どこかの駅メモラーの雑記帳

そこそこベテランの駅メモラーのブログです。旅行記や日々感じたことを書いていきます。

プロ野球の応援について思うこと

こんにちは。高岡氏です。

 

カープ交流戦勝率5割以上を確定させました。

ここ数年の交流戦は文字通り地獄でしかなかったので大きな進歩です。声出し応援解禁も相俟って、個人的に今季は野球観戦の楽しさを久々に思い出せたシーズンですね。

 

 

さてさて声出し応援が解禁されたのはいいものの、如何せん4年ぶりということで色々とリセットされてしまったのか、今季は何かと応援についてのネガティブな話題が多い気がします。

特にロッテの牽制ブーイング、阪神の「あと一球」コールが槍玉に挙げられていますね。

 

プロ野球の応援文化が大好きな私の意見なのでゴリゴリに贔屓目が入ってしまうのはご容赦願いたいのですが、個人的には「こんなことでいちいち目くじら立てんなよ・・・」と思ってしまいます。

 

 

まず見た感じ最も多い意見群が、

「相手へのリスペクトに欠ける」

「下品な煽りだ」

といったものですが、野球観戦を高尚な趣味かなんかだと思ってるんですかね・・・。

 

チケットなんて一番安い座席だとせいぜい2,3000円で買えます。そりゃ色んな人が来て当然ですよ。激安スーパーほど「お客様の声」がやたら充実しているようなもんですね。

そういう人ほどやたらと「民度」という言葉を使いたがりますが、群れた人間というものは基本ロクなもんじゃないのです。阪神ファンだろうがカープファンだろうが楽天ファンだろうが全部一緒。目くそ鼻くそです。まして娯楽の中でも(入場料だけなら)比較的安上がりなスポーツ観戦の客層にそんなものを期待するほうが間違っています。

 

所詮自分も「激安スーパー」の客層の一部なんだという自覚を持つようにしましょう。他人様に「民度」がどうこうと偉そうに講釈垂れるほどあなたは高尚な人間ではありません。

 

 

そもそもね、周りの応援が嫌なら歌わなきゃいいんですよ。

私はブーイングを傍から見るぶんには嫌いじゃありませんが、自分からあまり積極的に参加はしてません。周りがブーブー言ってようが、自分にとってブーイングする場面じゃない、と判断すればそこは自分の気持ちに従っています。

他にも

 

それ行けカープの「遥かに高\たっかっくーーー!!!/」の掛け声の部分は無視して普通に歌っていますし、

 

チャンステーマの「大きな声でー」は歌っていませんし、

 

3ボールになったときの拍手もやったりやらなかったりまちまちです。

 

要は、

「人は人、自分は自分」の精神が一番大事だと思うんですよ。

 

相手ファンが集まる席で一人贔屓チームの応援をするような行為はさすがにトラブルの元になりますが、そうでもない限りは別に応援に参加しないことがあっても怒られることはまずありませんし、よほど公序良俗に反するような野次でなければ周りがブーイングしている中で一人「頑張れー!」と叫ぼうが別に何をされるわけでもありません。

確かに周りに合わせて応援することで一体感を感じることは出来ますが、自分が気に入らないと思う応援にまで無理に参加することはありませんよね。

 

自分が不快だからと言って周りの人に応援をやめるよう働きかけるのは違うと私は思っています。

 

 

では「自チームの応援が気に入らない場合の対応は分かった。でも俺は相手チームの応援が不快なんだ」と言う場合はどうすればいいか?

 

それは簡単です。

冷静になって考えてみてください。相手のファンが最も調子に乗っていてウザいと感じるときはいつですか?

 

そう、相手チームが勝っているときです。

 

相手チームが勝っている、言い換えれば贔屓チームが負けているときに聞く応援歌なんてウザいと感じて当然です。

 

結局のところ、スポーツ観戦なんて贔屓チームが勝ったときが最も楽しくて負けたときが最も不愉快になるものです。応援なんて所詮はオマケでしかありません。

そう考えると、目くじらを立てるのは試合内容だけで十分だと思いませんか?相手の応援にまでいちいちイライラしていては疲れも倍増です。

 

ちなみに、イギリスではこんな研究結果が発表されました。

その内容は、

「サッカーファンは勝ったときの幸福度上昇より負けたときの幸福度低下の方が大きく、幸せにはなれない」

という我々プロ野球ファン(私はサッカーファンも兼任していますが・・・)にとっても実に耳の痛い指摘です。

gigazine.net

 

相手の応援にまでいちゃもんをつけてしまうのは、スポーツ観戦によってあなたの幸福度が下がったことで心の余裕が無くなった証拠かもしれません。

一度観戦から離れて別の趣味に没頭してみるのもいいんじゃないかと思いますよ。

 

 

あれこれ言ってきましたが、私はあと一球コールも蛍の光も牽制ブーイングも大歓迎ですよ。

 

何故なら煽ってきた相手ファンが黙り込む姿を見るのは最高に気持ちいいですからね!!!

 

ではでは。

 

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交流戦で気になった応援歌紹介~

その①.楽天の新チャンステーマ「レッツゴーわっしょい」です。

序盤の「デッデッ♪デデデッ♪デッデッデデデッ♪」のリズムが妙に癖になり頭から離れない曲。楽天は応援歌が一新されて不満の声も多かったですが、「Go!Go!カズキ」「ここで島内」今回の「レッツゴーわっしょい」などインパクトのある曲も定期的に送り出してくるため、今後も期待が持てますね。

 

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その②.千葉ロッテの山口航輝選手の個人応援歌です。

ロッテといえばパチンコやアニソン、JPOPやKPOPなど様々な分野の曲を上手くアレンジしてキャッチーな応援歌を作るチームですが、最近はあまり個人応援歌を歌わない傾向にあることがファンの不満に繋がっている印象です。

そんな中今年はロッテ戦がマリンで開催されたため、佐々木朗希目当てで試合を観に行きました。佐々木は見られませんでしたが、代わりにこの山口の応援歌が妙に耳に残っています。

 

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ララララララーやまぐちーオオオオオオー・・・

やーまぐっち!やーまぐっち!

 

・・・失礼しました、つい歌ってしまいました。

 

そこでたまたま原曲も聴いたのですが、レトロゲームらしい軽快な、それでいてかっこいいBGMにドハマりしてしまい頭から離れなくなってしまいました。

 

かつてほどの熱気は無くなったかもしれませんが、やはりロッテ応援団はセンスがあるなあと感じた次第・・・。

 

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