こんにちは。高岡氏です。
オープン戦も1カードを残してついに2022年プロ野球のペナントレースが開幕します。
2020、2021とまる2年は野球場に試合を観に行っていないのですが、今年もたぶん観に行くことはないだろうなあと思います。いい加減声出し解禁させてくれ。
というわけで、開幕前に今年のセ・リーグの順位を予想してみようと思います。
シーズンが終わったら答え合わせをします。
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1位 阪神タイガース
注目:佐藤輝明の覚醒!?、スアレスの穴をカバーできるか?
というわけでまず1位は阪神です。
昨シーズンは外国人選手を早めに確保したことと佐藤輝明の好調により序盤は突っ走ったものの、外国人選手のハンデが無くなり佐藤輝明の失速が目立ち始めるとチームも失速。贔屓のABC局が制作した番組名「あかん阪神優勝してまう」は令和版「Vやねん!」としてプロ野球史に刻まれるフラグとなってしまいました。
とはいえ昨シーズンは一気に3位辺りまで落ちるかと思いきや最後までヤクルトと優勝争いをしたくらいには地力はちゃんとあるんですよね。さらに今年は佐藤輝明のオープン戦での内容が非常に良いと噂です。1年間調子を維持できるかはまだ分かりませんが、この仕上がり具合を見ると少なくとも前半戦は昨シーズンと同じかそれ以上の活躍を期待できそうです。
毎年春の阪神打線は好調の印象が強いので、佐藤が引っ張って今年も前半は突っ走ると予想します。ただ、元々勝ちパターンに不安があるうえに昨季の絶対的守護神スアレスの退団もあり、後半になるとその穴が効いてくるでしょう。昨シーズンは不調の佐藤を無理に使い続けるなどイマイチ柔軟性に欠けるイメージのある矢野監督ですが、辞任が決定している今年は有終の美を飾ることができるでしょうか・・・?
2位 読売ジャイアンツ
注目:首脳陣が血迷わなければ・・・
打線は坂本・岡本・丸といった軸が確立されており、投手陣は山口・菅野のWエースを擁する先発陣、層の厚い中継ぎ陣と「普通にやれば」優勝できる戦力だと思います。
昨シーズンは何を思ったのかシーズン中盤から突如先発中4日作戦を実行。調整の狂った先発陣が調子を崩し、かつての横浜・大矢監督を彷彿させる「マシンガン継投」で中継ぎ陣に尻拭いをさせた結果見事に投手陣総崩れを引き起こし、あわやBクラスの大失速を招いてしまいました。
原監督は有能な監督だと思いますが、あまりに長期で指揮を執り続けた結果、近年は暴走気味にも見えてしまいます。誰も逆らえない感じになってしまい、特に外部から招聘したコーチと対立してしまうなど首脳陣の内部対立に振り回されてしまっている印象が強いのが今の巨人。阪神同様昨季と同じ轍を踏まないようにしたいところ・・・。
注目:強力サウスポー先発陣、ついに揃うか?
強力な先発投手陣を擁しながら、毎年のように誰かが怪我で長期離脱してしまうこのチーム。TJ手術で育成落ちした平良は相変わらず、そして開幕投手が有力だった今永は怪我で開幕絶望。やっぱり今年も揃わなそうな予感・・・。
ですがオープン戦では東、濱口、大貫のローテ組が好調をキープ。昨シーズンは開幕で盛大にずっこけたことが響いてしまいましたが、今シーズンは外国人選手もしっかり最初からいることもあり、少なくとも昨季のような逆噴射は無いと思われます。
→なおソト・オースティンが開幕絶望の模様・・・。うーんこの。
また、先発としては失格扱いながらもリリーフとして目途が立ちそうな入江の存在にも注目。横浜の中継ぎの苦しいところは、勝っていても負けていても同じ投手が出てきて役割を固定できなかった部分が大きいので、彼の台頭で他の中継ぎ陣に掛かる負荷を減らせるでしょうか?
4位 東京ヤクルトスワローズ
注目:昨季フル回転の中継ぎ陣の疲労が心配
セで最も予想が難しいのがこのチーム。前年最下位から突然優勝とか誰が予想できるんだ。ちなみに私も最下位予想してました。
オープン戦では最下位なものの、打線については心配無用でしょう。不安は注目点にも挙げた中継ぎ陣、特に勝ちパターンとしてフル回転した清水。オープン戦では元気に6試合に投げて防御率0なのでなんだかんだ大丈夫な気もしますが。マクガフに関しては元々使い減りするタイプではなさそうなので大丈夫でしょう。
ただ最初にも挙げた通り、良くも悪くも何が起こるか分からないのがこのチーム。若干オカルトじみていますが今年は下振れの年だと予想します。
5位 中日ドラゴンズ
注目:まさかの「補強ゼロ」。打者地獄・ナゴドで鵜飼を育てられるか?
毎年良くも悪くもオフシーズンの動向が話題になる中日。昨シーズンはまさかの「補強ゼロ」が野球ファンの失笑を買うことに。本当に補強しないやつがあるか!
そういうわけで当然ながら戦力アップもダウンもない中日は昨年と変わらず5位と予想。なんだかんだ守備と投手は強力なのでそれだけでもカープよりは遥かにマシでしょう。
6位 広島東洋カープ
注目:長打軽視のツケを支払う年。長い目で再建が必要。
昨年は巨人の大失速も手伝いあわやAクラス、という終盤の粘りを見せたカープ。コロナでボロボロになった割に佐々岡監督はよくやってくれました。
とはいえ、その終盤の粘りは今シーズンカブスに移籍が決定した鈴木誠也のブーストによるところが大きく、彼がいなくなってしまったカープにはハッキリ言って上がり目は少ないでしょう。誠也の大穴を埋めようにも野手の外国人補強がマクブルーム1人という舐め腐った姿勢を披露してくれました。まあカープの野手外国人に期待してはいけませんがね。
投手陣でいえばなんと言っても栗林が最大の不安材料。昨シーズン終盤から既に三連覇後の中崎を彷彿させる疲労困憊ぶりで藤川球児氏も心配していましたが、オープン戦でも調子が上がっていなさそうです。昨季があまりにも出来すぎだったこともあり本人にも大きなプレッシャーがかかっていることでしょうし、苦しいシーズンになることが予想されますが彼ならばさらなる成長に繋げられると信じています。
早くも来シーズンのドラフトの話が出ていますが、スラッガータイプから逃げないでほしいものです。
というわけでまとめると、
1位阪神
2位巨人
3位横浜
4位ヤクルト
5位中日
6位カープ
これが私の予想です。
とはいえ、私の昨シーズンの予想
も見事に大外れなので、今年も全く違う順位になるんだろうなあ・・・。
でもカープが最下位、ということだけは自信を持って言えます。
もし最下位じゃなかったら木の下に埋めてもらって構わないよ!!!
ではでは。