どこかの駅メモラーの雑記帳

そこそこベテランの駅メモラーのブログです。旅行記や日々感じたことを書いていきます。

人生初のBリーグ観戦に行ってきた

こんにちは。高岡氏です。

 

最近流行っているスイカゲームというゲームをご存知でしょうか?

その単純さ故にドハマりしてしまう人も多く、私も漏れなくその1人となってしまいました。

特にブラウザで無料プレイできるホロライブのスイカゲームをひたすらやっていて休日があっという間に消えていきましたとさ・・・。

 

 

それはさておき。

 

2023プロ野球もドラフト会議と日本シリーズを残すのみとなりました。

 

今季はかなり現地まで観に行ったのですが、それについてはまた別記事でまとめるとして、「野球のオフシーズンにも何か楽しめるイベントは無いか?」ということで今回私が注目したのはBリーグです。

 

なぜBリーグなのか?

 

やはり地元広島のドラゴンフライズの影響もあるのですが、昨シーズンの琉球ゴールデンキングスvs千葉ジェッツの熱いチャンピオンシップをたまたまテレビで見てから現地観戦への意欲が湧いてきた形ですね。

それにBリーグ秋春制を採用しており、ちょうど野球が終わった辺りでシーズンが始まるので、ハマれば1年中スポーツ観戦を楽しめるというわけですJリーグ秋春制採用がほぼ既定路線ですが、バスケと異なり原則屋外スポーツなので正直上手く行くかどうか・・・)。

 

というわけで今回やって来たのは10/21(土)に行われた

「川崎ブレイブサンダーズvs富山グラウジーズ戦です。

 

かたや昨シーズンの中地区王者でこの試合まで4勝1敗と好調な出だしの川崎と、同じく中地区で昨シーズンは最終盤まで降格争いに沈み、今季も開幕5連敗と絶不調な富山のマッチアップ。本音を言えば日本代表の河村がいる横浜と昨季チャンピオンの琉球の試合が組み合わせ的には一番面白そうだと思ったのですが、時間の都合でこっちにしました。

 

ホームアリーナはとどろきアリーナで、川崎フロンターレの本拠地である等々力陸上競技場と隣接しています。それにしてもバスケもサッカーも両方強いですね。

 

なおチケット販売に関してはBリーグ公式のチケットアプリでモバイルチケットとしてQR発券可能です。近年はチケットに関しても電子化が進んでいますが、我らがカープちゃんに関しては未だに導入されていません。あと何年くらいかかるのかなあ・・・

 

というわけで客席へ向かいます。

入口からいきなりコートが間近に迫り、否が応でも気持ちが昂る・・・。

 

1階席と2階席があり、2階席は3000円程度とお安いのですが、せっかくの初観戦、迫力のあるプレーを間近で楽しむべく1階席にしました。6720円と少々値は張りましたが、野球やサッカーだとここまでグラウンドに近い席はもっと高いと思います。

 

youtu.be

まず思ったのが、とにかく演出が派手。

映像や炎や光を駆使した演出は、スポーツというよりはアーティストのライブを見ているような感覚になります。実際にハーフタイムにはアーティストのライブが行われていました。見終わった後は結構目が疲れるので必要な人は目薬を持って行った方がいいかもしれません。

 

そして応援スタイルは、基本的にオフェンス時はチーム名を、ディフェンス時は「ディーフェンス!」と叫ぶ+どちらの場合も手拍子がついてくる感じです。競技の特性上、個人応援歌は原則存在しないようですが、応援歌を覚えてなくても参加できるというのが一番のメリットでしょう。さらに、スリーを決めたときや難しいシュートを決めたときなどはディフェンス時の応援も少しテンポアップするので意外に単調にはなりません。

そもそも試合時間からして10分×4、攻守が頻繁に入れ替わるスピード感溢れるスポーツなので、応援のバリエーション自体は問題にはなりません。

まあ身も蓋もない話をしてしまうと、野球やサッカーで応援歌文化が出来たのは試合展開自体の退屈さを紛らわすためと言えるかもしれませんね。

 

そうそう、応援といえば最近何かと観客の暴走が悪い意味で話題になることが多いですが、野球やサッカーを観に行くと必ず1人はいる野次ニキが全くいなかったのが新鮮でした。もちろんいるときはいるのでしょうが、コートが近いことや試合展開の早さが影響してるんですかね。身長2m近いいかつい選手達を間近にして野次を飛ばす度胸のある人なんてそうそういないでしょうし。

ブーイングの是非についてもよく話題になりますが、バスケではむしろ相手のフリースロー時にはブーイングをするように勧めています。でも野球やサッカーのような憎悪にも似たそれとは全く違う上品なものでした。殺伐としたスタジアムにうんざりしている方は一度Bリーグを見に行かれてみてはいかがでしょうか。

 

あとはなんと言ってもバスケというスポーツ自体の迫力ですね!

24秒以内に攻撃を完結させる必要があるので、得点はどんどん動き、2m超えの選手達がガシガシぶつかり合います。そしてとにかくコートが近いので、選手やヘッドコーチの声も聞こえてきますし、彼らの表情や交代時いかにも不満そうにしている様子などが細かく分かります。

正直日本でバスケのプロリーグがあまり盛り上がってこなかったのが不思議に思えてきました。まあ昔のバスケ協会って本物の無能だったみたいですしね・・・(その辺のエピソードは検索すればたくさん出てくるので興味があれば見てみてください)。

 

さてさて肝心の試合ですが、序盤こそゴールに嫌われた川崎は苦戦するものの、富山の拙攻もあり最終的には危なげない試合運びとなりました。

ヒーローは今季限りでの引退を表明しているニック・ファジーカス選手。バスケはサッカーと同じく選手の入れ替わりが激しい、選手寿命も短いという印象があったのですが、彼は外国人選手にもかかわらず2012年から11年も川崎に在籍しており、日本国籍も取得している選手です。

カープファンとしてはエルドレッドを思い出しますが、外国人選手がチームに長くいてくれるのって嬉しいですよね。滅多にない分下手したら日本人選手より人気が出るイメージがあります。

 

 

総合的な感想としては、試合展開や応援、アリーナの雰囲気等々全てが新鮮でとても楽しかったです!!!

 

これからも色々なアリーナに訪問してみたいですし、普段見ないスポーツを色々見てみようと思うきっかけになった1日でした。

 

ではでは。