どこかの駅メモラーの雑記帳

そこそこベテランの駅メモラーのブログです。旅行記や日々感じたことを書いていきます。えっくす→@tk0k_

【旅行記】18きっぷ+五能線フリーパスを使って旅行してきた【1・2日目】

こんにちは。高岡氏です。

 

今回の旅行記は、9/4(土)~9/8(水)にかけて主に青森県を旅してきたものになります。

 

 

毎年恒例18きっぷですが、今夏の分は残り2日を残してどこに行こうか迷っていました。

 

 

第一候補としては、駅メモ内で開催中の、映画『岬のマヨイガ』のイベント攻略と岩泉線の攻略を同時に行うつもりだったのですが、岩泉町のメイン観光地と言うべき龍泉洞が臨時休業との噂があったため予定を変更しました

 

そこで、次に候補に挙がったのが青森県でした。津軽鉄道弘南鉄道の一部が未乗のまま残っており、また前回は通過するだけとなってしまった五能線も気になっていました。

 

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というわけで、9/4(土)からスタート。

この日の予定は、

 

町田7:30頃出発→(横浜線)→東神奈川→(京浜東北線)→横浜→(上野東京ライン)→高崎(ここで昼食)→(上越線)→長岡→(信越線)→新潟→(白新線羽越線)→秋田23:00頃到着

 

だったのですが、東神奈川に着いたところでいきなりクレカやキャッシュカードを家に置いてきたことが判明。この時点で萎えに萎えてしまったのですが、旅行先で気づくよりもこの段階で気づけて幸いでした。

 

結局、再び町田まで折り返して家に戻り、相模大野から小田急で新宿へ、そこから高崎に行くというルートにしたため、高崎駅で昼食を食うというプランが早くも崩れてしまいました。

 

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というわけで水上駅の40分待ちで昼食をとることにしたのですが、この近くってコンビニが無いので短い時間で補給を行う手段が無いんですよねえ。

仕方ないので以前も行った土産屋でおやきとどら焼きを買って昼食にしました。せめて1時間は待ち時間が欲しいところです。

 

 

いきなり出鼻を挫かれてどうなることかと思いましたが、その後は特にアクシデントも無く無事に秋田に到着。

 

23時到着で、次の日は5時起きが必要なのでホテルではなくいつものコミックバスターに宿泊することも考えていたのですが、コロナ騒ぎでもしかしたら泊まれないかもしれない、という可能性もよぎったので大人しくホテルに泊まりました。

 

2日目(9/5(日))

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無事に5時起きからの、

 

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今回のメイン、五能線フリーパス」を購入。

 

2日間使えて3880円ということですが、秋田→青森間は片道4510円なので、単純に1日乗り通すだけでもお得なきっぷとなっています。弘前まででも4070円なのでどちらが目的地でもやはりお得です。

 

ちなみにこちらのきっぷはえきねっとでの事前購入や、東京であらかじめ買っておこうなどというのは不可能なので、当日になって買えなかったということにならないよう気をつけましょう。

 

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五能線の起点駅、東能代駅

東能代を発車する17本のうち、7本が隣駅の能代止まりとなっています。

実際、そこそこ乗っていた高校生達は全員能代で降りてしまい、能代から先の車窓は一気に寂しくなってしまったのでこの運用も当然でしょうね。

 

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せっかくフリーパスを買ったので、やはり沿線を観光しないと勿体無いです。

というわけで最初は青い池が有名だと聞いた十二湖を観光することに。

 

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とりあえず行きは徒歩で行ってみることにしました。

国道から山に向かって歩き始めて数分も経たない内に電波は圏外突入。なかなかの秘境ぶりです。

 

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なんと道端にタマゴタケが群生していました。

派手な見た目に反して毒は無く、むしろ非常に美味なキノコとして知られています。さすがに持ち帰る方法が無かったので放置しましたが、いきなりテンションが上がる出来事でした。

 

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冬季は車での訪問は不可能であり、ガイド同伴が必須になります。

 

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最初に出迎えてくれる「八景の池」はいきなり立入禁止テープが張られているという不穏な状況。1枚目の旅館は2016年から休業ということですが、状況から見て廃業ですかね。

 

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道中の「王池」でトレイルコースを散策。好天に恵まれ素晴らしい景色です。

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道中でタマゴタケを見つけてテンションが上がっていたこともあり、途中からキノコ撮影会をやっていました。

今度キノコ狩りでもやってみようかな・・・。

 

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看板によると、屋根付きの建物があった跡らしい。

 

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手っ取り早く堪能したいのであれば、「沸壺の池」と、有名な「青池」は抑えておきましょう。

どちらも透明度が高く非常に綺麗な水面ですが、特に青池の方は未だに青い理由がはっきりと解明されていないというから驚きです。

 

私みたいにわざわざ歩いていかなくても、青池近くの「森の物産館キョロロ」まではバスが出ているので安心ですね。

 

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「十二湖」という名前ですが、実際は12個どころではなく30個以上の湖があります。

公式サイトによると、全ての湖を見て回るには約6時間かかるようです。

 

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ちなみに私は16個見て回ることができました。結構枯れている湖も多かったですね。

 

次来ることがあれば全部訪問を目指したいです。


また、時間に余裕があったので、日本キャニオン展望台の方にも行ってきました。

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アメリカのグランドキャニオンに因んで名付けられたそうです。

確かに迫力はありますが、本家のように山一面にこのような岩肌が剥き出しになっているわけではないので、あまり期待しすぎると若干肩透かしを食らうかもしれません。

あとできればもう少し近づかせてほしいなあと思いました。

 

というわけで駅に戻りアイスや飲み物を補給しつつ待っていると、今回の旅のお目当てがやって来ました。

 

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リゾートしらかみ号。

廃線の危機にあった五能線を救ったとされる、東北を代表する観光列車であり、また観光列車にもかかわらず快速扱いなので、18きっぷでも乗れてしまうためシーズンでは予約を取るのが困難とされている列車でもあります。

前々から乗ってみたいと思っていた車両なので、ようやく念願かないました。

 

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18きっぷで乗れる、というのは厳密には追加で指定席券を買う必要があります。休日は530円、平日は330円で購入可能です。特急券と異なり、どこまで乗っても値段は変わりません。この日は十二湖からウェスパ椿山までの1区間だけ乗りました。

 

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たった一区間しか乗らなかった理由は、この日の宿に向かうためです。

こちらも旅行好きな方であればご存知の不老ふ死温泉が、リゾートしらかみの発着に合わせて送迎バスを出しています。実は隣の艫作駅の方が宿に近いのですが、普通列車しか止まらないため優先度は低く、なんと朝6:50発のたった1本しかバスを出してくれません。かわいそう。

 

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不老ふ死温泉が有名たるゆえんは、すぐ近くが海というロケーションの露天風呂と、そこから見る夕日の織り成す絶景にあります。

露天風呂は混浴と女湯に分かれており、カップルで入浴する人も何組かいました。

湯の温度はぬるめで、その気になればいつまでも入っていられそうでしたが、最近家の風呂でのぼせて意識を失いかけたトラウマと、日没が近づくにつれてどんどん入浴者が増え始めたこともありさっさと退散して部屋から夕日を眺めることに。

この世の天国とはまさにこのような場所のことを言うのかもしれません。

 

というわけで、1・2日目はこれにて終了です。次回は3日目をまとめます。

 

まとめ

初日 (9/4(土)):18きっぷで町田から秋田へ

2日目(9/5(日)):五能線フリーパスを購入、十二湖散策、不老ふ死温泉宿泊