こんにちは。高岡氏です。
今回は長崎旅行最終日までの様子を綴っていきます。
前回↓
【2021年12月28日(火)~加津佐駅到着後~】
というわけで、加津佐海水浴場前停留所から雲仙温泉まで通じる最終バスがやって来ました。
バスで雲仙温泉に行くためには、島原方面に戻るか小浜方面に向かうかの2通りがありますが、せっかくなので行きと違う小浜ルートを使おうと決めていました。
まあどうせ暗くて何も見えませんが、テクテクの塗りは出来ますからね。
道中で見つけたなんとなく気に入った地名「津波見(つばみ)」。地名の由来はやっぱり津波なんですかね?調べても出てきませんでした。
ちなみに同地区のハザードマップがこちら。
まあ海沿いの地域なんでどこもそれなりに危険ですな。
乗り換えを行うバス停の周囲には小浜温泉街があります。
雲仙温泉行きの最終バスの乗客は私1人でした。
すると宿泊予定の旅館から電話が。
チェックイン予定時間の20時を過ぎてしまっていたのでそのことについての電話でした。まあそれ自体は大した問題ではなかったのですが、それよりも
旅館の人「今回は素泊まりということですが、近くにコンビニありませんがお食事の方は大丈夫ですか?」
ぼく「えっあっ大丈夫です(浦田観音で買ったパン食べて以降何も食べてない)」
・・・完全に油断してました。ロクに下調べしてませんでしたが、温泉街ならコンビニの1つくらいあるやろ~と思ってました。20時に閉店してしまうヤマザキショップが1軒しかないという・・・。
結局この後晩飯を食べてないことを伝えると、宿の方が23時まで空いている食堂にわざわざ連れて行ってくれました。
唐揚げ定食を頂きましたがボリューム満点で大満足でした。PayPayが使える点も○。
しかもここは居酒屋ではなく、あくまで普通の食堂というのも良い点だったりします。
結果的にコンビニ飯じゃなくて良かったなーって感じでしたが、コンビニの有無ぐらいはちゃんと調べておかないとダメですね。
【2021年12月29日(水)】
前日に雲仙岳に登れなさそうなことは察しがついていたのですが、とりあえず行けるところまで行っておこうということで雲仙ロープウェイを目指すことに。
ロープウェイ乗り場までバスは行ってくれないので、車が無ければ歩いて行くしかありません。前日に長距離徒歩をやった後ですがダメージはあまり引きずっていませんでした。これが4万の装備の力か・・・。
登り始めて数分で早々に息が上がってしまうクソ雑魚ナメクジな私。
この様では夏でも登山はきつかったかもしれません。歩く筋肉は普段の生活で鍛えられますが、登山に使う筋肉は意識的に鍛えないといけませんね。
やっぱりダメみたいですね(諦観)
登っている途中で雨が降り始め、靄が掛かってきました。これは・・・。
というわけで、もはや雨なのか自分の汗なのか分からないぐらいずぶ濡れになってまで登ってきた結果がこれ。しかもめちゃくちゃ寒い。
これじゃロープウェイも金の無駄になりそうなので、少し休憩して下山することにしました。
山登りは夏に限る!!!
温泉街に来たにもかかわらずまだ温泉に入っていなかったので、雨ざらしになって冷えた体を暖めるべくこちらの「だんきゅう風呂」を訪問。地元では最も歴史ある共同浴場なんだとか。入浴料はたったの200円です。結構熱めの湯でした。
ちなみに昼飯は、地味にこの長崎旅行で食べれていなかったちゃんぽんをようやく食べることができました。
ここ数年、もはや毎年恒例となってしまっている九州の豪雨。雲仙も漏れなくその被害に遭っています。
またその豪雨の影響で泉源が止まってしまった影響で、雲仙湯元ホテルの駐車場にある足湯は湯が出なくなってしまい、今でもそれが続いてしまっています。
根室本線は廃線が決まってしまいましたが、肥薩線の運休区間が復旧する日は来るんですかねえ・・・。
温泉地といえば地獄巡り。
この日は悪天候も相俟って地獄感マシマシでした。
岩に擬態する猫。
地熱は大丈夫なんですかね。
ちなみに一連の地獄スポットの中でも一番気に入ったのがこちらの「泥火山(でいかざん)」でした。
文字通り粘土が山状に堆積したもので、不定期的に泥が火口(?)から噴出します。
噴出、といっても本当に「ポコッ」と泡立つ程度のもので、これがなかなか可愛らしくて1時間ぐらい見ていられそうでした。
もう1つおススメのスポットがこの「旧八万地獄」です。
蒸気の噴出地は徐々に移動しており、かつてはここが上に貼った写真のような真っ白な空間でしたが、今ではこの通り大人しくなっているというわけです。
現・地獄ももちろんいいですが、こっちはこっちで復活しつつある植生と地獄の2つが混ざり合った独特の光景を生み出しています。
そしてこっちは全然人がいません(重要)
観光地の中にある全然人がいないスポットって謎に惹かれますよね・・・?スーパーの惣菜コーナーで人気のない惣菜を選んであげたくなるのと同じ気持ちでしょうか(たぶん違う)
旧八万地獄を見たらもう特に見るものも無くなったので14時と少し早めながら移動。
長崎新幹線の開業により諫早~肥前山口間はJR九州としての廃線が決まっており、今回はたまたま廃止前に乗ることができました(本気で頭から抜けてた)。
というかこんな感じの車両って中央本線と岡山エリアでしか走ってないもんだと思ってましたがJR九州でも使われてるんですね・・・(調べてみたら形式が全然違った。分かるか)。
というわけで長崎旅行の最終日の宿泊地は佐賀県でした。
なんでわざわざこの駅にしたのかって?まあ単純に回数稼ぎする機会が少なそうだからですね。
これは有名な話ですが、この肥前鹿島駅が所在する方が「鹿島市」で、鹿島アントラーズで知られる茨城県の都市は「鹿嶋市」です。鹿嶋市に所在する駅や路線の名前などは全て「鹿島」なのでややこしいですが、別に鹿嶋市の方が強情を張っているわけではなく、合併前の自治体名が「鹿島町」であることに由来しています。
【2021年12月30日(木)】
本当にただ寝るだけに来たので、朝の40分程度で少しお散歩。旧鹿島城跡に作られた鹿島高校を見てきました。赤門がかっこいいですね~。
というわけで、ここからは以前に買っていた乗車券を使って帰省&下宿先に戻ります。
今思えば普通に諫早から買っておけばよかった・・・。
ルートは
肥前鹿島→鳥栖→原田→(未踏破路線)→桂川→新飯塚→(未踏破路線)→田川後藤寺→小倉→福山→新横浜→町田
です。このくらいならえきねっとでも購入可能です。
特に未踏破路線の原田線、後藤寺線はなかなか訪問するタイミングが無さそうだったのでちょうど良かった。
そういえば今冬は結局18きっぷを買いませんでしたが、寒波で在来線がことごとく足止めを食っていたというニュースを見てやっぱり買わなくて正解だったなあと思いました。
まあ5日も使いどころが無かっただけですがね。
筑豊本線は若松~折尾、折尾~桂川、桂川~原田の3系統に分かれていますが、この桂川~原田間、通称「原田線」が最閑散路線となっています。たったの5駅とはいえ峠越えがあるルートですからね。
桂川~新飯塚間には「天道」という駅があり、その近くには「寿命」なる地名がありました。気になるので今度訪問してみようと思います。
新飯塚駅からは後藤寺線に乗り換え。こちらも原田線と同じくキハ40の単行で短い路線ですが、船尾駅の採石場は迫力があり見どころ十分です。
田川後藤寺駅到着時点で昼になったのでここで昼食タイム、といこうと思ったのですが・・・。
年末ということもあってどこも開いていませんでした・・・。
チェーン店が全くといっていいほどないので結構不便ですね・・・。
平成筑豊鉄道もまだ乗ったことがないので近いうちにまた来ると思います。
というわけで小倉駅に着いてからは特に何をするでもなくさっさと帰りました。
実は年末年始にも関わらず新幹線の指定席を全く予約してないという舐めプをかましたのですが、小倉~福山間はもちろん、実家から帰るときも岡山始発のひかりを使えば余裕で座ることができました。
なんだったらこだまで帰っても良かったのですけどね。18きっぷでの帰省に比べればなんてことはありません。
というわけで、長々書いてきた長崎旅行編はこれにて終了です。次はこの間おでかけパスを使って千葉に行ってきた話でも書きます。
ではでは。