こんにちは。高岡氏です。
今回は今年完成したばかりの北海道日本ハムファイターズの本拠地、「エスコンフィールドHOKKAIDO」に行ってきた話です。
行こうと思うきっかけになったのは、今年のセパ交流戦でカープの試合が北海道で行われると知ったときです。せっかくの新球場だし行かない手はない!と思い、6/6(火)からの3連戦という平日ど真ん中な日程でしたが、なんと火~土の4連休を取らせてもらえることになりました。私、御社の犬になりまぁす!!!
そんなこんなで行ってきたエスコンフィールドは一体どんな場所だったのか、少しでもその魅力が伝われば幸いです。
というわけで始めます。
6/6(火)
上陸、北海道
今回で通算6度目の渡道となりました。
まだ1回も行ったことない沖縄との格差よ・・・。本当に行きたいとは思ってるんですがきっかけがなかなかありませんね。
さて、6月に入り関東ではとっくに半袖で生活していても暑いと思える気候になりましたが、北海道はまだ肌寒かったですね。羽織る用の上着を持って行って正解でした。
本当は球場のある北広島で降りてそのまま・・・と行きたかったのですが、如何せん札幌市のベッドタウンとしての役割が強いためか、市内はほとんど普通の住宅地であり、ホテルは全くといっていいほどありません。
とはいえ北広島から札幌までは快速で20分程度なので、札幌駅近くのホテルに泊まればそこまで大した問題ではありません。
私は安宿を求めていたのですすきのまで足を延ばしました。
札幌駅から徒歩でも15分くらいですし、野球観戦と合わせて札幌観光をするのであればすすきのに泊まる方が楽しいと思います。
北広島駅~球場へ
というわけで北広島駅に到着。
JR北海道の大動脈、千歳線の快速エアポート停車駅であり、10分に1本程度のペースで列車がやって来る便利な駅です。
とはいえ、見ての通り設備はとてもスタジアム最寄り駅とは思えないもので、帰りは大丈夫なんだろうか・・・という不安が頭をよぎります。
プロジェクターで当日の対戦カードが映し出されたり、ファイターズカラーの案内表示だったりと新スタジアムフィーバーに湧く構内。
ワクワクが止まりません。
さて、この北広島という街は広島県民にとっても特別な場所になります。
広島県民が北海道に集団入植したことがきっかけで名付けられた「広島町」という地名が市制施行にあたり「北広島市」となりました。広島町時代はカープの選手が野球教室を開き、現地の子供たちと交流したこともあるそうです。
そんな縁や、北広島市と広島県東広島市とが姉妹都市提携を結んでいることもあり、交流イベントが行われていました。
駅前からは球場に向かうシャトルバスが運行されていますが、今回は歩いて行きます。
北海道ローカルコンビニとして全国的な知名度を得ているセイコーマートも、ロゴ以外はファイターズブルーに染まっています。
とはいえマツダスタジアム近くのローソンのように外壁まで全て真っ赤にするはっちゃけぶりを見るとちょっと物足りなさはありますね(まあ広島市民にとってカープが土着宗教同然であるという事情もあると思いますが・・・)。
繰り返しますが元々単なる住宅街なので、球場までの道にこれといった施設はありません。でも歩道が広いのは良いですね。
奥に見える坂道は球場建設に伴い片道1車線→片道2車線へと拡張されています。
ちなみに6/18時点のGoogle Mapでは未だに工事中の航空写真が使われているので、完成前の道路の様子を見ることができます。
これがエスコンフィールドだ!
駅から歩くこと20分程度、ついに待ちわびたエスコンフィールドに到着!
外観からしてこれまでの日本の球場にはない異質さを感じます。というか良い意味で野球場には見えません。
球場入口付近では遊具や小さな野球グラウンドがあり、開場時刻を待ちわびる家族連れの遊び場になっていました。
このグラウンドなら私でも柵越えを狙えそうですが、マウンドとバッターボックスの距離が近く体感速度がえげつなさそうなのでどのみち打てなさそうですね・・・。
マツダスタジアムは在来線や新幹線からの車窓が名物になっていますが、こちらはスタジアム至近にマンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」が建設されています。
「レ・ジェイド」というのは球場のネーミングライツを取得した日本エスコンのブランド名です。総合デベロッパー企業であり、球場とその周りの開発を行っている同社ですが、ネーミングライツも10年以上の長期契約となっており、球団と長く付き合いをしていくという意思表示と言えますね。
常に球場が近くにある生活・・・。
正直想像できませんが、負けが込んでくると嫌になりそうな気もしますねえ。
ファイターズ仕様の黒いポストと消火栓がかっこいい。
球場の入口は「TOWER11GATE」、1塁側の「コカ・コーラGATE」、3塁側の「3rd BASE GATE」、「リポビタンGATE」、「フルテックGATE」の5つがありますが、試合の際は多くの客が「コカ・コーラGATE」、「3rd BASE GATE」の2つから入ることになります。
この2つの入口は高さが異なり、スタンドは1~3階に分かれているのに対し、前者は2階、後者は1階に入口があります。
この仕様が後に混乱を招くことに・・・。
また、この球場に来るうえで最も気をつけておきたいのが、ペットボトル持ち込み禁止である点です。喉が乾いたからと駅のコンビニでペットボトル飲料を買ってしまうと面倒なことになります。
球場内部~試合
この日は3塁側内野1階席を選びました。
基本的にグラウンドに近い1階席→2階席→3階席の順に値段は安くなっていきます。
写真からも分かる通り内野席がホームベース方向に向けてグラウンドにせり出す格好となっているため、今回のように1塁側の内野席だとレフト方向に深く飛んだ打球がかなり分かりづらいです。
とはいえグラウンドに最も近い席なので迫力はあります。
この球場の素晴らしいところは何と言ってもこの座席でしょう。
革張りのふかふか座席で快適に試合を見ることができます。
もしかしたら高めの席だけかと思い翌日は色々見て回りましたが、見た限りでは全ての席がしっかり革張りになっていました。
ファイターズ球団のホスピタリティの高さが伝わってくる嬉しい仕様ですね。
試合前には、ファイターズの球団マスコットから、北海道のPR活動など新たな場所に活躍の場を移したBBとツーショット写真を撮りました。
握手をしたときの感触が結構力強かったのが印象に残っています。
そして球場の目玉の1つがいわゆる「スタグル」です。
入場時にグルメガイドが用意されているくらいの気合の入りようで、球場メニューとしては珍しい海鮮も味わうことができます。
この日は「天金」の特選握り寿司10貫を頂きました。ネタは若干小ぶりですが、シャリも合わせて新鮮で、スーパーのものと比較するのはさすがに失礼なレベルでした。
毎イニングのようにファイターズガールが出てきてパフォーマンスを行っていました。
彼女たちの知名度を爆発的に引き上げるきっかけとなったきつねダンスも初めて現地で見ました。
さて、肝心の試合内容はというと・・・
カープ 3-2 ファイターズ
初戦を取ったのはカープ。ホームランで2点先制を許し、その後もたびたびピンチを迎える苦しい展開でしたが、球界を代表する鉄腕セットアッパー・宮西を攻略して逆転勝利!
今季の交流戦は、宮西、無失点記録を続けていたロッテ西村・佐々木朗希、今季自責点1だった松井裕樹など錚々たるメンツから点を取れたので結構楽しかったですね。
また、勝ち越しのタイムリーとなる松山のレフト前ポテンヒットはちょうど目の前に落ちたのでこの席にして正解でした。
そして何よりの朗報が、7回を無失点に抑えた栗林にプロ初勝利が転がり込んできたこと。
今季は不幸な事故もあり開幕からずっと調子の上がらない彼ですが、無双していた過去2年間で1勝もつかなかったのにこんなシーズンで初めて勝ちがつくというのも不思議なものですね。
個人的には1軍で息をするように打たれる姿は見たくないので2軍で調整していてほしいのですが、首脳陣が心中すると決めたようなので頑張れと言うしかありません。
試合終了後。見えてきた課題も・・・。
さて、この日は球団職員の友人の車で送ってもらえることになっていたのですが、目的のゲートにどうやって向かったらいいのかまるで分かりません。
先述した通り階層によってゲートが異なる構造もあり、真っ直ぐにゲートに向かおうとすると通行不能の場所に来てしまい、そのために階段を行ったり来たりして10分以上迷っていました。
初めて来た人にはちょっと難しい場所かなあと思いましたね。もうちょっと案内を充実させたほうが良いような気もしました。
さて、なんやかんやあってホテルを取っているすすきのに到着したのは23時を回ってからでした。22時頃に球場を出て友人の車で新札幌まで来てそこから地下鉄で・・・という流れ。
翌日は朝が早いのでさっさと寝たかったのですが、友人に唆されて齢28歳にして初めての風俗店を体験してきました・・・。
本題から逸れるので詳しくは書きませんが、思っていたよりは楽しめました。
6/7(水)
2日連続のエスコンフィールド
この日は朝10時に球場に到着。
そんなに早く来てもやることないだろって?
いえいえ、むしろ早めに来ないとできないことがあります。
その前に少し球場の周りを見てみましょう。
球場の隣には道立北広島高校があります。
北大を筆頭に中堅国立大、MARCHにもそこそこ合格者を出しているので、街の規模からすればレベルの高い学校と言えるでしょう。模試の厳しい合格判定率から"逆転合格"する生徒が多く「逆転の北広島」と言われるのだとか・・・。
カープも一時期「逆転のカープ」と言われていたのでここでも親近感が湧きますね。
授業が終わったら球場に遊びに行っているのでしょうか?
後述しますが球場に入るだけなら結構安上がりですからね。
車窓からもスタジアムが見える通り、すぐ近くを千歳線が走っています。
これも後述しますが試合後のシャトルバスの行列は半端ないことになっているので、ここに駅が出来ればだいぶ違ってきそうですね。なお開業は早くとも2028年の模様。
試合開始までまだ8時間ありますが、球場は開いています。
試合が無くとも球場は開いており、試合日でなければ無料で球場内に入ることができます。
試合日であっても、10時から、開場準備の始まる15時までは無料開放されています。そして開場後は1000円前後で入場券を購入することができ、それを使ってなんと試合を見ることができます。
1000円ならば高校生のお小遣いでも授業終わりにふらっと観戦することができそうですね(晩飯をどうするかは問題ですが・・・)。
スタジアムツアーに参加
そしてこんな時間というのに結構人がいます。
よく見ると皆さん首から何かをぶら下げていますね。
そう、それこそが早く来た理由。スタジアムツアーへの参加です。
試合日は昼12時開始回までですが、試合のない日は朝から夕方まで行われています。
また、チケットに関しては公式サイトでの事前予約が必要です。
私は10時半開始のツアーに参加しましたが、ツアーの存在に気付いてチケットを購入したのは2日前と結構ギリギリになってしまい、この回しか空きがありませんでした。
翌2ヶ月分を前売りするスタイルなので、ツアーに参加する際は出来るだけ早く都合のいい日時を決めておいた方が良いでしょう。
ざっと数えてみたところこの10時半開始組は40人程度のグループで構成されていました。試合日は5回行われるこのツアーですが、チケットがほぼ完売していたことを考えると200人くらいが参加していたことになりますね。
案内はお馴染みのファイターズガールが務めてくれます。
球場でサウンドテストが行われていたためせっかくの案内が聞こえなくなることもしばしばでした(笑)
他球団では「ロイヤルボックス」と呼ばれることもあるこのバックネット裏の座席ですが、他の席よりさらに座り心地が良いのに加えてUSBケーブルとコンセント対応です。
もっともシーズンシートでほとんどが売り出されてしまっているため、通常のチケット購入ではまず座ることができない席となっています。
下に見えるのはお偉いさんの会食に用いる席とのこと。
一度でいいからこんな席に座って野球を見てみたいもんです。
ルーフオープンしたときの開放感凄そう。
ルーフオープンといえば真っ先に思い浮かぶのがペイペイドーム。あそこは1回やるごとに100万円がぶっ飛ぶため、色んな意味でルーフオープンは一大イベントとなっていますが、エスコンフィールドはなんとせいぜい1回数万円らしいです。
屋根を開けるだけでどうしてこんなに差が生まれるのか・・・。
ところが、この球場のすぐ横は森であり、地元民からは虫が入って来ることを心配する声も上がっているようです。まあ世の中には屋根がついているのに球場内がムシムシパラダイス(掛詞)になる球場もあるからへーきへーき。
そして実はこの日は試合後にルーフオープンの予定があったのですが・・・。
ファイターズの歴史が一目で分かるコーナーもあり、奥ではスタジアムとその周辺のミニチュアを見ることができます。
エスコンフィールドの屋根ってこんな感じになってたんですね。こうしてみると小学生が使う筆箱みたいな形してますね。
ビュッフェ形式で試合を見ながら優雅に食事が出来るラウンジ、そして隣接するのはなんと監督が試合後に会見を行うインタビュールームです。
インタビューの様子まで見れちゃうなんてファンサービス凄いですね・・・。
ツアー一番の目玉はなんといってもダグアウトとグラウンドウォークです。
もちろん芝の部分には立ち入り禁止ですが、実際に選手が使っているのと同じ場所に立てるだけでもファンにはたまらないですよね。
新庄監督専用の他よりもちょっと高い椅子。
こんな椅子をわざわざダグアウトに設置するくらいなので割と長期政権を執るつもりなのでしょうか・・・?
新庄監督が選手の様子を観察するために特注された「SHINJO STAGE」もあります。
昨年は登録名の「BIGBOSS」に始まり、正直おふざけ感の強い印象もあった同監督ですが、今季はその常識に囚われない采配が結果を出しつつあります。
パフォーマンスもしっかりやりつつ有能とかもう無敵では???
ベンチでうなだれる投手の真似をしたつもりでしたが、あんまりうなだれてる感が出てませんね。
もっと横から接写してもらった方が感じ出たかもしれません(新井さんタオル使ってる時点でどう足掻いても厳しいかも・・・)。
オーナーにして唯一背番号「100」が永久欠番となった大社義規氏のイラストですが、なんかどことなく北の指導者みがありますねえ・・・。
え?「北」は「北海道」の「北」デスヨ?ははは・・・
というわけで約1時間のツアーはこれにて終了。
ツアーには今回の「ベーシック」とお値段2倍の「プレミアム」の2種類があり、プレミアムの方はブルペンやロッカールームといったさらに踏み込んだ場所に入ることができます。しかし、場所が場所なため試合の無い日限定開催なのがつらい。
とはいえベーシックでも十分楽しめます。
適当に散策とお昼ごはん
ツアーは終わりましたが、試合開始まではまだ7時間ほどあります。球場を色々探検してみましょう。
にしてもスタンドにこんなエスカレーターがある光景なんて見たことないですね・・・。うっかりホームランボール飛んで来たら結構危険な気もしちゃいます。
お昼はこの2店舗のどちらかにしようと思いました。
まず上のほうですが、ファイターズの親会社・日本ハム直営のフードホールです。
なぜ「直営の」を強調したかというと、札幌ドームでは日本ハムの製品を提供する売店を嫌がらせのように隔離された場所に置く、というとんでもないことを行っていた過去があるからです。
球団のみならず親会社にさえ不遜な態度をとってた札幌ドームってほんと頭おかしい・・・。
そんな過去もあるので、このフードホールを大谷・ダルビッシュの2人が描かれた壁のすぐ横に置いたことのメッセージが強く表れているような気がします。
そして下の「そらとしば」ですが、なんと店舗のすぐ横に自家製ビールの醸造所があり、見学ツアーも受け付けています。
どんだけ色々揃ってるんだよ・・・。
今回は「そらとしば」の方にしました。
こちら2階で開放的な雰囲気の中食事をすることができます。
グラウンドの見えるカウンターには芝が敷いてあり、まるで野外で食べているような開放感を味わえます。
片手で持てるコンパクトながらボリュームのあるピザとオリジナルビールの相性は抜群でした。
球場内にもしっかり子供が遊べる場所があります。
歴代の球団マスコット達が描かれたボード。
BB、ファイティー、ギョロタン、エンブレムの謎騎士は分かりますが、右下の子供は誰なんだろう?
パワプロ君かわいい。
電動車いすも用意されています。
人の多い試合中だとちょっと操作は大変そうですね。
球場外にも様々な施設
アスレチックにドッグラン、プライベートヴィラ、カフェ、ドラッグストア、マウンテンバイクの店、ノースフェイス、ベーカリー・・・
もうここでずっと生活できるレベルですね(笑)
なお、ドラッグストアではペットボトル飲料も売っていますがうっかり試合前に買ってしまわないようにしましょう。
屋根だけじゃなくてガラス壁も開くんですね。
実は6/1になって初めて開けたらしく、これを見ることができたのは結構レアな体験だったかもしれません。どうせなら開ける瞬間を見たかったなあ。
開場までどうしても暇だという鉄オタには、近くの「エルフィンロード」に行ってみることをお勧めします。こちらは千歳線と並行するサイクリングロードで、列車の通過を間近で見ることができます。数分に1本のペースで列車がやって来るので結構楽しめます。
球場に戻るとスラィリーが即席サイン会をしていました。
あの体でちゃんとサイン描けるの凄いと思います。
開場~試合
この日は内野2階席。
全体が見渡せるいい席ですが、相変わらずレフト側は若干見にくかったです。
座席も確認したことですし、気になっていたあの施設に行ってみましょう。
史上初、球場内温浴施設です。
スタジアムで試合を見ながら温泉・サウナに入れてしまうという贅沢なスポットですが、価格は入場券込みの金額になるためそこそこな額になります。
その額なんと・・・
6000円
高すぎる!!!
と思わず心の中の米倉涼子が叫びましたが、一応カラクリがあります。
ナイター開催時の11:00~14:30、そして試合の無い日は2500円ですが、試合のときはまず入場料分が加算されて5000円になります。
さらに、施設内には水着が必要なエリアと必要ない内湯エリアの2つがあるのですが、ここで水着をレンタルする場合はさらに追加で1000円を支払う必要がある、ということでこの金額になるというわけです。
レンタル水着はあまり数が用意されているわけではないのか、渡されたのは半乾きのものでした。どうせ濡れるのでどうでもいいのですが、気になる方は自前で持って行きましょう。
それにしてもこの温泉、何が凄いって
・(水着着用とはいえ)女性も男性と同じエリアに入ってこれる
・スマホ持ち込み可、写真撮影も可
なことです。
テラスにも鍵付き貴重品ボックスはちゃんとあるので安心です。
私は既に4500円分の座席指定券を買っていたので、それに加えて6000円はだいぶ強気な価格だと思ったのですが、それを買わずに来る分には温泉に入れてしかも球場の雰囲気も味わえるので結構お得な価格かもしれませんね。
スタグルというものはどうしても狭い座席で隣の人に配慮しながらせせこましく食べる、というイメージがありますが、ここのレストランでは店内で飲食可能な場所も多いです。
市内は決して飲食店が充実しているとはいえないので、普通にレストラン感覚で普段使いしている市民もいるかもしれませんね。
試合終了~その後
カープ 1-0 ファターズ
2戦目もカープが取って勝ち越し決定!
パリーグを代表する左腕・加藤貴之と、この時点でセ防御率1位・九里の息詰まる投手戦でした。勝負を分けたのは九里の好投はもちろん、カープの誇る菊池・矢野の鉄壁二遊間でしょう。ピンチの場面でことごとく好守が飛び出していました。
それにしてもカープの選手はこのエスコンフィールドで躍動していましたね。結局3戦目も取ってファイターズを3タテしてしまいました。
天然芝での戦いはカープに一日の長があるということでしょうか。
試合後には広島にゆかりのあり、新庄監督の友人でもあるTEE氏、HIPPY氏の2人のライブが行われました。芸能に疎い私でも『ベイビー・アイラブユー』は知っています。
試合が早く終わったので存分にライブを楽しむことができました。
最後にHIPPY氏が
と言っていましたが、このときは何故だか謎の頭痛に襲われたカープファンも多かったことでしょう。
なお、先述したようにこの日はルーフオープンの予定があったのですが悪天候により中止に・・・。この雰囲気の中見れたら最高だっただろうになあ。
さすがにこの日はあまり迷わずに脱出出来ました。
さて今日はどうやって札幌まで戻ろうかと外に出てみるとエグい行列ができていました。なんとこれ全部シャトルバスの待機列です。
この日は悪天候とはいえ雨は降ったり降らなかったりだったので歩いて駅まで行きましたが、雨だったら相当な地獄になっていることは想像に難くありませんね・・・。
ちなみに、この時期であれば個人的には歩いて駅に向かうことをお勧めします。涼しい夜風に吹かれながら試合の余韻に浸れるので。まあ私はいつも勝っても負けても試合後には一人で歩くのが好きなんですけどね。
試合後のエスコンフィールド。美しいですねー。
また2年後の交流戦、いや北海道に来たときには寄ってみたいと思います。
試合日には臨時快速が運行されるため、22時台には1時間に9本というかなりの過密ダイヤに なります。
後発の臨時快速の方が先にホームに待機しており、座れるのでそっちの方に乗りました。
まとめ
散々言われていたアクセス関連について個人的にそこまでの不満は無かったのですが、やはり球場周辺に宿泊施設が少ないのはつらいところですね。
とはいえ1年目ですし、小さな街に突然沢山の人が押し寄せるようになったわけですからさすがにしょうがないと思います。
どちらかというと、今ある問題点を改善していったらどんな素晴らしいスタジアムになるのかというワクワク感の方が大きいですね。
現時点でも、とにかく来てくれた人に満足して帰ってもらおうという気概をひしひしと感じたので、これから北海道の代表的な観光スポットとなっていくことを期待しています。私の友人もいつかはテレビに出演するような立場になったりするかもしれませんし・・・。
長くなりましたが、ここまでありがとうございました。
ではでは。