どこかの駅メモラーの雑記帳

そこそこベテランの駅メモラーのブログです。旅行記や日々感じたことを書いていきます。

マスク着用について思うこと

こんにちは。高岡氏です。

 

皆さんはJR東日本パスを使っていますか?

3日間でJR東日本や東日本エリアの第三セクターなどに乗り放題のきっぷです。新幹線にも乗れてお値段22150円という太っ腹な価格設定で話題になりました。

 

とはいえ、現在東日本のJR路線は災害やら工事やらで長期不通のものが多く、また全国旅行支援の影響もあって対象の路線はアホみたいに混んでるそうです。先日の北海道旅行の出費もありますが、まあ使わないことにして正解だったかなと思っています。

 

 

さてそんなことは置いておいて、

ウイルス騒動が始まってからもうすぐ3年が経とうとしていますが、日本では未だに外を出歩く人のほとんどがマスクを着用しているように見受けられます。さらに建物の中や電車内では、「マスク着用のお願い」という実質的な強制の元、マスクをつけない人間は非常識なやつだという見方をされてしまうことでしょう。

 

そんな中で最近はやたらと「いつまでマスクをつけるのか」みたいな記事を見かけるようになってきた気がしますが、私はこの風潮に違和感を覚えてしまうのです。

 

確かに今の誰もがどこであろうとマスクをつけている光景はいい加減終わらせてほしいと思います。

正直マスク姿の人間がずらっと並んでいる光景は不気味極まりないですし、そもそもどこでもかしこでもマスクをつけていないといけないくらいコロナが怖いくせに、あの布切れ1枚あればどんだけ密を作っても大丈夫!な精神もよく分かりません。コロナが怖いのであれば外に出るな、とずっと思ってます。

もはや多くの人にとってマスクをつける意味は、

 

周囲の目>>>>>>>>>>>感染対策

 

になってしまっているのではないでしょうか。

犯罪者や、写真撮影のために私有地へ勝手に入り込むような輩ですらもマスクだけはきっちりつけてますからね。

 

なんなら最近は、

「素顔を人に見られることが恥ずかしい」なんて理由で外せない人すらいるそうで・・・。

www.nhk.or.jp

 

からしてみればどんだけ自意識過剰なの・・・と思ってしまいますが、多感な時期にマスク着用生活が当たり前になってしまえばそのような悩みを持つのは当然と言えるでしょう。

 

結局のところ、各人にそれぞれマスクをつけていたい理由と外したい理由があるということ。私は1秒たりともつけていたくないので屋外に出たら即座に外すようにしています。さらには野球中継でマスク姿のファンが中継されるたびに目を逸らしてしまうくらいにはマスクを見たくなくなりましたが、だからと言って他人に外せという筋合いはどこにもないのです。そもそもマスクが感染対策に有効なことが揺るぎない事実であることに変わりはありませんからね・・・。

 

私が「いつまでマスク生活?」とメディアが言い始めたことに違和感を覚えたのは、「全員でマスクつけましょう」の次は「全員でマスク外しましょう」みたいな風潮になりそうなことなんですよねえ・・・。

 

人間が社会的な動物である以上はこういった同調圧力から逃れることはできないのでしょうか。「つけていたい人はつけていればいいし、つけていたくない人は外していればいい」ってそんなに難しいことなんでしょうか・・・?

欧米は皆マスク外してて羨ましい、という声もありますけどあっちはあっちでマスクは自由に対する抑圧の象徴だとか、マスク=重病人のイメージがあるとかでマスクをつけていたい人にとっては生きづらい世の中じゃないかと思ってしまいます。実際はどうなのかは知りませんけどね。

 

www.nikkei.com

一部でマスクの着用を社員の自由にする企業も出始めたようですが、やはりこういうことはトップがしっかりと意思表示をしていくしかないのかもしれませんね。

未だに「要請」しかできない日本政府にはあまり期待できそうにありませんけど。

 

 

我々は我々で、自由を主張するのであれば、他人の「自由」を許容する心構えが必要であることを忘れてはなりません。現代日本人に欠けているのはこの視座なんじゃないかと思います。