろうと言われていますが、ムエンゴ属性持ちってどこのチームに行っても変わらなかったりするんですよね~。
なお規定投球回には達していないものの、カープの大瀬良は柳の援護率(1.99)よりさらに悲惨な援護率(1.97)を叩き出しています。それでも点の取られ方やタイミングがよろしくないせいか、ムエンゴというよりも単純に勝てない投手というイメージの方が強いですね・・・。
試合後は暇を持て余して市営地下鉄を乗り回していました。
市営地下鉄の乗り潰しには24時間券が便利です。名古屋から適当に往復+αで元が取れますし、1日券じゃないので買った時間によっては次の日も引き続き使えます。
そんなわけで桜通線に乗って徳重駅で降り、隣の神沢駅まで歩いている写真が↑なのですが、位置的にすぐ着くだろうと思っていたら結構アップダウンが激しくて汗かいちゃいました。
ここで見つけたのがこの「ほら貝」の地名。
法螺貝?古戦場でもあったのか???と思ってしまいそうですが、
"町名は字名螺貝にちなみ、地形に基づく地名です。「ほら」は水が少なく小さな奥詰まりの谷のことをいいます。「かい」は交差するところの意味から、山と山との間、狭間のことをいいます。"
引用元
とのこと。
なるほど、アップダウンが激しかったのも納得です。
今回もとりあえず塗りつぶしましたが、これといったものはない普通の住宅街です。
さて、地名といえばもう一つびっくりしたのが、大岩亭に向かう途中、逢妻駅周辺の地名ですが・・・
あまりにもド直球な地名「高津波町」。
至近を大きな川が流れているとはいえ、ハザードマップで見ると意外に災害リスクは低そう?
ちなみに夜もラーメン屋に行きました。台湾まぜそば旨し。
2食連続でラーメン屋はどうかと思ったのですが、よくよく考えたら
「大岩亭は大岩亭という食べ物」
なのでへーきへーき!!!
連休最終日の9/18(月)は、友人と一緒にジブリパークに行ってきました。
以前訪問した際は予約しておらず入れなかったのでリベンジという形です。
湯婆婆の写真を見てもらえると分かりますが、非常に質の高い展示でした。私のジブリ知識は、この間『君たちはどう生きるか』を観て「???」となる程度のものですが、それでも周囲の反応で展示の再現度の高さを窺い知ることができました。
企画展示ではジブリ飯の特集が行われており、時代考証まで精緻に行う制作陣のこだわりっぷりに感心させられます。
ジブリファンでなくとも楽しむことは出来ますが、ジブリファンであれば思わず唸ってしまうほどのクオリティではないかと思うので、機会があればぜひ行ってみてください。
それにしても、今回の愛知旅行は大々大満足でした!
行きたいところに行けたし、カープは勝ったし、
何より2万円勝ちましたからね!!!
これから少々のことがあっても、
「でも俺2万勝ったからな・・・」
で乗り切ることが出来ると思います(さすがに過言)。
ちなみに9/30(土)、10/1(日)はマツダスタジアムにカープの今季最終カードを観に行く予定ですが、間を縫って今度は宮島競艇場に行こうかなと考えてたりします。
すっかり舟カスと化してしまいそうなアラサー男の明日はどっちだ!?
ではでは。