どこかの駅メモラーの雑記帳

そこそこベテランの駅メモラーのブログです。旅行記や日々感じたことを書いていきます。

【南阿蘇フィールドワーク】年末恒例?な九州旅行に行ってきた③

 

こんにちは。高岡氏です。

 

JALが片道6600円セールを開催するようですね。

ちょっと前にANAが7000円セールを発表していましたが、あからさまにそれに対抗する価格になっています。

6月にエスコンフィールドに行くべく北海道行きを考えているので、なんとしても座席争いに勝ちたいところです(まあスタジアムの座席争いにも勝たないといけないんですけど・・・)。

今年は現地観戦を増やしていく予定なので、こういうキャンペーンをどんどん利用していきたいですね。

 

www.jal.co.jp

 

 

というわけで、昨年12月の熊本旅行レポの続きといきましょう。

前回は南阿蘇鉄道沿線の観光を取り上げたので、今回はその続きから。

 

tk0k1975.hatenablog.com

 

 

2日目・12/24(土)夜

南阿蘇鉄道の観光が終わったので、この日の宿がある阿蘇駅までやって来ました。

阿蘇駅前ではウソップがお出迎え。阿蘇といえば草千里を始めとする大草原が観光名所となっていますが、地震で傷んだ草原を復活させるために、自然の力を武器にする彼がやって来たということだそう。

 

本当は立野駅周辺に泊まれれば一番良かったのですが、どうにもお安く泊まれる宿が少なく、なんとかここ阿蘇駅周辺に外国人観光客多めの安宿を見つけることが出来ました。

 

チェックインが20時ということで、とりあえず食べてからチェックインすれば良いか!とのんびり夕飯を食べていましたが、これが後々ピンチを招くことに・・・

 

夕飯は駅近くの「イースト珈琲館」で頂きました。駅前にあり21時まで営業しているというとても有難いお店です。ここの「石焼高菜めし&チキン南蛮定食」が本当に美味しかった・・・!

熊本の郷土飯として知られる「高菜めし」ですが、ここではそこにバターと卵が加わり、さらにそれを石焼にするというとても贅沢な仕様です。チキン南蛮の方は少し酸味が効いているのですが、これがカロリーの高そうな高菜めしと本当によく合います。

夢中になってかき込みました。店内の雰囲気も良くて本当におすすめしますよ。

 

www.google.com

 

さて、夕飯を食べて次の日の朝飯をコンビニで買っていると、時刻はチェックイン時間の20時を過ぎていました。宿からの着信に慌てて折り返し、どうにかチェックインしてもらえましたが、

「電話に出なかったので本当ならもう受付を締め切ってるところでしたよ」

と宿の方に言われて背筋がゾッとしました・・・。

 

皆さんはこんなことにならないように、観光はちゃんとチェックインを済ませてからにしましょうね!どうしてもチェックイン時間に間に合わないときはちゃんと宿に連絡を忘れずに・・・

 

3日目・12/25(日)~震災の傷跡~

朝の肥後大津行きは1両編成。

マジか・・・と思いましたが座れる程度の混雑でした。

 

というわけでまたしても立野駅に来ました。

今回は本当によくお世話になります。

 

この日の目的は、南阿蘇村の震災跡を見学して回ることです。

目的の場所は駅から離れた場所に点在しているため、バスを使おうと思ったのですが・・・

 

 


こ、これでどうやってバスを使えというんだ・・・。

せいぜい病院に行く老人が使う程度のものですかね。

現在とはルートが違うとはいえ、元々1日6便はあったこの路線ですが、震災を境にこの通り本数が減ってしまいました。まあ震災なんでしょうがないといえばしょうがないのですが・・・。

 

というわけで歩いていくことにしました。

 

(上)今回撮影(下)2021年3月撮影

立野ダムが順調に建設されていますね。
事業が始まったのが1983年とのことで、ダム建設とは非常に長期の工事なんですね。

 

見所その①・新阿蘇大橋

立野駅から30分ほど歩くと早速最初の見所、新阿蘇大橋に到着です。

 

2021年3月に完成したばかりの出来立てほやほやですね。

「新」阿蘇大橋、という名前ですが、旧阿蘇大橋はどうなったのかというと、お察しの通り地震で崩落してしまいました。

地震発生時にたまたま橋の上にいた学生が橋の崩落に巻き込まれ亡くなるという痛ましい事故が発生してしまったことで、新しく建設する橋には崩落しないための工夫が施されています。

 

(マウスカーソルを合わせると、国土地理院の地図に変わります。国土地理院の地図の赤線で示されているのが布田川断層です。)

阿蘇大橋は、旧阿蘇大橋から南に600mほど離れた所に建設されているのですが、どちらも布田川断層に跨っているのは変わらないため、地震発生前と同じ組み方をするとまた崩落してしまいます。

 

手前にある橋脚を見てみると、他の物とは異なり、少し幅広になっていますね。

また、上の橋桁の部分にも接合部に少し隙間があります。ここはちょうど断層の真上部分にあたるため、地震が起こると橋桁が大きく左右に揺れることになりますが、この構造により橋桁が落ちにくくなっているというわけですね。

 

・・・と、いうことが展望所の案内板に書かれていますので、興味があればご覧ください。

 

奥の方にある阿蘇長陽大橋もなかなかの迫力です。

 

展望所にはカフェがあるので、一服しながら日本の震災対策技術の結晶をゆっくり観察してみてくださいね。

 

見所その②・旧阿蘇大橋跡と数鹿流崩れ

さて、先述した旧阿蘇大橋ですが、震災で崩落した当時の姿のまま震災遺構として保存されています。川の向こう岸から見ると崩れて崖に引っかかっている橋桁を確認できます。今回はそこまでは行けませんでした。

ここから見える無残に山肌が露出した部分は「数鹿流(すがる)崩れ」と言われており、地震の規模を物語っています。

先述の布田川断層の上を通っていた道。道路のセンターラインがずれてしまっています。

阿蘇大橋遺構のすぐ傍に、この日の目的地の1つ、旧東海大学阿蘇キャンパス正門もあります。が、正門から構内に入ることが出来ないため注意が必要です。

というのも、

地図上では立野駅側の入口が2つあるように見えますが、いずれも現時点では道が崩落しており入ることが出来ません。

今回私は立野駅から訪問しましたが、鉄道を使って訪問したい場合は赤水駅から訪問した方が近いです。先述の通りバスの本数も乏しいですし、赤い線で描いた道を歩くと普通に1時間くらいはかかりますからね・・・。

 

なお、正門から構内に入るとこんな感じです。

この場所だけ時が止まっているようです。

これが正門からは入れない理由です。

ここは遺構としてこのまま残す方針なんでしょうかね。

 

見所その③・震災伝承館「轍」

かつて小学校だった建物をミュージアムにした「轍」ですが、土曜日のみ開館なので訪問の際は注意が必要です。

見所その④・阿蘇猿まわし劇場

というわけで阿蘇キャンパスへ行くために県道を歩いていると、もう11時が迫ってきました。

すると、お誂え向きに11時から猿回しの舞台があるじゃあないですか。

元々見る予定ではいて、最初は午後の部を見ようと思っていたのですが、ある意味運良く予定が狂いました。

 

だだっ広い駐車場に車は5台だけ・・・。

震災やらコロナやらで長らく休館状態が続いていたらしく、色々大変だったようです。

 

ホームページでは大きな劇場で演じているシーンが紹介されているのですが、先述の通りの苦しい状況のためか、現在では大劇場の手前の小さな建物で公演を行っているようです。

でもこれはこれで演者と猿の息遣いを近くに感じられるので、客が少ない今のうちに行けたのはむしろラッキーだったかもしれません。

 

www.asomonkey.com

 

公演後には演者と写真撮影。

とても癒されるので阿蘇に行った際にはぜひ訪問してみてください。

公演時間も40分くらいと観光の合間のちょっと空いた時間にちょうどいい感じになっています。

 

見所その⑤・旧東海大学阿蘇キャンパス

正午過ぎになってようやく目当ての東海大学阿蘇キャンパスに到着。

向かう道はまだまだ整備されていません。

 

阿蘇キャンパス自体は廃止になりましたが、手前の阿蘇実習フィールドは現在でも東海大学が使っているので勝手に入らないようにしましょう。

現地にはガイドの方がいて、頼めば解説してもらいながら見学できます。

 

上から見ると「人」の形をした変わった校舎ですが、現在はそれぞれが切り離されています。写真だと分かりにくいですが、断層の真上に位置する真ん中の部分の負担が特に大きく、その部分だけ激しく損傷しているため、保存の都合上そうなっているとのこと。

 

地震により表出した断層は、風化しないように樹脂で固められています。

 

そしてここにはロビン像が設置されています。

考古学者として震災の歴史と教訓を語り継ぐ手助けをしてくれるそう。

 

キャンパスの隣には震災遺構を展示するミュージアム熊本地震 記憶の回廊」が開設される予定です。

 

見学が終わるとガイドの方が車で送っていこうかと申し出てくださったのですが、さすがにまだお昼なのでもうちょっと見て回るためにお断りさせていただきました。

 

といってもこの時間から阿蘇ファームランドに行ってもしょうがないので、とりあえず山道を登りながらどこへ行こうか考えることに。

 

見所その⑥・サジェストが不穏?杉養蜂園

熊本市に本社を置く蜂関連製品の企業、杉養蜂園の店舗です。

時期によっては女王バチの展示であったり、クイズラリーのようなイベントを行っているそうですが、この日の訪問では特にそんなことはありませんでした。

 

さて、wikiによるとこの企業は「独自のダイレクトテレマーケティングによるシステム」が特徴らしいのですが、検索したときのサジェストがこちら。

「杉養蜂園 しつこい」

「杉養蜂園 宗教」

 

どうやら商品購入時に会員になると、新商品や限定商品の販売時に電話を掛けてくるようで、それがすこぶる評判が悪いようです。

もし事実であれば、プライバシー意識の高まった現代で電話営業は嫌われるのでしゃあなしですねえ。とはいえ私もここで商品をいくつか購入しましたが、会員勧誘をされることはありませんでした。単純に金を持ってなさそうだと判断された可能性もありそうですが、普通に店舗で商品を購入する分にはあまり気にしなくても良いと思います。

 

循環バスのルートとは逆方向に山を登っていきます。

 

見所その⑦・葉祥明絵本美術館

絵本作家・葉祥明氏の弟・葉山祥鼎氏が館長を務める美術館です。

葉祥明氏の原画と、彼の書いた人生訓のような言葉がセットで展示されています。また、館長の葉山祥鼎氏も作家活動を行っており、その作品も展示されています。ご本人もいらっしゃいました。

絵と人生訓をセットにした展示方法としては、以前訪問した富弘美術館を思い浮かべるのですが、今回は若干説教臭さを感じて個人的にはあまり刺さらなかったなあという感じです。

 

tk0k1975.hatenablog.com

 

ここのメインは、何と言っても庭でしょう。

というのも、この庭こそが彼らの絵本の舞台であり、絵本の世界をそのまま現実に持ってきたような光景を見ることが出来ます。

まあ訪問時期が時期なんで、どうにも寂しい雰囲気になってしまいましたけどね・・・。

ファミリーで来たお父さんが、

「絵本の世界だ!感動だなあ・・・」

的なことを言っていたので、彼らの作品のファンは訪れてみるべき場所でしょう。

 

そうでなくとも、春~秋にかけては希少な「ブルー・ビー」、つまり青い蜂を見ることも出来るので、幻想的な雰囲気を味わえること請け合いです。私も次に来るときは暖かい時期にしようと思います。

 

なお、以前はここと、その奥の「大野勝彦美術館」までバスが走っていたのですが、現在は休止状態になっています。

南阿蘇鉄道が復旧したらバスも復活するのでしょうか・・・。

 

そろそろ良い時間になってきたので山を下りることに。

時間的に次が最後のスポットになりそう。

のどかな田園風景が広がります。

 

見所その⑧・南阿蘇復興公園

東海大学阿蘇キャンパスのガイドの方に、

「京大の火山研究所がある所(図中黒丸の右にあるやつ)で大規模な地滑りがあって、地層が剥き出しになった場所がある」

と紹介されて気になったので、その付近にある復興公園にやってきました。

 

公園というか住宅の分譲地のように見えますね。

実際は、今後また同じような災害が発生した際に100台程度の車を停められる駐車場スペースとなっています。

住宅の手前には倉庫や仮設トイレがあるのも分かりますね。

ただのモニュメントとしてだけではなく、防災訓練にも使われることでまさに震災の教訓を後世に伝える場になっている、というわけです。

 

もちろんモニュメント的なやつもあります。

 

では地滑り跡を見ていきましょう。

 

(上)復興公園側から見た地層(下)火山研究所へ向かう道から見た地層

あまり近づいて見ることは出来ませんが、これだけ綺麗に露出した地層を見る機会もあまり無いと思います。

 

写真では分かりにくいですが、地層の少し下に目をやると山の斜面が階段状に整備されています。これこそが地滑りの跡です。

 

この真下にある集落はそりゃひとたまりも無かったわな・・・。

 

復興公園側からは東海大学阿蘇キャンパスと数鹿流崩れの両方を臨むことが出来ます。震災の象徴的な遺構を見渡せるこの場所は、まさに「復興公園」に相応しい場所と言えます。

 

 

3日目まとめ

というわけで、バスの本数の少なさを嘆きながらもなんやかんやで南阿蘇フィールドワークを楽しめた1日でした。

次の日からは熊本市街地で市電と熊本電鉄の回収に向かいます。

 

結果的に20km以上もひたすら歩き回っていたわけですが、ここまでご覧になっていただいたのであれば分かるように、

徒歩だけでも意外に色んなスポットを見て回れます。

 

阿蘇の綺麗な空気を吸いながらさらに健康に良いウォーキングなんて贅沢な体験ですね。

 

そうそう、昼食は立野駅近くにあるおべんとうのヒライで買うのがおススメです。

熊本・福岡を中心に展開するローカルコンビニチェーンで、「ちくわサラダ」なるものが有名ですが、全体的にどれもボリューミーでウォーキングのお供に最適です。

今回はサラダ巻きと片手で食べられるのり弁を購入しました。

 

 

・・・え?どういうことかって?

 

 

文字通り、おにぎりの中にのり弁の具を全てぶち込んだだけという最高に頭の悪いメニューです。

 

熊本県民のソウルフードとして紹介されるだけのことはありますね・・・。

 

 

さて、南阿蘇鉄道が復旧した日には、阿蘇に鉄オタを始めとした観光客が殺到してこんな風にゆったりと観光できなくなってしまうかもしれません。

というわけで、今が穴場(?)な阿蘇に、復興の息吹を感じに行ってみてはいかがでしょうか。

 

ではでは。

 



 

「田舎移住の7か条」に見る多様性の難しさ +α

こんにちは。高岡氏です。

 

先日「都会風を吹かすな」というパンチの効いたワードがTwitterを騒がせていましたね。

 

www.town.ikeda.fukui.jp

 

「田舎移住に失敗した」という話はよく耳にしますが、そんな失敗を繰り返させまいとわざわざ自治体側からこんな発信をするのは異例のことでしょう。

田舎ならではの濃密な人間関係や風習について、「覚悟の準備をしておいてください!」と言わんばかりのこの7か条、田舎嫌いのTwitter民には当然ボロクソに言われているのですが、こういうのって田舎に限らず当たり前のことだと思うんですけど違いますかね?

 

――――――――――――――――――――

例えばあなたが壁の薄いアパートに住んでいるとします。

ある日、隣に中国人が引っ越してきました。

中国人はいつも大きな声で話し、あなたの部屋には壁越しにいつも話し声がダダ漏れです。

当然そのことに関して中国人に抗議にいくのですが、中国人は「お前は何を言っているんだ」と言わんばかりな顔で、

「私の国ではこのくらいのボリュームで話すのが当たり前なんだ。君が受け入れてくれ」

と一蹴されてしまいました。

――――――――――――――――――――

 

この話を見た多くの人は「中国人が悪い」と言うことでしょう。

 

何故か?

 

もちろん中国人自体をよく思わない嫌中感情も大きいと思います。Twitter民は基本的に田舎嫌いなので、今回の件も「とりあえず田舎だから」反射的に叩いている人も多そうですね。

 

でもそれを差し引いても思うことはあると思います。

「お前の国ではどうであろうがここは日本だ!それにここには俺の方が長く住んでいるのに、なぜ新参者のお前がいきなり自分ルールを押し付けてくるんだ?」

と考えたあなた。それは正常です。

 

otonanswer.jp

実際中国人が大きな声で話すのにはそれなりに理由があるのですが、意識して調べなければ日本人にとってそんなことは知ったこっちゃありませんよね。

それなのに「俺を受け入れろ。それが出来ないのはお前の度量が狭いからだ」と言われたらどう思いますか?ムカつきますよね。

 

でも現代では「多様性」の名の下に、

「異なる文化を受け入れられない方が悪い。そんなコミュニティなんて滅んでしまえ!」という意見がまかり通ってしまうのです。

 

そもそも私は「多様性」という概念を全く以て信頼していないし、本当の意味で人類が多様性を実現できる社会なんて一生来ないと思っているのですが、その筆頭が「多様性」という概念においてしばしば無視される「受け入れない自由」です。

 

今流行りのLGBT(なんか今じゃLGBTQQIAAPPO2Sなんてことになってるらしい。わけわからん)だって、それに対して受け入れられないことを表明すれば一発で社会的地位を失ってしまいますからね。最近だと首相秘書官が同性婚に関して否定的な発言をして更迭されました。

もちろんそんなことをマスコミの前でうっかり漏らしてしまう危機意識の低さは大概だと思いますが、これで一発アウトになってしまうのは、結局のところ多様性と言いながら思想統制が行われているのと同義です。

 

 

池田町の話に戻りますが、確かに古臭い田舎の因習を嫌う人は多いと思いますし、それを示すように多くの田舎町は人口減少の一途を辿っています。(私もこういう場所に旅行で訪れるぶんには良いと思いますが、積極的に住みたいとは思いません・・・。)

でもだからといって、町に来たこともないであろう人達が「このままだと滅びるぞ!価値観をアップデートしろ!」とピーピー騒ぐのは彼らにとっては大きなお世話なのです。

あえて「変わらない」という選択をした彼らに幸あれ。

 

ではでは。

 

 

 

※ここから先は余談です。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

まあよく言われていることですが、

都会からいきなり限界集落!なんて移住はやめといたほうがいいでしょうね。

初めての移住は、とりあえずほどほどな地方都市から始めるのが吉でしょう。

 

そんなあなたに広島県福山市がおススメ!

 

Q.仕事はあるの?

A.国内最大級のJFE西日本製鉄所を筆頭に、福山通運エフピコ青山商事など一流企業がたくさん!大口のクライアントとも取れるから起業にも向いた土地だね!

 

Q.どのくらいの規模なの?

A.50万人近い人口!全市町村の中で44位の人口とまさに「そこそこな都市」。都会過ぎず田舎過ぎないぞ!のぞみも停まるぞ!(ここ重要)

 

Q.なんか地味だし見るもんなさそう・・・。

A.ぶっちゃけこれといった観光地はない。でも逆に観光客が少なくて過ごしやすいぞ!観光したかったら隣の尾道市まで行こう!倉敷美観地区矢掛町の古風な街並みを見に行くのもいいぞ!

 

Q.災害とか怖いんだけど・・・

A.瀬戸内海に面した穏やかな気候。台風が来ても中国山地四国山地が守ってくれるから上陸するころにはだいたい弱体化しているぞ!あと大きな地震もあんまり来ないぞ!地震大国日本においてはとても重要な要素だね!

 

Q.私テレビっ子です。

A.テレビせとうち(岡山のテレ東系列局)が場所によっては映るぞ!なぜか広島にはテレ東系の局が無いけど福山ならワンチャンあります。(ちなみに我が家では映りません)

 

Q.カープが好きなんだけど広島まで地味に離れてるよね・・・

A.ぶっちゃけそこはしょうがない・・・。でも広島市ほど宗教みたいにカープカープしてないから程よい距離感で応援したい人にはおススメ!

あとJリーグ入りを目指してる福山シティFCが今はアツいぞ!

fukuyama-city.com

 

Q.なんか岡山でも良さそうなんだけど?

A.で、でも福山にはカープ坊やのナンバープレートがあるから・・・

なお今年から広島ナンバーにもカープデザインが使われるので唯一のアイデンティティでは無くなる模様。まあ今まで広島市サイドがこれをやってこなかったのがおかしいんだけど・・・。

 

・・・私の地元なので贔屓目もありますが実際かなり住みやすい街ではあると思ってます。

よかったら選択肢の1つに入れてみてくださいね。

案件とかではないです。

【南阿蘇鉄道】年末恒例?な九州旅行に行ってきた②

こんにちは。高岡です。

ついにイベント開催時の声出し&客数制限の撤廃の方針が定められましたね。

5類移行が完了すればいよいよこのコロナ騒動ともおさらば出来そうです。

ここでは語りませんが、本当にろくでもない3年でした・・・。

 

さて本題。

昨年末の熊本旅行レポートの第2回です。

↓第1回はこちら。

tk0k1975.hatenablog.com

 

今回は南阿蘇鉄道の終着駅、高森駅から始まり南阿蘇村を訪問した記録となります。

 

 

2日目・12/24(土)②~南阿蘇鉄道の駅を巡る~

マンガの街、高森町

熊本県では「熊本復興プロジェクト」と称して、ONE PIECEの主人公・ルフィ率いる麦わらの一味たちの銅像が震災で特に被害の大きかった地に設置されています。
これは原作者で熊本出身の尾田栄一郎先生が非公表で熊本に寄付金を渡したところから始まります。尾田先生への感謝の気持ちとしてルフィ像を建てようという話になったのですが、事情を知らない住民からは当然クレームが寄せられ、やむなく尾田先生が支援したことを公表して、その後麦わらの一味全員の像を設置することになりました。

 

この銅像を目当てに熊本の各地を訪問している観光客を多く見かけたので、結果的に銅像の設置を決めた県知事は有能だったことが証明されましたね。

ちなみに、このフランキー像を目にした先ほどの中国人観光客の一人は

「スーパー!!!」

と叫んでおり興奮を隠せない様子でした(笑)

 

駅舎内には土産屋を始め、熊本復興を祈念した有名漫画家たちのサイン色紙、世界各国から募集されたサイレント漫画、要はセリフ無しの漫画などが飾られており、「マンガの街」の玄関口にふさわしい光景がお出迎えしてくれました。

 

ついでにペッパー君も放置されています。何に使われていたんだろう・・・。

 

 

さて、高森町を「マンガの街」と紹介しましたが、それを象徴するのがこちらの県立高森高校です。

なんとマンガ学部なるものが設置されるらしく、それ専用の実習棟を建築中でした。

私立であればそんなに珍しいことでもないかもしれませんが、これを公立の学校がやっているのが凄いですよね。県全体でマンガの街としてプッシュしていこうという意思を感じます。

 

この高森湧水トンネル公園は、元国鉄高森線(現南阿蘇鉄道高森線)と高千穂線を結ぶトンネルとして開業予定だった高森トンネルを、同区間の工事中止に伴い公園として整備したものです。

 

高森線が全線復旧した際は、高森~高千穂~延岡を徒歩連絡する旅でもしようかなと考えています。

 

季節によってトンネル内部ではイベントが開催されており、12月はクリスマスイベントが行われていました。

町内の保育園や幼稚園、企業に役所などの団体が各々趣向を凝らしたクリスマスツリーの中から来場者の投票でNo.1を決めるというイベントです。投票者の中から抽選で地域の特産品が当たるそうなので楽しみに待っています。

観光客用に開放されているスペースの最奥部には名物の「ウォーターパール」と呼ばれる噴水があります。一定間隔で水滴を発射する噴水に点滅間隔をコントロールできる照明を当てることで、水玉が止まったり上下に移動したりするように見えるものです。

是非間近でこの不思議な現象を見てみてください。

 

この日2本目の高森行き列車はガラガラ。

これに乗りたかった・・・。

 

さて、1日3本と少ない本数で、また駅間もあまり離れていないので、中松~高森の間の駅を歩いて訪問してみることにしました。

 

慌ただしい撮り鉄と遭遇~見晴台駅

高森駅の隣駅、見晴台駅です。

駅名の「見晴台」ですが、パッと見どこにも見当たりません。

 

確かに見晴らし自体はいいけどね。

 

というのも、元々駅舎そのものが展望台となっていたのですが、老朽化により現在の姿になったことで駅名だけが残った結果、駅名詐欺みたいになってしまったわけです。

 

samy8940.tea-nifty.com

zattana.sakura.ne.jp

 

上が開業してまだ間もない時期、下が末期だと思われますが、どうにもネット上にはあまり情報が転がっていませんでした。1991年に台風19号で倒壊して、1993年頃に現在の駅舎に建て替えられたという情報が僅かに見られただけです。

いずれにせよ開業から数年で下のようなオンボロ駅舎になってしまう程度にはあまり関心を持たれていなかったのかもしれません・・・。

 

そんな当駅がにわかに脚光を浴びたのは、皮肉にも地震により苦境に立たされる南阿蘇地域を支援しようと、キリンビバレッジが当駅を舞台にした午後の紅茶のCMを撮影したことがきっかけです。

 

そんな理由もあり、午後の紅茶一色の自販機やポスター、タペストリーなどとにかく午後の紅茶推しとなっています。

ちょうど1年前に訪問した島原鉄道大三東駅もそんな感じでしたね。全線復旧したら大三東駅同様に当駅が盛り上がることになるのでしょうか?

 

tk0k1975.hatenablog.com

 

本当は列車が正面からホームにやってくる光景も写真に収めたかったのですが、熱心な撮り鉄の方が先に陣取っていたため不可能でした(というか指も入っちゃってるし・・・)。
中国人ツアー客と鉢合わせもあったしこの日は間の悪いことが多かったですね・・・。

 

その後、他の場所でも撮影するらしく列車が出発した後はすぐに車を飛ばして次の駅まで行ってしまいました。急ぎ過ぎて事故に遭ってないといいんですけどね。

 

 

まさかのカップリング!?~南阿蘇白川水源駅

前回の記事で、南阿蘇村には11か所の水源があることをお話したのですが、その中でも特に観光客向けに整備されているのが「白川水源」です。

 

物産館、水晶やお守りなどのスピリチュアル系なお店があり、その奥の方に水源がある構造になっています。他の水源は無料であるのに対し、ここだけは環境保全の名目で100円を払う必要があるため、水源の手前には料金所が設置されています。

最も観光客が訪れる水源できっちりお金を取るスタイルは賢いですね。

 

そして水源のすぐ近くに南阿蘇白川水源駅があります。

 

阿蘇村の請願駅として誕生した当駅は、当線内で最も新しい駅(2012年)となっています。大きなガラス窓から南阿蘇の美しい田園風景を見ることが出来、復旧後には併設のカフェで買ったものを食べながら乗客がのんびりと列車を待つ光景が見られることでしょう。

 

さて、ここ南阿蘇鉄道に実家駅があるでんこといえば白川あそちゃんですが、この駅で私が注目したのは併設されているカフェの名前です。

「カフェ俱梨伽羅」・・・字こそ違えど、俱利伽羅といえばIRいしかわ鉄道がモデルのでんこ・俱利伽羅しおりちゃんですね!

まあでんこなはなしは全く読んでいない私ですが、「あそ×しおり」のカップリングは割と珍しい組み合わせな感じはしますね。カフェのオーナーが駅メモラー、なんてことであれば駅メモラーの憩いの場になりそうな場所ですが・・・?

 

※なおこのカフェは駅開設当初からあるものなので、当たり前ですが駅メモは一切関係ありません。

 

 

まさかのカップリングその2⁉~阿蘇白川駅

白川水源駅から1kmも満たない隣駅、阿蘇白川駅

白川水源駅と比べて見た目は小ぢんまりとしていますが、元観光名所の最寄り駅だけあって、駅舎内に入ると良い意味でのギャップを受けることになりました。

 

狭い空間に絵、本棚、ストリートピアノ、カフェがこれでもかと詰め込まれた、開けてびっくりおもちゃ箱のような駅。ストリートピアノは上手い人しか弾いちゃいけないみたいな雰囲気もありますが、ここなら人がいないから下手でも弾き放題なのが嬉しいところ。

カフェは開いてませんでした。

 

で、今回のカップリングとはなんぞや?という話ですが、この駅にはいわゆる「駅長犬」というやつがいます。

 

その名も「ゆう」。

・・・もうお分かりですね?

 

・スペルが「Yuu」ではなく「You」

・鹿児島のお隣、熊本(ゆうは鹿児島市電のでんこ)

・ゆうの追加日は2019年7月1日、犬のゆう君の誕生日は同年9月3日。

 

QED

 

はい、オーナーは駅メモラー確定ですね!!!

 


・・・というわけで、脳内で勝手に同胞認定してニヤニヤしているキモオタの図でした。

 

 

駅の入口にはカフェとうどん屋があります。

 

最後は駅近くの明神池でパシャリ。

どうやらこの辺りで一番美味しい水だそうですが、二郎の味の違いがよく分からない私なので水の味の違いなんて尚更分からないでしょう。

 

 

というわけで、これにて南阿蘇鉄道の旅は終わりです。

 

もっとド田舎で何もない秘境を走るようなイメージがあったのですが、思ったより賑やかな路線だったなあという印象です。もちろん田舎は田舎なんですけど、寂れた感じはあまりしませんでしたね。なんというか独特な雰囲気を感じる場所だったので、全線復旧してからまた是非訪問してみたいと思います。

 

ではでは。

【12月】年末恒例?な九州旅行に行ってきた①

こんにちは。高岡です。

 

今回は、昨年の長崎に引き続いて2年連続となる九州旅行に行ってきたレポートです。

 

tk0k1975.hatenablog.com

 

 

私の実家が福山にあり、九州から新幹線で帰るとちょうど通り道になるので、帰省兼旅行として九州はちょうどいいんですよね。来年は鹿児島か大分辺りにしようかな?

 

 

 

1日目・12/23(金)~熊本に到着~

昨年のクリスマス付近は、西日本を中心に強烈な寒波の影響で各地で大雪に見舞われましたね。ここ熊本でもそれは例外ではなく、空港付近は雪こそなかったものの身を切るような寒さでした。

 

熊本空港といえば、無料で最寄りの肥後大津駅まで運んでくれる嬉しい空港ライナーの存在がありますが、今回の乗客は私と2人組の女性の3人のみでした。まあハイエースを使っている時点で元々そこまで利用者がいるわけではなさそうですし、空港からであれば直接熊本市街へ行く人の方が多そうな気はします。

実際この後肥後大津駅から乗り込む人は5,6人ほどいましたからね。

 

 

空港の最寄り、肥後大津駅

サッカーの強豪として知られる大津高校で有名な大津町の中心駅です。

熊本~当駅までは電化されていますが、当駅から東側は非電化区間のため、特急列車を除けば当駅で乗り換えが必要になります。

 

駅南口にはイオンモール、そして北口には「浜食品」という全日食チェーンのローカルコンビニがあり、食料調達には困りません。個人的には旅の気分を味わいたかったので後者で夕食の買い物をしました。

 

www.google.com

 

あと個人的に気になったのが駅前の「いづみやセンタービル」です。

「Welcome to OZU」というパネルと共に駅を出て真っ先に目に飛び込んでくる廃墟なので、いかにも寂れた街であるような感じを演出するのに一役買ってしまっています。

我が地元の福山駅前にも以前、「キャスパ」というショッピングモールがほぼ廃墟のまま放置されていた時代があるのですが、(いつになったら再開発するんや・・・)と半分呆れてました。今はちゃんと再開発されてますけどね。今の福山駅周辺はホテルがかなり増えててびっくりしました。

とはいえ旅行先でこういう建物を見る分には興味をそそられてしまうのもまた事実・・・。

 

 

復旧に向けて工事が進む立野駅

というわけでこの旅でたくさんお世話になる立野駅に来ました。

立野駅といえばスイッチバック駅の中でもかなりの標高差を登ることで有名な駅ですが、南阿蘇村の玄関口でもあるためこの手の駅にありがちな鉄オタしか降りないような駅ではなく、地元の利用者もそこそこ多くなっています。

 

ここまで来ればお察しかもしれませんが、今回の旅の主目的の一つは

南阿蘇鉄道に乗る」ことです。

 

本来であればこの立野駅から乗り換えることができたのですが、2016年に発生した熊本地震により途中駅からの発着になり、かつ本数も大幅に削減された結果、現在では実乗が困難になってしまった路線です。

 

今年夏に全線復旧ということだったのでわざわざ乗りにくい時期に乗りに来ることは無いじゃないかと思うかもしれませんが、実は旅行を決めた後にこのことを知りました(笑)

まあどのみち復旧直後はしばらくフィーバータイムで人でごった返すでしょうしある意味良いタイミングだったのではないかと思っています。

 

南阿蘇鉄道のホーム、駅舎は今年の全線復旧に向けて順調に工事が進められています。寒波にも負けず工事を行う作業員の方々には本当に頭が下がりますね・・・。

 

さて、途中駅の中松駅から乗るために南阿蘇村に宿泊したのですが、これから南阿蘇村に行く方に気をつけていただきたいのは宿泊施設の少なさですね。

決して村全体の宿泊施設が少ないわけではないのですが、駅から離れた場所にあるものが多いのです。そのためレンタカーを使わないのであればバスの利用がほぼ必須なのですが、バスの時間と宿のチェックイン時間についてはよく調べておくことをお勧めします。私もよく調べないまま飛行機の予約などを行っていたのですが、なんやかんや上手いこと嚙み合っていたので事なきを得ました。

 

ちなみに九州産交バスSuicaの利用が可能です。地方の路線バスってICカードが使えるかそうでないかでだいぶ好感度が変わってきますよねえ。

 

今回泊まったのは「南阿蘇 久木野温泉 四季の森」。ここは中松駅から徒歩20分程度の距離で、かつ施設名を冠したバス停があるので初めて南阿蘇村に宿泊する方にも分かりやすくてお勧めです。

宿泊料金は1泊朝食のみで1万円程度ですが、いわゆる安宿は少ない場所なのでむしろここでも安価なほうな気はします。

ただ周辺に飲食店が少ないのが難点ですね。夜まで開いているのは中松駅近くの味千ラーメンの店舗くらいです。私が予約したときはなぜか夕食付のプランが無かったので、先述した大津町の浜食品であらかじめ夕食を調達していました。

 

なお、コンビニは近くにヤマザキショップがあるのですが、見ての通り南阿蘇村は積雪するほどの寒さだったので、凍えるような寒さの中買い出しに行かなくて良かったです・・・。

 

クリスマスということでケーキも頂きました。もはやクリぼっちなんて全く気にならなくなってしまった・・・。

 

 

2日目・12/24(土)~南阿蘇鉄道沿線を観光~

朝。用意された朝食は私ともう一人分のみ。

前日の温泉では5,6人くらいの人を見たのですが皆地元の方だったんでしょうか。温泉はぬるめで入りやすかったです。

 

宿の方に歩いて駅まで行くことを伝えるとびっくりされましたが、個人的にはこの雪の中運転する方が怖いです。というか冬の北海道に比べりゃこの程度の雪は屁のつっぱりにもならんですよ。

 

さて、上述したように南阿蘇鉄道は現在途中駅である中松駅からの発着を行っている他、本数は大幅に削られ現在ではわずか1日3往復です。そのため中松駅発高森行きの列車の始発はなんと11時となっています。また高森からの終電も14時台と完全に地元民に使わせる気のないダイヤです。

せめて始発は7時とかにして学生を乗せれば良いような気もしますが、途中駅から高森への需要ってそんなにないのだろうか・・・。

 

まあそんなわけで始発までまだまだ時間があるので、徒歩で「あの駅」に訪問してみることにしましょう。

 

先述した宿近くのヤマザキショップです。

中には入っていないのですが、衣料品売り場や百均も併設しているようで、周辺住民の重要なライフラインとなっていることが窺えます。

 

阿蘇地域には非常に多くの水源があることで知られており、南阿蘇村には11か所の水源があります。

といっても同じ地域なんだからどこで汲んでも同じなんじゃないかと思っていましたが、↓の記事を見ると硬度にもかなり差があって色々な水が楽しめるようですね。

また行くときは飲み比べでもしてみようかな?

 

asobinasse.com

 

今回はそのうちの一つである湧沢津水源にやって来ました。

駐車場やベンチが整備されており、地元民にも観光客にも使いやすいものになっている印象です。

 

ちょうど空きペットボトルがあったのでいっぱいに汲んでいきました。

生水を飲むのはあまりよろしくないとされていますが、このペットボトル1本分の水を煮沸せずにそのまま飲んでもなんともなかったので恐らく大丈夫なんじゃないかと思います(一応一気には飲まず数日に分けて飲んでますが)。

・・・と書いてしまうと無責任なやつだと炎上する可能性が無きにしも非ずなので不安な方はしっかり煮沸して使いましょうね。

 

当たり前ですが遮断機がちゃんとあるとなんかホッとしますね。

長期休止&遮断機撤去は実質廃線みたいなもんですからね・・・。

 

 

元・日本一長い駅名~南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

というわけで、やってきました。

 

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

 

です。

 

元祖・「読み仮名が日本一長い駅名」として知られる当駅ですが、

「富山トヨペット本社前(五福末広町)停留場」が登場して首位を奪えば、今度は「等持院立命館大学衣笠キャンパス前」駅が登場して首位を奪還、負けじと前者が「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)停留場」に改名して再び首位を奪い返す・・・というカオスな争いに巻き込まれた結果、現在では3位に転落してしまいました。

 

web.archive.org

ちなみに富山地鉄サイドとしては「狙って1位を取りに行ったわけではない」らしいですが、本当にそんな意図が全く無かったわけないですよね、さすがに・・・。

 

3位になってしまったとはいえ、さすがに読み仮名元1位の駅というだけのことはあり、全てひらがなにすると圧を感じます。

ですがちょっと個人的に不満があるのは、隣駅の表記の仕方なんですよね。

お隣の「あそしもだじょう」と書かれた駅も、正式名称は

阿蘇下田城ふれあい温泉」駅というそこそこ長い駅名なのですが、「ふれあい温泉」の部分がカットされてしまっているのです。

 

ちなみにお隣の中松駅駅名標を見ると、

「南阿蘇水の生まれる里」という駅名の半分以上が削られてしまう事態に。

そこはお前・・・自分でそんな長ったらしい名前つけたんだしちゃんと責任取って全部の名前を書いてあげるのが筋ってもんじゃあねェのかい・・・

 

なお南阿蘇水の生まれる里白水高原駅と並び、読み仮名が日本一長い駅名として知られていた鹿島臨海鉄道大洗鹿島線長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」駅は、隣の駅の名標でもちゃんと省略されずに書かれています。

 

駅名標の法則を乱してまでちゃんと名付け親としての責任を取る、そういう意味では鹿島臨海鉄道の方に軍配を上げたいですね(謎の上から目線)。

 

元祖日本一長い駅名の意地を感じる張り紙。

ですが「隣接する2駅を合わせた文字数」では、先述の

トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)停留場」+「富山大学前」(表記31文字、読み仮名41文字)に一気にぶち抜かれるという結果に。

この張り紙を掲出してわずか9ヶ月後の出来事だっただけにショックを受けたのか、富山地鉄ニュースリリースについては張り出されていませんでした。もっとも一番かわいそうなのはわずか9ヶ月で最長駅名を奪われてしまった京福電鉄ですが・・・。

 

田舎の駅によくある「自由に読んでください」な文庫かと思いきや、古本屋として営業している立派なお店なので、本棚は施錠されています。

金・土曜の11~15時というこれまた訪問が困難な日時となっていますが、機会があれば寄ってみてはいかがでしょうか。この日は土曜なので営業日ではあったのですが、列車に乗ることを優先したかったので今回はパス。

 

www.hinatabunko.jp

 

震災前の時刻表。本数多い!

 

駅の隣には居酒屋、さらに近くにはスーパーがあり意外に便利。

 

もちろん水源もあるよ!

 

ちなみに駅メモ内でのはじめまして称号獲得者を隣の中松駅と比較するとダブルスコアの差があります。名乗っている人数もかなり多いですね。

 

終着駅と化した中松駅からの乗車。意外に客が多い!?

というわけで、ここが現在の終着駅の1つ、中松駅です。

赤いぐるぐる?のような謎の意匠が気になる駅ですが、中はもっとすごいことになっていました。

 

まず目につくのは『星獣戦隊ギンガマン』の合体ロボ「ギンガイオー」の巨大フィギュア。そして懐かしいものから最近のものまでフィギュアやぬいぐるみが所狭しと置かれています。

 

これらのフィギュアは元々置かれていたものもあるでしょうが、この日は併設のカフェでクリスマスイベントが行われており、そこの店主のお子さんらしき少年が設営を行っていました。

パッと見た感じ子供しか参加できないっぽいイベントでしたが、ベイブレードとデュエマはいずれも少年時代にドハマりしたものなので私も参加したかったです(泣)

 

子供の頃にハマっていたおもちゃって、大人になってまたふと遊んでみたくなることはありませんか?でも今実家に帰ってもデュエマもベイブレードも無いという悲しい事実・・・。なんで親というやつは子供の思い出の品をすぐ捨てろ捨てろって言うんですかね?

 

 

ところで、この駅の駅舎の写真を見て何か気付いたことはありませんでしたか?

まあ駅舎のことではないのですが、右端にチラリと見えるバスの影。

 

「MK-1223BXTW」という謎の団体客用の観光バスが停まっていたのですが、一体何の団体なんだろう・・・。

 

まあ当時はそんなに深く考えていなかったのですが、ホームに列車が到着すると、なんとなくその答えが見えてきました。

高森からやってきた一両編成の車両には満員の客がぎっしり。

さらに私が高森行きの列車に乗ろうとすると、どこから湧いてきたのか突然ぞろぞろと団体がやってきて足早にボックスシートを占領していきました。そして明らかに日本語ではない特徴的な大音量の喋り声が車内に響き渡ります。

 

まさかの中国人団体ツアー客ッ―――!

 

言っちゃアレですが、1日3往復のドマイナー路線にツアー客が乗って来るなんて夢にも思いませんでした。どうせなら全線復旧してからにすればよかったのに・・・!(ブーメラン)

 

列車はまさに観光列車状態で、運転手が沿線のガイドをする場面ではゆっくりと進んでいきました。

「右手に見えるのは田んぼです」―――なんか手当たり次第に案内してない???

 

結局終点の高森駅までの所要時間は25分だったのですが、ガイド付きでのんびり進んでいたように思いきや時刻表通りの時間でした。

ツアー客がいたから観光列車のようなことをしているのかと思っていたのですが、むしろいつもやっていることなんですかね。全線復旧してこのあたりがどうなるのかも気になる所です。

 

 

長くなってきたので、①はここでいったん終了して②は高森駅の様子からお伝えしていきます。

 

ではでは。



 

 

 

 

 

応用情報技術者、リベンジ成功!そして2023年に取りたい資格たち

 

あけましておめでとうございます。

 

高岡です。

 

2023年もよろしくお願いします。

 

 

というわけでね、個人的に昨年の目標に掲げていたことが2つ、

 

普通自動車免許の取得

応用情報技術者試験合格

 

とあり、免許の方は順調に取得できたのですが、応用情報技術者試験の方は1回落ちてしまいました。

 

 

tk0k1975.hatenablog.com

 

まあタイトルを見れば分かると思うんですけど、、、、

 

 

 

応用情報技術者試験、合格しました!!!

 

午後試験は前回の57点から84点の27点アップです!

結局前回と同じ選択科目でしたが、情報セキュリティ、ネットワーク、データベースの午後試験勉強にほぼ全振りした成果が出ました。おかげで午前試験で結構苦労したのでそっちで落ちたんじゃないかと不安でしたが・・・。

 

組込みシステム開発ははっきり言って小学生でも解けるような初歩的な穴埋め問題だったので運にも恵まれましたね。今回組込みシステム開発を選ばずに落ちてしまった方はご愁傷様ですが、あれだけ簡単だと問題作成者も何を考えているんだとは思います。

まあ気になる方は↓のサイトから「試験回:令和4年秋期」「分野:組込みシステム開発」で解いてみてください。全く未経験でも日本語が読めれば簡単に解けるので・・・

 

www.ap-siken.com

 

実は去年12/22(木)の正午には既に結果が発表されていたのですが、

翌日から旅行があったので、

 

「もし落ちてたら落ち込んだ気分のまま旅行に行くことになってしまう・・・」と日和ってしまったので年明けの今記事を書いているというわけです(笑)

 

というわけで2022年の目標は無事クリアできました!

 

2022年は初めての草野球、フットサルオフであったり、本格的な資格勉強をやってみたりと自分なりに成長を感じられた年となりました。今年も少しずつ出来ることを増やしていければいいなと思います。

 

 

さて、応用情報技術者試験に受かると2年間高度試験の一部科目免除資格が与えられます。

それも踏まえて今年目指す資格を挙げていきます。

 

データベーススペシャリスト

 

・簿記3級(2級)

 

 

まず、データベーススペシャリスト(以下DBS)ですが、昨年史上最年少での合格者が出たことで話題になりましたね。高度試験の中では比較的勉強時間少なめと言われるこの試験でとりあえず最初の腕試しをしてみようと思います。

ただ高度試験は1つを除いて1年に1回しか開催しないので、これを落としてしまえばその時点で今年の目標は果たされないことになってしまいます。絶対に一発合格する気持ちで準備をしていきたいですね。

 

簿記はどこに行っても潰しの利く代表的な資格ですね。こちらは年に複数回開催されるので、早い段階で3級に受かれば2級にも挑戦していこうと思います。

 

あとは漢検一級の勉強も少しずつやっていかないとなあ・・・。まあそんなことを言いながらずっとやらずにいるのですが。

 

 

 

では改めて、今年もよろしくお願いします。

 

 

【11月】千葉房総の旅と草野球、そして人生初のフットサルに参加するなど



こんにちは。高岡氏です。

 

サッカー日本代表の試合、アツかったですね!

8強の壁がPK戦に阻まれてしまったところは、今年の天皇杯決勝を思い出して頭が痛くなったサンフレサポも多いことでしょう。とはいえドイツ・スペインを破り、前回準優勝国と互角の戦いを演じた日本サッカーは着実に進化していると思います。

これを機にJリーグを見る方が1人でも増えてくれるといいんですけどね・・・。

 

さてさてタイトルにもある通り、11月はいつもの草野球オフに加え、なんと人生初めてのフットサルに参加するというまさにスポーツの秋!というべき月になりました。

 

で、その中に千葉の旅が混ざっている理由はというと草野球オフが千葉で開催されたからですね。要はついでなのですが、今まで房総半島は大回り時に通り過ぎるだけだったのでこの機会に途中下車の旅をしてみようと思ったわけです。あとは駅メモ内で開催されているなよりイベの存在もあります。

 

ekimemo.com

 

【目次】

 

 

11/12(土)

この日の旅はここからスタート。

神奈川県はJR久里浜駅です。

これから千葉の旅をしようというのになぜ神奈川県にいるのかって?

 

それはこの「サンキュー♥ちばフリーパス」の存在です。

千葉県内のJRと一部の私鉄・第三セクターに2日間乗り放題で3970円という非常におトクなきっぷとなっています。

京成線が使えないのは残念ですが、多くの線区でJRと競合している関係上厳しいでしょうね。(なお小湊鐵道京成グループ

 

「千葉県内の」と言いましたが、1つだけ例外があります。それは左下に書かれている神奈川県横須賀市久里浜港と千葉県富津市金谷港を結ぶ東京湾フェリーです。

今現在相模大野に住んでおり、所要時間的にはどの交通機関を使っても千葉(君津以南)まで3時間程度なのですが、せっかくフリーパスの範囲内なら乗ってみない手はありませんよね。

 

というわけで乗り場までやってきたのですが意外に人が多かったですね。

この日はツアーらしき高齢者の団体客もいました。

 

船の前の方に陣取った!

と思いきやこっちが後ろでした。

そもそも船の構造的に前の方には客が入れないようになっています。

 

ずっと外に立ってましたがもう11月なのでさすがに寒かったです。

ですがこの開放感は電車では味わえないものでした。フェリーを愛好する人達の気持ちも分かった旅でしたね。

 

金谷港に到着。

行きで見かけた団体客は鋸山ロープウェーに消えていきました。

日本百低山なんてものがあるんですね・・・。

 

浜金谷駅

やたらと沢山の客が乗り降りしていきましたが、鋸山ってそんなに人気スポットなんですかね?それとも東京湾フェリーの客なのか・・・。

 

日中の内房線(君津以南)は1時間1本。

金谷港到着が10:05で、君津方面の列車が10:13、館山方面の列車が10:12なので当然間に合わず、1時間待つことになりました。

金谷港到着と同時にダッシュすればあるいはギリギリ間に合うかもですが危険なのでやめましょうね。そもそも乗り継ぎを気にするなら最初から電車を使うべき

 

もうお昼も近づいてきたので、房総一周の前に行きたいと思っていたお店に向かいます。

 

 

千葉といえばこのラーメン!~上総湊駅

さて、貴方は「千葉のご当地ラーメン」をご存知でしょうか?

 

「3大ラーメン」として知られているのが、

勝浦タンタンメン

アリランラーメン

そして、今回食べに来た竹岡式ラーメンです。

 

この3つのラーメン、いずれも本場で食べようと思うと立地的になかなかめんどくさいです。特にアリランラーメンに関しては車抜きでの訪問は困難を極めます・・・。

そんなわけで、こんな機会でもないとそうそう食べることはないんですよね。

 

駅から徒歩20分程度歩くと、ずいぶん賑やかな駐車場が見えてきます。

www.google.com

 

私が来たときには店内は満員。ですが数人のおばちゃん達の洗練された客捌きによりあまり待たずに店に入ることができました。

 

普通のラーメンで900円と、田舎の食堂にしては割と強気なお値段な気もしますが、運ばれてきたものを見るとそんな思いもどうでもよくなりました。

なにせこげ茶色のスープが今にも器から零れそうなくらいに入っていましたからね・・・。

そんなスープの中にはゴロゴロとした大きなチャーシューの塊が2,3個隠れています。

このラーメンの魅力はなんと言ってもこのチャーシューでしょう。私は初見だったのでラーメン1杯だけの注文でしたが、柔らかくて濃い味付けのチャーシューはライスと一緒に食べると箸がどんどん進むこと請け合いです。そもそもラーメンのスープもチャーシューの煮汁を使ったものなのでチャーシューの味がします。ラーメンがチャーシューのおまけと言っても過言ではありません(笑)

このチャーシューを存分に味わうために、次回訪問することがあればチャーシューメンとライスを頼みたいところですが、胃に入るかどうかが心配ですね・・・。

 

なお、竹岡式ラーメンの発祥として有名な梅乃家も近くにあり、こちらは薬味にタマネギを使用していることで知られていますが、この鈴屋はトッピング自体はオーソドックスなラーメンです。今度はこっちの方も試してみたいです。

 

 

本格的になよりイベント攻略開始!

さて、鉄オタ、とりわけメモラーの方ならご存知のこととは思いますが、一昨年駅舎を郵便局と共用し、さらに郵便局に駅の業務委託を行うという全国初の取り組みを行った江見駅です。

私は木更津より南で下車したことがないので、当然江見駅で下車するのも初めてです。

まあメモラーなら一度は降りておきたいですよね・・・。

 

土曜日なので郵便局は営業していません。

 

思ってたよりなより推しが強かった。

 

ek1mem0.wiki.fc2.com

これだけプッシュされているにもかかわらずなよりの実家駅は実は品川駅なのですが、品川にはめぐるがいるのでもう江見駅が実家ということでいいんじゃないでしょうか。

 

この熱の入れようは、ここの局長さんが駅メモラーであるのも大きな要因でしょう。

一度平日に来てどんな方か一目見てみたいですね。

twitter.com

 

つむぎがコラボした鳥取県日野町も盛況なようですし、リアルと連動した駅メモだからこその強みを生かして相互に盛り上がる関係を作っていけるといいなあと思います。

 

ちょっと変わった建物の道の駅鴨川オーシャンパークで休憩。

見た目は変わっていますが中は少しこぢんまりとしており、レストランと土産屋というオーソドックスな構成になっています。当時PayPayで鴨川市20%+千葉県全体で10%のポイントバックキャンペーンをやっていたのでここでお土産を買っていきました。

 

なんか廃墟にしか見えない施設だなあと思っていましたが、この「太海フラワーセンター」は2018年で休園してしまったようです。

中でも釣り堀のみが営業しているようで、検索しても釣り堀以外の情報はあまり出てきません。

 

この島、調べるとこれでも人が住んでいると知ってびっくりしました。

この島の唯一の住民である「平田仁右衛門」が個人所有している島で、島へ渡るには渡し船を使う必要があります。大人1350円と割と良いお値段です。

 

結局歩いてお隣の太海駅にやって来ました。

元々風情のある木造駅舎が使われていましたが、今月中旬、というよりこの記事が出た時点で新駅舎の供用が開始されました。

外側から見ると、恐らく波をイメージしたであろうベンチ(?)のようなものが特徴的です。

 

仁右衛門島とさっきの廃墟が紹介されている看板。

 

まだ11月上旬だというのに、17時を回るとすっかり日が暮れてしまいました。

せっかくフリーパスがあるので行川アイランド駅にも一度寄ってみたいと思っていたのですが、さすがに真っ暗闇だと怖いので今度勝浦タンタンメンを食べるついでにでも行こうと思います。

 

安房鴨川駅から徒歩10分もかからない程度で対象スポットに到着。駅以外のスポットには1つだけ寄っておけばいいので楽勝ですね(もう一つのスポットは金谷港近くにあったので実質1つだけでした)。

 

夕飯は回転寿司。

11皿分程度をガッツリ食べ4000円近くかかりましたが、先述のPayPayのポイントキャンペーンにより実質3000円以下で頂けました。

 

結局この後残りの駅にチェックインしてなよりイベントはしっかり完走。

この日は千葉駅近くのホテルに宿泊して翌日の草野球に控えます。

 

 

11/13(日)~今年3度目の草野球オフ~

この日の草野球オフ会場は、メモラーにとっては「聖地」とも言えるユーカリが丘線の「女子大」駅・・・ではなく、そのお隣「公園」駅が最寄りの「志津コミュニティセンター志津グラウンド」。

前々回の小鹿野、前回の春日部と比べると設備的にはだいぶ見劣りしますが、野球場の予約を行うのはなかなか大変らしいので文句は言えません。

 

www.google.com

 

そんでもってこの日の成績は、

 

5打数1安打2打点(うち内野フライ4つ)

 

という結果に。タイムリーを打つことは出来たのですが、いかんせんポップフライがとにかく多い。バッセンでも結構な確率で打ち上げてしまうので、これはもう私の打ち方に根本的な問題があるということなのでしょう。

 

それよりも個人的に嬉しかったのは、外野フライを捕球することができたことです。この日は時折小雨がぱらつくなど天候は決して良くはなく、また11月ということで周囲も暗くなり始めていた状況でしたが、しっかりと打球の飛んでくる場所を予測することができました。

このプレーで少し自信もついたので、次は投手に立候補してみたいですね(超弱肩ですが・・・)。

 

ちなみに今回からスパイクを着用してプレイしました。

今までは普通に普段履いているスニーカーでそのままやっていたのですが、特にバッティングや走るときに踏ん張りが利くようになったのでやりやすくなった感じはありますね。激しい動きのあるスポーツではやはりそれ専用の靴を履いたほうがいいんだなと実感しました。(過去2回同じスニーカーで参加していましたが、最近見てみるとあまりにもボロボロになっていたので・・・)

 

 

11/26(土)~人生初めてのフットサル~

そして、草野球オフと同じ月にこれまた駅メモラーの集うフットサルオフに参加しました。この全身赤黒の派手派手人間(背番号77)が私です。格好だけはいっちょ前ですが、サッカーは高校の授業以来ですし、もちろんフットサルなんて人生初です。

 

高校時代はサッカーに苦手意識がありました。だって皆サッカーになるとやたら攻撃的になるんですもん・・・(笑)球技大会でサッカーをやることになったとき、あまりにも嫌すぎて本番体育倉庫に隠れてやり過ごしたことがありました(ちなみにチームは勝ってました)。

まあ最近はスポーツがむしろ好きになっているんですけどね。元々スポーツが嫌いなんじゃなくて、「体育」が嫌いだったんだろうなーというよくあるパターンですね。

 

さてさて、人生初フットサルの感想ですが、

 

 

めちゃくちゃ疲れた・・・

 

 

年齢層もそうですし、初心者から経験者まで幅広くいることから1回の試合時間は5分という短い設定×5試合程度+PK戦というスケジュールだったのですが、翌日から3日間くらい足を上げると鈍い痛みが走りました。

最近は普段から運動を行うようにはしているのですが、スプリントに関しては普段使わない筋肉を使うのでそれもあるのかもしれません。ということで普段の筋トレに坂道ダッシュを取り入れることにしました。次回は走り負けしないように頑張ります。

 

またPK戦も行ったのですが、当然のように1つも決めることは出来ませんでした。

フットサルをやったことのある方なら分かると思いますが、サッカーに比べてコートも小さければ当然ゴールも小さいんですよね。つまりは生半可なシュートは止められ、コースを狙おうとすれば外れる可能性もより高まるわけです。普段ボールを蹴っていない人間が決められるはずもありません。

 

比べるのも烏滸がましい話ですが、日本代表がクロアチア戦に敗れたとき、PKの戦い方についてネット上では侃々諤々様々な意見が交わされました。個人的には、「PKは運」というのは実力が伯仲した者同士が戦って決着がつかないときに最後のピースになるのが運という話であって、そもそもの実力が無いと運以前の問題なんだろうと思います。

 

プロスポーツ選手に好き勝手なことを言えるのがある意味ファンの特権ですし、それ自体は自由に行われるべきだとは思いますが、自分でやってみて初めてプロのやっていることの凄さを実感させられましたし、ほならね理論ではありませんが、選手たちにあまりにも度を超した発言をしている方は一度そのスポーツをやってみれば少しは考え方も変わるんじゃないかなあ、と思うのでした。

 

 

ということで、今回の話は以上です。

 

最近すっかりサボり気味になってしまいましたが、また近いうちに熊本旅行をセッティングしたので、北海道旅行の記事もさっさと書き上げないとなあと思います。

 

ではでは。

 

きららファンタジアがサ終するらしいので思い出を振り返ってみる

kirarafantasia.com

 

こんにちは。高岡氏です。

 

いや~~~マジか。遂にそのときが来たか。

 

何のことかといいますと、タイトルにもある通り、スマホゲーム『きららファンタジア』のサービス終了が発表されてしまったのです。

 

私自身既に引退してスマホゲームは駅メモ一本に絞っている(駅奪取もダッチュー上げきったので消しました)のですが、一応サービス開始した2017年12月から昨年12月までの4年間プレイしてたのでそこそこ愛着はあるゲームです。

(個人的にそれなりに本腰を入れてプレイしてたソシャゲのサービス終了はこれが二度目です。ちなみに1作目は『ロイヤルフラッシュヒーローズ』とかいう超ドマイナーゲーだったのですがご存知の方はいますかね・・・?)

 

まあそんなわけでちょっとばかりこのゲームの思い出を語っていこうかなという感じです。

 

 

きっかけ

2017年といえば当時私は大学3年生。この頃には既に全然アニメを見なくなっていました・・・。大学1年時には東京に引っ越してきてアニメ見放題や!とワクワクしていたのですがあまりにも多すぎて逆に見るのがどんどん億劫になっていっちゃいましたね。

 

ただ、アニメは見なくなっても萌豚気質は捨てられず、

「今まで自分がブヒってきたアニメ達(きんモザごちうさけいおんゆゆ式とか)のオールスターゲームとか最高か!?」

とこのゲームを始めるに至ったわけです。

 

 

良かったところ

まずはやはり多数のきらら作品のキャラクターが登場することですよね。

 

ひだまりスケッチ

けいおん!

きんいろモザイク

ご注文はうさぎですか?

 

といったきららを代表する作品から、

 

はるみねーしょん

・ぱわーおぶすまいる。

・こはる日和。

 

といった、きららファンでないと知らないような未アニメ化作品までCVがつき動いていたのは当該作品のファンにとっては感涙ものだったでしょう。

 

また、個人的に現在単行本を購読しているきらら作品が、

 

・まちカドまぞく

・球詠

 

の2作品なのですが、まちカドまぞくの方はきらファンでキャラクターの掛け合いを見て面白そうだなあと思ったところから原作に入りました。

アニメを見るのは面倒だけどソシャゲという形でスキマ時間にやっていたら作品に興味を持った、という方もそれなりにいると思うので、広告塔としての役割は果たせたんじゃないかと思います。

 

 

そして2点目が無課金者にも優しい点」です。

ガチャのテーブル的には一般的なソシャゲとあまり変わらないように見えますが、イベント限定キャラクターのピックアップは結構当たっていた印象です。

そしてキャラクター毎に用意された個別ストーリーを読むと無料のガチャ石を貰えるので、その石を貯めて次のイベントガチャを回して・・・というループで最高レアのキャラクターをそこそこ引けていました。

といっても完全無課金でやっていたわけではなく、時々数百円程度課金して有料のガチャ石を買ってはいましたが。

 

これに関連する話でもう1つ特徴的だったのが、

「キャラクターのインフレが少ない」点です。

初期からいる恒常ガチャキャラクターが未だに最強格にいるようなゲームなんてそうそう無いと思います。

 

もちろん一部必須級のキャラクターはいましたが、基本的には相性ゲーなのでいわゆる「死にキャラ」はおらず、大抵のキャラクターは何らかの役割を持つことが出来ました。極めた人だと、最高レアのキャラクター無しで高難易度クエストをクリアしてました。

スマブラなんかもそうなんでしょうけど、オールスターゲームというのは作品ごとに性能の優劣をつけると何かと面倒なことになるので、その点は本当に苦慮したんだろうな~、というのが伝わってくるゲームでした。

 

もっとも、この点がゲームとしての寿命を縮めたという見方もできますが・・・。というわけで次は悪かった点です。

 

悪かったところ

これは本当に致命的だったのですが、

とにかくイベントが単調で面白くなかったです。ぶっちゃけこのゲームはこれに尽きます。

 

「イベント特効のキャラクターを小隊に入れてひたすら収集クエストを回す」、いわゆる「マラソン」が大半を占めるゲーム性で、毎回ストーリーが違うだけでやることが全く同じだったので本当につまらなかった・・・。

それを言ったら駅メモだってそうだし最終的にどんなゲームも作業にはなってしまうのですが、駅メモの場合は起動してすぐにチェックインすれば良いという「圧倒的な手軽さ」があるから全然良いんですよ。

 

それがきらファンの場合、キャラクターは2個の固有技と、ゲージが貯まったときのみ使える「とっておき」(=必殺技)という計3つの技があるのですが(厳密には装備武器の技も含みます)、その技にもレベル上げという概念があり、何度も使うことでレベルが上がっていく仕様でした。もうこれだけでめんどくさいのが確定ですよね。

 

一応オート機能もあるにはあったのですが、必殺技である「とっておき」を勝手に使ってくれないなどあまり出来の良くないものだったので、結局のところ自分で操作する必要があったのです(1年前の引退時点の話なので今は改善してるかもですが)。

 

 

そして良いところで挙げた「キャラクターのインフレがない」ですが、ソシャゲにおいてこれは決して手放しで良いと言えるものではないのがミソ。

先述のようにこのゲームでやることといえば、

「イベント特効のキャラクターを小隊に入れてひたすら収集クエストを回す」

なのですが、このイベント特効を持つキャラクターが手に入るのは「期間限定」なんです。これが何を意味するか分かりますか?

ヒントは、多くのソシャゲで用いられている、同じキャラクターを手に入れることでキャラクターを強化する「覚醒」システムです。

 

ソシャゲに詳しい方なら察しが付くかと思いますが、

期間限定キャラクターを「覚醒」させるのってめちゃくちゃ大変ですよね。運が良くても数万程度は当たり前に吹っ飛びます。

それがゲームバランスを動かすようないわゆる「人権」キャラクターならばまだしも、恒常ガチャのキャラクターが普通に最強格にいるこのゲームにおいて、期間限定キャラクターは「1回だけ出てくれれば別にいい」んです。

先述の通りこのゲームのガチャは結構緩いので、よほどキャラクター愛が強くないとわざわざ限定ガチャを引くモチベーションが湧かないんですね。

 

 

このような仕様のためか、たまにフレンド欄を見ると常に「最終ログイン:10日前」の人がいるのが当たり前のような状況でした。

だから私の感想としては、

「よく5年も持ったな・・・」

というのが正直なところです。

まあ5年前はまだまだこういう日本式マラソン系ソシャゲが幅を利かせていたような気もしますし、何よりまだまだ「きららブランド」が強い時期だったのでこれでもなんとかなったのだと思います。

 

でも同年に始まったオリジナルIPソシャゲ「八月のシンデレラナイン」(以下ハチナイ)の方が長続きしているところを見ると、きらファンはIPの強さに胡坐をかいてしまった感は否めません。

この前ホロライブのVがハチナイの案件配信をしていたのですが、私がプレイしていた頃からだいぶ変わっていましたからね。時代遅れのマラソンゲーから脱却できなかったきらファンの敗北は必然だったと言えます。

 

 

 

とまあボコボコに言ってしまったのですが、かつてハマったきらら系アニメのキャラクター達を動かせるゲームはこれだけですし(↓まあ一応こんなゲームもあったりしましたが・・・)、

Amazon | ミラクルガールズフェスティバル - PSVita | ゲームソフト

 

このゲームがきっかけで好きになった作品もあったので、いくらか課金もしていましたがプレイしていたことに後悔は特にありません。

 

よく「ソシャゲへの課金なんて後に何も残らないから無駄」なんて言われますが、金なんて使うためにあるんです。そのとき良いと思ったことに金をかけることをためらっていたら何もできなくなってしまいます。もっと今を楽しもうぜ!!!

 

 

・・・もっとも、きらファンはソシャゲの虚しさを私に教えてくれた作品でもあるので、今後も駅メモ以外のソシャゲは一切やる気はありませんけどね!

 

ではでは。