こんばんは。高岡氏です。
タイトル通り、今回は先日行ってきた東京のはじめまして称号コンプリート旅についてまとめようと思います。
以前の称号獲得報告記事で、東京のはじめまして称号はあと6駅だということは話しました。
今回はこの6駅を訪問する旅です。
さて、なぜこのタイミングかというと・・・
それは私が東京都民ではなくなってしまうからです。(2021/2/13引っ越し済み)
ちなみに引っ越し先は神奈川県相模原市です。とりあえず勤務先から1時間程度で通えて家賃が現在から2万以上下がることを条件にして、あとは一番早く連絡を寄越してきた不動産屋から紹介されたのが今の家だったので、ここに決めたというわけですね。
他には川越や鶴ヶ島、入間なんかも候補に挙がっていましたが、結局交通アクセス的には一番いいところに落ち着きました。まあ物件探しは時の運ですね。
さて本題
7:57発 荻窪駅
これが最後(?)かもしれない荻窪駅。
思えば2年の短い間だった・・・。荻窪といえばカレーやラーメンで有名な場所ですが、結局二郎くらいしか行かなかったことはちょっと後悔してます。
今回使ったフリーきっぷがこちら。
南房総や高崎、水戸までは行けない、微妙に痒い所に手が届かない感のあるこちらのきっぷです。あと余ったSuicaを持っていこうと思っても結局忘れてデポジットの500円を払ってしまうことでもお馴染みです(知らん)。
9:42着 白丸駅
まずは最初の降車駅、白丸駅。東京の中では秘境駅と呼ばれる駅の1つです。
しかしICカードも使えて30分に1本電車が来ます。私の実家(湯田村駅)も30分に1本電車が来ますが、ICカードが使えるのは隣駅までです。利用者数では圧倒的に湯田村駅の方が上回っているのに・・・。
まあそういうわけで秘境駅と言われても「嫌味か?」と言いたくなってしまうわけですが・・・
駅に通じる坂を降りると、この駅に通じる唯一の道である国道411号線が出現します。
やはりシチュエーション的には十分秘境駅と言えるところではあります。
というわけで白丸駅のはじめましてゲット。
というわけで残りの鳩ノ巣、古里駅には歩いていくことにしました。
鳩ノ巣駅にはコンビニがあったようですが現在は潰れたまま放置されています。
鳩ノ巣駅には旅館や飲食店も数店あり、白丸駅と比べたら遥かに栄えて(?)います。
10:15着 鳩ノ巣駅
駅舎も立派です。
青梅線の青梅~奥多摩間に乗っていると登山装備をしたお年寄りをたくさん見かけますが、それをよく表している画像です。といってもこの駅の提出所はあまり使われている様子がありませんでした。黒いバインダー触ったらなんか変な液体がついたし・・・
はじめまして鳩ノ巣もゲットできたというわけで鳩ノ巣駅周辺を散策。
こちらの雲仙橋から見下ろす鳩ノ巣渓谷は絶景です。
大都会も大自然も両方持ち合わせている東京ってやっぱ反則ですね。
よく田舎移住に失敗して後悔している東京都民の話を聞きますが、いきなり東京から離れたド田舎に住むのではなく、まずは奥多摩か青梅に住んで田舎適応力を測ってからにした方がいいような気がします。
どうやらこのあたりには平将門のゆかりの地があるらしい。
「将門大橋」(右の方にチラッと見えるやつ)を始めとした将門の名を関する施設がいくつか存在します。
田舎に旅行に行くと「こんなとこにあって誰が使うんや・・・」というバス停がたくさんあります。なかには「○○宅前」みたいな完全にその家族専用みたいなのもあるようですね。
古里駅前。
写真の反対側には、貴重なコンビニ(セブンイレブン)があります。
個人的にあまりセブンは使いたくないのですが、出店範囲だけは無駄に広いのでセブンしかない地域も多いですね。
まあ時間があれば極力地元資本のスーパーや個人店を使いたいものです。
使われているのかは分かりませんが、真ん中に通過線もあるかなり規模の大きな駅です。
駅名標や駅舎にふんだんに木が使われています。
古里駅の称号も回収し、青梅線のはじめまして称号はコンプリートです。
さて、古里駅到着時刻は11時を回り、そろそろ昼食にしようかと考えていたところ、駅隣のお店に人だかりができていました。
せっかくなのでここで昼食を頂こうと思い、呼び出し表に名前を書いて待機。
40分くらい待ってようやく店内に案内されました。
皆さんご存じの通り(?)、私は飯の写真を撮らない教徒なので写真はありませんが、烏骨鶏の卵かけご飯とだし巻き卵定食、特製プリンを頂きました。合計金額は1800円くらいだったと思います。
だし巻き卵をメインにご飯を食べるという発想は全くなかったのですが(関西では普通らしいけど)、程よい甘味が非常に美味でした。付け合わせの山葵漬けもいいアクセントになっています。ちなみに付け合わせは山葵漬け、梅、大根おろしの3つから選べるようになっています。
1時間も待てない!という方には、だし巻き卵やプリンのテイクアウトのみも行っているので、晩のおかずやデザートに買ってみてはいかがでしょうか。
12:43 古里発
体力回復も済ませたところで、次の目的地は東池袋四丁目です。
駅間の近い都電荒川線と有楽町線の線路が交差して、この狭い空間に3つも駅が密集しています。
東池袋と東池袋四丁目が近すぎるためか、地下鉄から取れるのは都電雑司ヶ谷の方であることが多い印象です。なんにせよ、山手線の内側の駅がこの日まで残っているというのは迂闊でした。
というわけで東池袋四丁目駅に到着。ご覧の通り乗客はかなり多く、やってきた1両編成が満員になる程度には乗っていました。
広電や他の路面電車に乗っていると、専用軌道がほとんどを占める荒川線は「路面電車」としては少々物足りない気もします。まあ路面電車っぽく見せて全線専用軌道の東急世田谷線よりはマシ(?)か・・・。
称号もしっかり回収していくぅ
というわけで終点の三ノ輪橋まで乗り通してきました。
次なる目的地、鐘ヶ淵駅までは徒歩42分とのこと。のんびり行きましょう。
日の傾きかけた空にスカイツリーがよく映えます。
ここでランニングしたら気持ちいいだろうなー。
鐘ヶ淵駅に到着。
いかにも下町という感じのゴチャゴチャした町です。
鐘ヶ淵といえば、このカネボウ化粧品のルーツが「鐘淵紡績」であることは有名です。親会社であったカネボウ本体は消滅してしまったものの、今なおそのブランド力は健在。
鐘ヶ淵駅のはじめまして称号も獲得し、いよいよ残すは小村井駅のみ。
京成関屋駅と実質同じ駅の東武スカイツリーライン・牛田駅。
東武亀戸線は、曳舟~亀戸間を結ぶ全長3.4kmの短い路線です。
東京の中でもかなり地味な存在と言える路線ですね。私も駅メモをやっていなければ全く認知していなかったでしょう。
なんか塗装も地方のローカル線っぽいですね。
17:05 小村井駅到着
駅前の道路を貫く大きな踏切が特徴。
5分間隔で上りと下りが交互に通過していきます。
ところで、この小村井駅といえば何か引っかかるものはないでしょうか?
そう、駅名です。
「おむらい」だから「オムライス」を名物にして町おこしだ!
なんて他の県なら考えられてそうですが、この小村井に関しては特にそんな様子は見受けられません。まあ「小村井」というのはもう存在しない地名らしいのでそれも致し方無しでしょうか。
ちなみに小村井駅周辺で最も近くにある洋食屋がこの「キッチンカメヤ」です。
食べログによると「小村井飯(おむらいす)」というメニューがあるらしいので、訪れることがあれば話のネタに食べてみてはいかがでしょうか。小村井が話のネタになることってあるのか・・・?
というわけではじめまして小村井も無事取得。
これにて東京都のはじめまして称号、計660個をコンプリートしました!
東京都に新駅設置の計画はありますが、まだ実行段階まで移っているものはないので、当分の間はこれで全部ということになります。
ちなみに、今年の駅メモ内での目標は
「関東全駅はじめまして称号獲得」です。
次は、私の次の住処となった神奈川県のはじめまして称号をコンプリートしようと思います。
ではでは。